道の駅　風和里しばやま

駅基本情報

駅名	風和里しばやま(ふわりしばやま)
住所	千葉県山武郡芝山町小池2568
コード	137 409 018*80
駅名の由来	「風和里(ふわり)」は飛行機が飛び立つ様子を表したもの。成田国際飛行場の滑走路の一部が芝山町の町域にある。 また、芝山町をイメージさせる風、和、里の漢字を当てている。 「しばやま」は町名の芝山町より。
施設	物産館、農作物直売所、喫茶コーナー
休館日	12/31～1/3
営業時間	9:00～18:00
特産品	しばやま米、古代米バウムクーヘン、桜葉そば、桜葉せんべい、さくら餅、どら焼き、きんつば、 下町バウムクーヘン、蜂蜜カステラ、焼き煎餅「鹿島太鼓」、古谷乳業の牛乳、牛乳プリン、いちご牛乳プリン

成田空港と共に

　南の方角からアクセスする場合は首都圏連絡自動車道の松尾横芝ICから県道62号線を北に4km、 北の方角からアクセスする場合は新空港自動車道の新空港ICから県道62号線を南に10km、 千葉県北東部の芝山町に本駅「風和里しばやま」はある。 高速インターから本駅に至る県道62号線は別名「芝山はにわ道」と呼ばれる道路。 実は芝山町は埴輪が数多く出土されることで有名。 県道62号線の道路脇には埴輪のモニュメントが存在するので、 散漫運転にならない程度に埴輪のモニュメントを楽しみたい。 また、近くには「芝山はにわ博物館」もあるので興味がある方は立ち寄るのも面白そうだ。
　その埴輪より芝山町で有名なものと言えば成田空港。 ただ、成田空港はその知名度よりも「芝山町域に成田空港がある」と認識されている方が少ないだろう。 事実、成田空港は面積の95%が成田市で芝山町域は僅か5%。 それでも本駅の駅名の「風和里(ふわり)」は飛行機が飛び立つ様子を表したもの。 町のマスコットの「しばっこくん」は飛行機の翼を背負うデザインにしており、 ひっそりと「空港のある町」をアピールしている。

芝山町の特産品は？

　本駅は農作物直売所を兼ねた物産館と軽食コーナーから成る小さな道の駅。 早速、物産館に入って芝山町ならではの商品を探したいところだが、これが中々難しい。 というのも芝山町はかなり小さな町で特産品の数がそもそも少ない。 また、町の特徴である埴輪と空港にスポットを当てて特産品を開発しようにも、 食品ではないこれらの対象物からヒット商品を産み出すのは難しそう。 私の探し方が悪いという可能性もあるが、残念ながら本駅ではこれといった芝山町の特産品が存在しないのが現状のようだ。 店内をぐるぐる回ってようやく見つけたのは柳月菓子舗の「桜餅」「どら焼き」「きんつば」の3品。 これらは正真正銘の芝山町の特産品である。 その他には東京都墨田区に拠点を置く乳糖製菓の「下町バームクーヘン」、 多古町に工場がある古谷乳業の「牛乳」「牛乳プリン」等が販売されている。
　農作物に関しては商品の約3割が芝山町産。 やはり小さな芝山町、全ての農作物を地産地消で賄うのは無理のようだ。 ほうれん草、ミニトマト等、町内で生産可能なものは町内産を、 玉ねぎ、ニラ等、町内で生産されていないものは町外産、他県産のものを調達し、 町民の買い物の利便性を向上させている。 その中で芝山町自慢の商品は地産の米「しばやま米(コシヒカリ)」。 私が訪れた時は5kgで2350円で販売されていた。