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(静岡県の道の駅 no.07)

道の駅 天城越え

駅基本情報
駅名 天城越え(あまぎごえ)
住所 静岡県伊豆市湯ヶ島892-6
コード 248 681 243*88
駅名の由来 駅近くの伊豆市と河津町の境にある「天城峠」より。天城トンネルが開通する前は天城峠を越える「天城越え」は難所であった。 川端康成の小説の伊豆の踊子の舞台でもあり、石川さゆりの歌でも有名である。
施設 物産館、レストラン、わさび販売店、惣菜の店(竹の子かあさんの店)、伊豆近代文学博物館
休館日 無休
営業時間 8:30~16:30
(惣菜の店 9:30~16:00)
(レストラン 10:00~15:00)
特産品 わさび、わさび漬け、わさびソフトクリーム、わさび茶漬け、わさびチョコロール、わさびきゃらぶき、菓子「伊豆の踊子」、 桜葉せんべい、桜かりんとう、甘夏もち、くるみもち、黒きんつば、桜きんつば、天城越えオリジナル手ぬぐい、ガラス細工

伊豆の踊子の舞台

東名高速道路の沼津ICから国道139号線、国道414号線を使って南に約40キロ、伊豆半島のほぼ中央部に本駅「天城越え」はある。 途中、国道414号線に入ってからは民家が殆どない完全な林間道路、 緑の中のドライブの途中にいきなり本駅を示す道の駅看板が現れる。 「天城越え」の駅名は本駅から3キロ南にある天城峠に由来する名称。 川端康成の小説「伊豆の踊子」の物語の出発点、 「私(=川端康成)と踊り子の出会い」の地である。 何度も映画化された名作「伊豆の踊子」の舞台を訪れる観光客は今でも多く、 伊豆の踊子の観光拠点である本駅は山奥にありながら数多くの観光客を集める人気の道の駅になっている。 本駅を訪れた際には是非とも旧天城トンネル、浄蓮の滝、河津七滝など伊豆の踊子の所縁の地を訪れることをお勧めしたい。

わさびが特産品

本駅の施設は物産館(わさび直営店)、レストラン(山のレストラン)、惣菜店(竹の子かあさんの店)から成る施設構成。 有料施設の伊豆近代文学博物館もあり、その横にも天城越えオリジナル手拭いやオリジナルポーチを販売する土産店もある。 物産館「わさび直営店」は名のとおり伊豆地方の特産品のわさび販売を中心とする施設。 「わさび漬け」「わさび茶漬け」「わさびウインナー」「わさび煎餅」「椎茸わさび」「わさびキャラブキ」 「わさびチョコロール」等のわさび加工品が販売されている。 あまり都会では目にする機会が少ない「すりおろす前のわさび(葉付きの茎の状態)」も販売されている。 わさび以外にも第22回全国菓子博覧会で内閣大臣賞を受賞した銘菓「伊豆の踊子」、 「黒きんつば」「桜きんつば」「桜葉せんべい」「桜かりんとう」等も販売されており、辛いものが苦手な方でも安心である。 山のレストランでは「わさび」と「カルボナーラ」をミックスしたオリジナルメニューの「わさポナーラ」が人気。 「猪ラーメン」「猪丼」「とろろご飯セット」「わさび菜豚チャーハン」等、他では味わうことができないメニューも沢山ある。 総菜店「竹の子かあさんの店」では椎茸コロッケが人気。1個120円なので小腹を満たすには丁度良い。

元祖vsオリジナル わさびソフト対決

さて、本駅で是非試して頂きたい商品は「わさびソフトクリーム」。 本駅には山のレストランが提供する「元祖わさびソフトクリーム」と、 わさび直営店が提供する「オリジナルわさびソフトクリーム」の2つあるが、 この2つのわさびソフトクリーム、全く別の食べ物と考えたほうが良い。 「元祖わさびソフト」はソフトクリームとわさびが完全に混ざり合ったもの。 意外と甘く、色(緑色)さえ見なければバニラソフトクリームと言われても気が付く人は少ないと思う。 一方「オリジナルわさびソフト」は白いバニラソフトの一部に磨り下ろしわさびを塗ったもの(写真参照)。 こちらは食べ方に本当に気を付けてもらいたい。 間違って摩り下ろしたわさびをそのまま食べてしまうと胃が痛くなるくらい辛い。 上手にわさびとソフトクリームを混ぜ合わす必要がある。 ただ、わさびの味を感じるのは「オリジナル」の方。 初心者は「元祖」、慣れてきたら「オリジナル」を食べるのが私のお勧めである。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設1

駅施設(その1)。左が伊豆近代文学博物館、右が山のレストラン。

駅施設2

駅施設(その2)。左がわさび直営店、右が竹の子かあさんの店。

わさび加工品

特産品のわさび加工品。左がわさび漬け、右がわさびウインナー。

オリジナルわさびソフト

摩り下ろしわさび付きの「オリジナルわさびソフト」。スプーンで上手にソフトクリームと混ぜて食べないと本当に辛い。

旧天城トンネル

伊豆の踊子の舞台になった旧天城トンネル

浄蓮の滝

駅から2キロ北にある浄蓮の滝

河津七滝

駅から10キロ南にある河津七滝(初景滝)

河津七滝の紅葉

河津七滝は紅葉のスポットでもある

河津七滝ループ橋

こちらも観光スポットの河津七滝ループ橋。国道414号線をそのまま南に約10キロ進むとループ橋に入る。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①水のみち・風のみち 湯ヶ島 たつた
 [MAPCODE] 248 801 171*04
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に5km
 - 料金(1人8,728円、2人計15,638円~)
 - (湯ヶ島)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 伊豆箱根で唯一川床のある宿

   

■②谷川の湯 あせび野
 [MAPCODE] 248 801 103*43
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北に5km
 - 料金(2食付き2人計54,000円~)
 - (湯ヶ島)温泉あり/ハイクラス
 - 全室掛け流し温泉付きの宿

   

■③温泉民宿 天城ベニ屋
 [MAPCODE] 248 801 317*20
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に6km
 - 料金(2人計13,000円+入湯税[150円/人]~)
 - (湯ヶ島)温泉あり/食事付きプランもあり

 

■④文豪川端康成『伊豆の踊子』執筆の宿 湯本館
 [MAPCODE] 248 801 397*82
 (口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北に6km
 - 料金(2食付き2人計30,000円~)
 - (湯ヶ島)温泉あり
 - 狩野川に手が届きそうな野趣溢れる野天風呂が人気

   

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■④文豪川端康成『伊豆の踊子』執筆の宿 湯本館

本駅を訪れる方の中には「伊豆の踊子」の足跡を巡る旅をされている方も多いだろう。 そのような方には本宿は現代風に言えば「聖地」。狩野川スレスレの露天温泉も風情がある。


🐶ペット旅

■⑤リブマックスリゾート天城湯ヶ島
 [MAPCODE] 248 771 785*22
 (口コミ平均3.5点/5点満点)

 - 道の駅から北に7km
 - 料金(1人5,052円、2人計5,614円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - ペット可のプランあり[2食付き2人計16,000円~]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)