AROUND JAPAN

(静岡県の道の駅 no.18)

道の駅 潮見坂

道の駅基本情報
駅名 潮見坂(しおみざか)
住所 静岡県湖西市白須賀1896-2
コード 43 015 758*21
駅名の由来 本駅の近くの旧東海道の32番宿の白須賀宿の近くにある坂の名称より
施設 物産館、海産物直売所、農作物直売所、レストラン、足湯施設
休館日 無休
営業時間 8:00~18:30[スタンプは24時間]
(レストラン 8:30~16:00[土日祝は18:00まで])
道の駅の特産品 しらす、青さ海苔、ヤマサのちくわ、石松餃子、うなぎパイ、こっこカステラ、田舎みそまん、 うなぎいもチップス、うなぎいもかりんとう、三ヶ日みかん、三ヶ日みかん創作菓子、三ヶ日みかんチップス、 浜名湖のり塩ポテトチップス、浜名湖海苔、潮見うどん、安倍川餅、栗おこわ

遠州灘を臨む絶景の道の駅

 東名高速道路の三ヶ日ICから国道362号線→国道301号線等を通って南に21km、 静岡県南西部の湖西市に「道の駅 潮見坂」はある。 一応、最寄りのインターからのアクセスを記したが、 おそらく本駅利用者の大半はこのルートは用いず、 国道1号線バイパス(名古屋・大阪方面からは国道23号線バイパス)をひたすら走ってきた方だろう。 実は国道1号線バイパス→国道23号線バイパスを使って静岡・愛知を横断するルートは、 高速代を節約したい方にとっては必須のルート。 特に本駅近くの国道1号線潮見バイパスは信号が無く、制限速度は80kmと高速道路にかなり近い。 このルートを使えば高速利用時とそれ程変わらない時間で(1.5倍くらいは掛かるが)、 無料で静岡から名古屋市街地まで抜けることが出来る。

 そんな倹約ドライバーにとって本駅は必要不可欠な道の駅。 なんといっても国道1号線・国道23号線バイパスは道の駅がとても少なく、 本駅の東側の道の駅「掛川」までは62km、北西側の道の駅「筆柿の里幸田」までは43km。 必然的に本駅で休憩を取るドライバーは多く、年間105万人の来客数を集める人気の道の駅だった。 2019年5月に近隣に道の駅「とよはし」がオープンするまでは…

道の駅 | 潮見坂 | 道の駅看板
道の駅看板
 本駅の競合となる道の駅「とよはし」の開業に伴う影響は大きく、 最新の統計では本駅の利用客はピーク時から40%マイナスの年間66万人。 ただ、利用者側の立場から見れば駐車場の混雑が無くなったのは朗報と言えるだろう。 駅から見る遠州灘の絶景遠州灘を見ながら温まる足湯は健在。 特に本駅から見る朝日は美しく、県内屈指の初日の出を拝むスポットになっている。

道の駅 | 潮見坂 | 足湯施設
遠州灘を正面に臨む足湯施設
道の駅 | 潮見坂 | 遠州灘の景色
駅から見る遠州灘の景色。初日の出を拝む人気のスポットでもある。

(広告の下に記事が続きます)


「うなぎいも」と「三ケ日みかん」

 本駅は農作物直売所レストランが同居する建物から成る道の駅。 以前は「おみやげ館」と呼ばれるプレハブの土産品を専門に扱う建物が存在したが、 利用客減少の影響のためだろうか、取り壊しになっている。 土産品の販売コーナーは農作物直売所の建物の奥の方に移動。 ちょっと分かりづらくて見落としがちだが、土産品コーナーも忘れずにチェックしたい。

道の駅 | 潮見坂 | 駅施設
駅施設(2013年2月撮影)。この頃は駐車場は常に満車状態。現在はかなり駐車スペースに余裕がある。
 浜名湖の西側に位置する本駅は浜名湖の幸が目に付く存在。 王道の「うなぎパイ」はもちろん大人気の商品。 それと共にうなぎの頭や骨を肥料にして育てたさつまいも、通称「うなぎいも」を使った商品も人気になっている。 うなぎいもを使った商品には「うなぎいもチップス」「うなぎいもかりんとう」「うなぎいもサブレ」など多数。 私は「うなぎいもチップス」を購入して食べてみたが、普通のさつまいもチップスと比較して甘味が濃い感じ。 もしかしたらこの濃さがうなぎを肥料にした効果なのかも知れない。
道の駅 | 潮見坂 | うなぎいもチップス
物産館では「うなぎいも」を使った商品が人気(写真は「うなぎいもチップス」)
 また、浜名湖はしらすが獲れることでも有名。 レストランの入り口近くにある水産物販売コーナーでは名物の「浜名湖しらす」が販売されている。 しらす好きな方は要チェックである。

