(千葉県の道の駅 no.27)
道の駅 みのりの郷東金
駅名 | みのりの郷東金(みのりのさととうがね) |
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住所 | 千葉県東金市田間1300-3 |
コード | 271 541 790*70 |
駅名の由来 | 「みのりの郷」は施設名称。「東金」は市名より。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、緑花木市場、イチゴ農園(いちご狩り体験施設) |
休館日 | 1/1~1/3 (いちご狩り 5月中旬~1/3、木曜日) |
営業時間 | 9:00~18:00 (レストラン 10:00~15:00) (緑花木市場 9:00~18:00[11月~2月は17:00まで]) (いちご狩り 初回9:30、最終11:30) |
特産品 | 東金西川園の茶各種(煎茶/紅茶/ゆず緑茶/ドクダミ茶/等)、河野製茶工場の茶各種、落花生、落花生饅頭「東金物語」、 ホワイトストロベリー、いちごクランチチョコ、いちごリキュール、いちごパイ、いちごサイダー、 そば屋本気のだし巻きサンド、焼き菓子バスケット、フロマージュサブレ、盆栽各種 |
道の駅 みのりの郷東金の特徴
- 品数は2000種以上。県内最大級の道の駅
- お茶とイチゴが特産品。加工品も多数販売
- 緑花木市場を併設。見事な盆栽を展示販売
なんにもないようで…
首都圏連絡自動車道の東金ICから国道126号線を通って東に9km、
千葉県東部の東金市に本駅「みのりの郷東金」はある。
本駅までの道中は、途中、東金市の中心街は賑やかな雰囲気がするが、約8割は長閑な田畑の風景。
ただ、その割には道路の整備状況が素晴らしい。
本駅に至る国道126号線は上下線が完全にセパレートされた片側2車線の道路。
渋滞のストレスを感じることなく本駅まで辿り着くことが出来るだろう。
ところで東金市と聞いて皆様は何を思いつくだろうか。
実は東金市が自ら掲げるキャッチフレーズは少し自虐的な「なんにもないようで…」。
例えば千葉県の道の駅なら富浦の「びわ」、千倉の「サザエ」、
和田浦の「鯨」のように予め目的をもって道の駅を訪れるのも楽しいが、
本駅のように「なんにもないようで…」というのもミステリアスで結構面白い。
本駅で販売されている特産品の種類はパッと見た感じで約2000種類(もっとあるかも)。
千葉県の道の駅では最大級と言っても間違いなさそう。
本駅では「なんにもないようで」実はたくさんある東金の特産品を発見するのも面白いだろう。
前身は「東金市緑花木市場」
東金市の特産品探しの前に、まずは簡単に本駅の生い立ちについて説明したい。
本駅の前身は「東金市緑花木市場」。現在でも施設の一部に含まれている緑花木市場が施設の中心だった。
実は東金市は知る人ぞ知る「植木のまち東金」として有名。
その後、緑花木市場の横に物産館兼農作物直売所を建設。
その数年後の2015年11月に道の駅登録、登録と同時に道の駅としての営業をスタートさせている。
既存施設を道の駅に登録した場合、個人的に気になるのが道の駅登録による売り上げへの影響。
本駅の場合は道の駅登録前後で売上は12.5%増加、損益は道の駅登録前の2014年は2064万円の赤字、
道の駅登録後の2015年は1285万円の黒字。
道の駅登録効果を見せつける形になっている。
まずは前身施設でもある緑花木市場について紹介したい。
ここでは100点くらいの盆栽が展示販売されている。
まあ、私のような素人には各々の盆栽の価値は判断できないが、
展示されている盆栽は荘厳で迫力のあるものばかり。
さすが、「植木のまち東金」という感じがする。
ちなみに価格は1万円~3万円が中心。中には16万円という高額の盆栽も販売されている。
お茶とイチゴが特産品
さて、「なんにもないようで…」と自虐する東金市だが、本駅の物産館に入るとそんなことは無いことが良く分かる。
まず、物産館の入り口付近に陣取っているのは「東金の茶」コーナー。
特に東金西川園のお茶は種類、数量とも豊富。
一般的な煎茶を始め紅茶、ゆず紅茶、ドクダミ茶、東金嬉野茶、東金八女茶などが販売されている。
その横には河野製茶工場のお茶各種を販売。
厳密にいえば河野製茶工場は隣の大網白里市だが、まあ、大網白里市には現状では道の駅が無いので、
