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(福井県の道の駅 no.18)

道の駅 南えちぜん山海里

道の駅基本情報
駅名 南えちぜん山海里(みなみえちぜんさんかいり)
住所 福井県南条郡南越前町牧谷39-2-2
コード 200 294 375*73
駅名の由来 駅名は公募により決定。町名の「南越前町」に、南越前町の特徴でもある山の風景、海の風景、 里の風景を表す言葉として「山海里」が駅名に付けられた。
施設 物産館、農作物直売所、フードコート、喫茶店、さんかいりパーク、 【南条SA上り線施設】物産館、レストラン、コンビニエンスストア、スターバックス
休館日 無休
営業時間 9:00~20:00[スタンプは24時間]
(フードコート 店舗により異なる[各店のorを取ると10:00~19:30)
(喫茶店 9:00~19:30)
(南条SA内物産館 24時間)
(南条SA内レストラン 24時間)
(南条SA内コンビニ 24時間)
(南条SA内スターバックス 7:30~21:00)
道の駅の特産品 ハスの実入り生羽二重餅、自然薯入り生羽二重餅、羽二重餅、焼き鯖寿司、山海里弁当、カイリューの六乗大麦カレー、 武生製麺の生そば、谷口屋のおあげ、ハスバウム、今庄宿味噌せんべい、今庄そば、團助ごま豆腐、ホタルイカの塩焼き、 白えび味噌汁、越前地酒「花垣」「一乃谷」「富久駒」

南条SA直結の道の駅

 北陸地方4県(福井/石川/富山/新潟)を最短距離で繋ぐ北陸自動車道。 その北陸自動車道の南条SA(上り線)に直結する形で「道の駅 南えちぜん山海里」がある。 アクセス上の注意点を挙げると、高速道路から本駅に直接アクセス可能なのは上り線(滋賀・大阪方面)のみ。 下り線利用の場合は一旦、南条スマートICで降りる必要がある(下り線・南条SAに車を停めて徒歩で本駅に向かうことも一応可能/約1km)。 本駅が位置しているのは福井県南部の南越前町。 下道を利用する場合は国道365号線→県道203号線を使うルートが一般的である。
 今回、私は下道を使って本駅にアクセス。 到着した時は「綺麗でお洒落な道の駅だけど人が少ないな」という印象を受けたが、 入り口から入ってエスカレーターで商業施設が並ぶ2階に上がると人がびっしり。 更に高速道路側の出入り口を抜けて南条SAに向かうと大変な人だかり。 それもそのはず、本駅は2023年の統計で県内の観光施設では第2位、 道の駅に関しては断トツ1位の年間121万人の利用客を集める人気の施設である。
 本駅は道の駅と南条SA(上り線)の施設を同時に利用できるのが魅力。 両者を合わせれば物産館が2つ。 食事処はステーキ/そば/海鮮丼/寿司/パスタ/洋食/ラーメン/カフェ/ジェラードなど選択肢は無限大。 コンビニにスターバックスまである。 しかも、南条SA内の施設はその多くが24時間営業。 文句なしに利便性の高い道の駅になっている。

日本一食べにくい菓子が話題

 まずは道の駅構内の施設の紹介を。 道の駅の施設には農作物直売所を兼ねた物産館、及び7つの店舗が入るフードコートがある。
 物産館はかなり大規模で、パッと見た感じでは販売されている商品の種類は軽く1000品は超えていそう。 福井名物の「羽二重餅」「團助ごま豆腐」等が販売されている。 注目したい商品は本駅限定の「ハスの実入り生羽二重餅(648円)」。 注目ポイントはパッケージに記されている「とても食べにくい」「技術が必要」の文字。 実際に付属の木製スプーンで食べようとすると、なかなかスプーンに絡まない、 餅に粘りがあり過ぎて一口サイズに切ることが出来ない、餅にハスの実が絡まない等、結構難しい。 個人的に私は日本一食べにくい菓子は山梨県名物の「桔梗信玄餅」だと思っていたが、 この生羽二重餅の食べにくさはそれ以上。個人的に「日本一食べにくい菓子」と認定したい。 味に関しては中々の美味。甘い餅と清涼感を与えるハスの実の組み合わせが素晴らしい。
 フードコート内には「一番星」「極み海鮮丼」「選び寿司」「そば処いまじょう」「FIELD & SOIL」「聚楽」 「Uminami CAFE」の7店舗が入る。 「一番星」はステーキと丼の店で「牛サーロインステーキ定食(3000円)」「ソースカツ丼(1500円)」等を提供。 「極み海鮮丼」では店名と同名メニューの「極み海鮮丼(4000円)」を始めとして「カニ面海鮮丼(2800円)」「福井サーモン丼(2500円)」等を提供。 「選び寿司」は握りや海鮮チラシなどを提供。 「そば処いまじょう」では福井名物の「おろしそば」等を提供。 「FIELD & SOIL」ではパスタ(1400円~2000円)、ピザ(1300円)、カレー(1000円~1700円)を提供。 「聚楽」ではソフトクリーム/シェイク/クレープを提供。 「Uminami CAFE」ではコーヒー等の飲み物と共に「とんかつサンド」が人気商品になっている。