 湖西市の名物と言えば「三ヶ日みかん」も外せない。 10月から2月のみかんの旬の季節は農作物直売コーナーに三ヶ日みかんが大量に並ぶ。 三ヶ日みかんの加工品も本駅の人気商品で「三ヶ日みかんゼリー」「三ヶ日みかん創作菓子」 「三ヶ日みかんポテトチップス」等が販売されている。 その他では全国餃子グランプリで優勝の「石松餃子」を始め、 「こっこカステラ」「田舎みそまん」「安倍川餅」「潮見うどん」「浜名湖産のり塩ポテトチップス」等、 地産の商品が多数取り揃えられている。

 本駅は総菜コーナーが充実しているのも特徴。 特に栗がたっぷり入った「栗おこわ(490円)」は人気の商品。 個人的には本駅の「栗おこわ」は訪れた際は必ず購入するお気に入りの商品。 よろしければ、試してみるのは如何だろうか。

道の駅 | 潮見坂 | 栗おこわ
私の大のお気に入りの「栗おこわ」。とにかく栗の量が凄い。

「しらす丼」が人気No.1

 本駅はレストランでも浜名湖の幸を満喫することが出来る。 「浜名湖の幸」と言えば「うなぎ」だが、実は浜名湖のうなぎは年々希少価値が高まっており、 市内の和食処でも中々味わうことが出来ない逸品。 ただ、本駅のレストランでは地元の漁業関係者の協力もあり、 浜名湖うなぎを贅沢に一尾のせたうな丼を味わうことが出来る。 価格は2,960円と結構値が張るが、浜名湖うなぎを満喫するのは中々希少な体験。 ちょっと奮発して味わってみるのは如何だろうか。

 廉価なメニューでは浜名湖しらすがたっぷり乗った「しらす丼(980円)」が人気のメニュー。 この「しらす丼」、とにかくしらすの量が物凄い。 ご飯が見えないくらい…どころの量ではない。ご飯の上にしらすが2層くらい積もっている。 オリジナルのタレ、うずら卵も付いているので、色々な味付けで楽しみたい。 その他にも浜名湖産の生海苔をのせた「生のリ丼(860円)」もある。

 浜名湖の幸に拘らなければ「唐揚げ定食(1000円)」「魚フライ定食(1000円)」「チャーシュー丼(880円)」 「ラーメン(650円)」「かけそば/うどん(550円)」とメニューは豊富。 朝8:30から営業しているので朝食に利用することも可能である。

道の駅 | 潮見坂 | しらす丼
レストラン人気No.1のしらす丼。しらすがたっぷりと入っている。
道の駅 | 潮見坂 | うなぎいも農園に飼われているヤギ
うなぎいも農園に飼われているヤギ

【その他の道の駅はこちらから】

 静岡県の道の駅
 全国の道の駅


近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ホテルルートイン浜名湖
 [MAPCODE] 43 169 819*75
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に8km
 - 料金(朝食付き1人6,637円、2人計12,956円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 全客室でWOWOW無料視聴可

   

■②ホテルnanvan浜名湖
 [MAPCODE] 43 170 354*74
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に10km
 - 料金(朝食付き1人6,091円、2人計10,728円~)
 - 2食付きプランもあり

   

■③くれたけイン浜名湖
 [MAPCODE] 43 170 476*52
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に10km
 - 料金(朝食付き1人6,000円、2人計7,638円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 更にお得な当日割あり

   

■④活魚の宿 あさしお
 [MAPCODE] 43 086 647*67
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に10km
 - 料金(2人計9,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 全客室が浜名湖を眺められるレイクビュー
 - 浜名湖で採れた新鮮魚介を使った料理が自慢

   

🐶ペット旅

■⑤ペットと泊まる絶景湖畔のグルメ宿「ペロはまなこ」
 [MAPCODE] 43 260 186*88
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に11km
 - 料金(1人10,910円、2人計11,228円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 🐶ペット可[追加料金+2,000~4,000円]
 - 全面芝の300坪ドッグランあり

   

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)