道の駅巡りの途中で購入するのであれば本駅だろう。
また、落花生も東金市の特産品。殻が付いたもの、炒ったもの等、約50種類の落花生が販売されている。
そして物産館で最も目に付くのがイチゴを使った商品。
イチゴを1個丸ごと閉じ込めたホワイトチョコレートの「ホワイトストロベリー」を始めとして、
「いちごチョコレート」「いちごリキュール」「いちごパイ」「いちごチョコ餅」「いちごサイダー」等が販売されている。
12月から5月上旬は本駅のイチゴ農園でいちご狩りが出来るのも本駅の特徴。
料金は30分で1300円~2000円。もいだイチゴは併設のイートインスペースで味わうことが出来る。
名物は千葉県が開発したオリジナルのイチゴ「チーバベリー」。
少し小ぶりだが、甘さが凝縮しておりイチゴ狩りには最適な品種と言えそう。
個人的には「なんにもないようで…」のキャッチフレーズの後には「いちごがある」と続けてみたい。
「東金オリーブピザ」が人気
物産館から少し離れた場所(徒歩2分位)にレストラン&カフェ「とっチーノ」がある。
ここではピザ、パスタ、カレー、ご飯物、デザート類を味わうことが出来る。
人気のメニューは「東金オリーブと3種のチーズピザ(1600円)」。
実は東金市は温暖な気候を生かしてオリーブの産地化を目指している。
日本一のオリーブの産地である小豆島から苗木を譲り受け、
現在、市内には3000本ものオリーブの木が生育されている。
本駅の横にも200本の樹が植えられており、東金市産のオリーブを本駅で味わうことが出来る。
もっちもちの肉厚のナポリ風生地の「マルゲリータ(1250円)」も本レストランの人気のメニュー。
スパイシーな辛さが病みつきになる「焼きカレードリア(1180円)」も味わってみたいメニューである。
地元の米「粒すけ」を使ったご飯物のメニューはガッツリと食べたい方に最適。
東金黒大豆味噌ともろみで漬けた「やわらか国産鶏もろみ焼き(1380円)」、
地魚を使った「地魚フライランチ(1380円)」等、メニューは多彩。ご飯のおかわりは自由である。
デザート類では東金産紫そら豆が入った「クリームあんみつ(540円)」が人気。
東金産ブラックベリーを使ったソフトクリーム(450円)、
千葉県産キャラメルナッツを使ったソフトクリーム(450円)も人気になっている。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①HOTEL R9 The Yard 東金
[MAPCODE] 27 209 703*58
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に3km
- 料金(1人5,090円、2人計7,090円~)
■②ホテル東金ヒルズ 東金バイパス
[MAPCODE] 27 209 217*04
(口コミ平均3.4点/5点満点)
- 道の駅から南西に3km
- 料金(1人6,072円、2人計7,090円~)
- 日曜日割引あり
- ホテル周辺に多数の飲食店あり
■③シーサイドホテル九十九里
[MAPCODE] 271 491 162*53
(口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から東に9km
- 料金(1人6,700円、2人計10,800円~)
- 星空が綺麗な屋上ワイン露天風呂あり
- 海の幸を使った食事付きプランもあり
■④ドゥカーレ ガーデンホテル九十九里
[MAPCODE] 271 338 600*02
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に12km
- 料金(1人6,046円、2人計9,056円~)
- 食事付きプランもあり
- 🐶ペット可のプランあり[追加料金+2,500~3,500円]
- 楽天トラベルアワード銅賞受賞の宿
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■③シーサイドホテル九十九里
房総半島に来たならば海を見て、波の音を聞きながら眠りたいと思う方も多いのでは。 本宿はその願いが叶う上に星空が綺麗な露天ワイン風呂、海の幸満喫の料理まである。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)