南条SA内にも多彩な施設

 南条SA内の施設も多彩で大規模。物産館、コンビニ、食事処は24時間営業(食事処の1店舗は除く)であり、利便性も抜群である。
 こちらの物産館も大規模で商品の種類は軽く1000品は超えてそう。 品揃え的には道の駅の物産館とかなり被るが「はぶたえ生もっちプリン」等、SA内限定の商品もある。
 「食」の施設は「ボルガ食堂」「おぼろや」「越前塩中華」「越前地磯亭」の4つ。 「ボルガ食堂」ではオムライス、トンカツ、デミグラスソースが一体化した「ボルガライス(1400円)」が圧倒的な人気商品。 累計25万食を売り上げているらしい。 「おぼろや」はそばとうどんの店。人気は福井名物の「おろしそば(950円)」。 「おろしそば&ミニソースカツ丼(1300円)」「おろしそば&焼き鯖寿司(1400円)」も人気になっている。 「越前塩中華」は塩/味噌/醤油ラーメンを味わうことが出来る店。 自慢はもちろん店名に入っている「塩」。「元祖越前塩中華(850円)」は不動の人気メニューである。 「越前地磯亭」は海鮮料理を提供する店。一番人気は甘エビ等、5つの素材が乗った「海鮮丼(2500円)」である。

親子で楽しむ「さんかいりパーク」

 買い物に食事、楽しみいっぱいの本駅だが、楽しみは物産館、レストランに留まらない。 本駅はキッズルームを併設。親子で楽しむことが出来る。
 キッズルーム内にはガラス面を利用した景観抜群のミニボルダリングコーナーがある。 ミニトランポリンやミニジャングルジムもあり、お子様の年齢に応じた楽しみ方を提供している。 究極は3階のキッズゾーンから外に飛び出す「ロングすべり台」。 キッズルーム内の利用時間は10時から17時だが、 屋外の「さんかいりパーク」では夜間ライトアップが行われ幻想的な空間を楽しむことが出来る仕組みになっている。



道の駅 | 南えちぜん山海里 | 道の駅看板

道の駅看板(一般道用)

道の駅 | 南えちぜん山海里 | 駅施設

一般道側から見た駅施設。2階に物産館などの商業施設が並んでいる。

道の駅 | 南えちぜん山海里 | 駅施設

高速道路側から見た駅施設

道の駅 | 南えちぜん山海里 | フードコート

道の駅のフードコート。7つの店舗が入る。

道の駅 | 南えちぜん山海里 | はすの実生羽二重餅

物産館で販売されている「はすの実生羽二重餅」。 「とても食べにくい」「技術が必要」とパッケージに記載されている。

道の駅 | 南えちぜん山海里 | はすの実生羽二重餅

「はすの実生羽二重餅」を付属の木製スプーンで掬ってみた。 これはかなりうまくいった方。かなり食べにくいけど美味しい。

道の駅 | 南えちぜん山海里 | 南条SA上り線

道の駅は南条SAの上り線側と直結。南条SAも多彩な施設がある。

道の駅 | 南えちぜん山海里 | さんかいりパーク

道の駅に併設されている「さんかいりパーク」。 名物は3階のキッズルームから直結しているロングすべり台。

「道の駅 南えちぜん山海里」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①花はす温泉 そまやま
 [MAPCODE] 200 207 646*70
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南東に4km
 - 料金(1人5,455円、2人計9,092円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり

   

■②しきぶ温泉湯楽里
 [MAPCODE] 200 407 201*30
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に8km
 - 料金(1人5,500円、2人計10,456円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり

   

■③今庄の宿かねおり
 [MAPCODE] 200 084 343*55
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に9km
 - 料金(1人5,182円、2人計9,274円~)
 - 食事付きプランもあり

   

■④地域まるっと体感宿 玉村屋
 [MAPCODE] 200 084 155*51
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から南に9km
 - 料金(朝食付き1人4,546円、2人計8,182円~)
 - 築100年の古民家を改装した宿
 - 宿場町「今宿」を体感できる宿

 

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)