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(愛知県の道の駅 no.13)

道の駅 にしお岡ノ山

駅基本情報
駅名 にしお岡ノ山(にしおおかのやま)
住所 愛知県西尾市小島町岡ノ山105-57
コード 17 145 728*52
駅名の由来 「にしお」は市名の西尾市より。「岡ノ山」は地域名。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶店
休館日 無休
営業時間 6:00~18:00
(レストラン 7:00~15:00)
(喫茶店 10:00~16:00[土日祝は17:00まで])
特産品 西尾茶各種(煎茶/抹茶/玄米茶/等)、 西尾茶銘菓(茶々丸/抹茶ロールケーキ/茶ようかん/抹茶ミルク豆/抹茶ゼリー/抹茶パピロ/抹茶ポップコーン/等)、 西尾煎餅各種(みかく/金沢商店/丸政製菓/イケダヤ/富士見屋/等)、 西尾吉良うどん、西尾ピザ、キリマルラーメン、安城ハム

道の駅 にしお岡ノ山の特徴

  • 市の名物「西尾の抹茶」を使った商品が多数

  • 「西尾せんべい」も名物。7つのメーカーが味を競う

  • 喫茶店では「稲荷山モンブラン」が人気

お茶が5割、煎餅が3割

 愛知県南東部の豊橋市と豊明市を結ぶ無料の高規格道路の名豊道路(国道23号線バイパス)。 その名豊道路の中間点よりやや北西側の西尾市内に本駅「にしお岡ノ山」はある。 まず最初にアクセス上の注意点を一つだけ。 本駅は名豊道路の上り車線(豊橋方面行き)に設置されているため、上り車線からのアクセスは容易。 逆に下り車線(豊川・名古屋方面行き)からは一つ手前のインター(西尾東IC)で降りて県道43号線経由で向かう必要がある。 道順が少々複雑なので、名豊道路を往復される方は豊橋方面に向かう途中で本駅に立ち寄るのが良いだろう。 なお、名豊道路は本稿を記載している2024年3月時点では未通区間が残り「ぶつ切れ」の状態。 ただ、2024年度内には全線開通が予定されており、ますます利便性の高い道の駅になることが予想される。 ちなみに本駅の駐車可能台数は普通車66台+大型車34台分。 県内の道の駅の中では駐車スペースは広い方だが、何と言っても名豊道路は県内屈指の交通量を誇る道路。 全線開通後は更に利用客が増えると予想され駐車スペース不足にならないか少々心配である。
 さて、本駅の紹介に移るが、本駅で販売されている商品はかなり特徴がある。 それは「西尾茶」と「西尾煎餅」が商品の多くを占めていること。 商品数を詳細に数えた訳では無いが、農作物を除く特産品の品数はおおよその目測で「西尾茶関連が約5割」 「西尾煎餅関連が約3割」といった感じ。 本駅でのお土産探しは「西尾茶」「西尾煎餅」を中心にチェックするのが良いのではないだろうか。

西尾茶を使った商品がたくさん

 本駅の中心的存在の西尾茶だが、西尾市の観光協会によると730年以上の歴史を持つ伝統産業であり、 特に抹茶は全国の生産量の20%も占めている。 本駅では西尾茶を店舗の中央付近で大々的に販売。 30以上の生産者の西尾茶が販売されている。 抹茶が有名な西尾茶だが、煎茶、玄米茶も販売されており、生産者と茶の種類の組み合わせは50種以上。 価格帯も100gで381円の廉価のものから1080円の高級茶まで様々。 これだけ種類があるとどれを購入すべきか迷ってしまう。
 西尾茶を使った菓子類のバリエーションも物凄い。 西尾抹茶がたっぷり入った大福「茶々丸」はお土産として大人気。 その他「抹茶ロールケーキ」「西尾茶ようかん」「抹茶ミルク豆」「抹茶ゼリー」 「葵の抹茶せんべい」「抹茶パピロ」「抹茶あめ」「抹茶ポップコーン」など多種多様。 土産選びに迷った方には「西尾抹茶尽くし」という西尾茶スイーツの詰め合わせもあるので如何だろうか。

7社の煎餅屋が味を競う

 西尾茶に続く本駅の準主役は「西尾せんべい」。 実は西尾市は「えびせんべい」発祥の地と呼ばれており、市内には実に20以上の煎餅屋が存在する。 本駅では私が数えた範囲では7つのメーカーが「西尾せんべい」を提供。 味を競うように横並びで販売されている。
 西尾せんべいの特徴はエビ、カニ、タコ、イカ等、海鮮系の煎餅が多いこと。 また、海鮮系の素材をそのままの形で煎餅にしているという特徴もある。 私は西尾市内に店舗を構える丸政製菓の「道の駅にしお岡ノ山限定煎餅(540円)」を購入。 エビ、イカ、タコ、海苔などの海鮮系素材を使った煎餅やわさび、チーズ等を使った煎餅など、 およそ10種類の煎餅の詰め合わせになっている。 目立つのはエビとイカの煎餅。この2つは素材がそのまま煎餅になっている(特にイカは姿焼きみたいな煎餅)。 風味も豊かで磯の香りもする。 また、限定煎餅は「道の駅にしお岡ノ山」のロゴ、シンボルの「風の塔」もプリントされており、 お土産にも最適である。
 西尾茶、煎餅以外では「西尾吉良茶うどん(これも西尾茶関連かも)」、 隣の碧南市のご当地「キリマルラーメン」等を販売。 チーズソースに西尾抹茶を配合したご当地の「西尾ピザ(1/4カット350円)」も販売されている。

「稲荷山モンブラン」も人気上昇中

 本駅の「食」の施設はレストラン「IPPUKU(いっぷく)」と喫茶店「岡ノ山茶屋」の2つ。 どちらも西尾市ならではの「食」を味わうことが出来る。
 面白いことにどちらの施設もスイーツ「モンブラン」が名物であること。 「IPPUKU」では地産の栗を使った「和栗モンブラン(季節限定/950円)」が人気。 一方「岡ノ山茶屋」では「稲荷山モンブラン(700円)」が人気。 特に本駅の推し商品は「稲荷山モンブラン」。 稲荷山とは市の西部にある小高い丘陵地で、稲荷山公園からは長閑な茶畑の風景を一望することが出来る。 その稲荷山公園から見る茶畑を形状で表現したのが「稲荷山モンブラン」。 もちろん西尾抹茶を配合した餡を使っており、西尾抹茶の味、芳香を感じることが出来る。
 その他では「IPPUKU」では御膳、丼物、カレー、麺類を提供。 「季節の御膳(880円)」「唐揚げ御膳(980円)」「釜揚げしらす丼(1080円)」「うなぎ丼(1080円)」等、 比較的廉価で味わうことが出来るのが嬉しい。 「岡ノ山茶屋」では「酪牧場のソフトクリーム(330円)」「渾身の抹茶ラテ(300円)」 「抹茶トースト」等を味わうことが出来る。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

少々小ぶりな物産館(左の建物)。この小さな建物の中に西尾市の特産品が詰まっている。 (右側の建物はトイレと情報館)

風の搭

本駅の名物の「風の塔」。遠くからもはっきりと見える(高さ20m)。夜間はライトアップされるらしい。

西尾茶

店内では西尾茶だけでも50種類以上。私は手軽に飲むことが可能な缶入りのお茶を購入。

西尾せんべい

西尾せんべいも本駅で多数販売。私は本駅限定の丸政製菓の「道の駅岡ノ山限定煎餅(540円)」を購入。 海鮮煎餅各種+風の塔がプリントされた煎餅も入っている。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①アクセスイン西尾
 [MAPCODE] 17 112 245*82
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に3km
 - 料金(1人3,818円、2人計6,545円~)
 - 朝食付きプランもあり[+909円/人]
 - 【注意】駐車場は近隣コインパークを利用(1日1,000円~1,500円)

   

■②第1ビジネスホテル タケソウ
 [MAPCODE] 17 111 326*85
 (口コミ平均2.8点/5点満点)

 - 道の駅から南西に3km
 - 料金(1人4,500円~)
 - シングルルームのみ/食事付きプランもあり

   

■③ビジネスホテルアーク碧南店
 [MAPCODE] 17 198 409*01
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から西に7km
 - 料金(1人4,000円、2人計7,454円~)
 - 食事付きプランもあり

   

■④ABホテル 岡崎
 [MAPCODE] 51 604 761*06
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に11km
 - 料金(朝食付き1人6,363円、2人計7,636円~)
 - 無料のお手軽夕食付

   

My Select

■④ABホテル 岡崎

朝食無料のビジネスホテルは数多くあるが、無料のお手軽夕食が付いた宿は滅多にない。 「お手軽」といっても写真のように普通のボリューム。しかも美味しい。コスパ抜群。

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)