AROUND JAPAN

(千葉県の道の駅 no.11)

道の駅 あずの里いちはら

駅基本情報
駅名 あずの里いちはら(あずのさといちはら)
住所 千葉県市原市浅井小向492-1
駅名の由来 「あずの里」は駅施設周辺の地名の「安須」より。「いちはら」は市名の市原市より。駅名は一般公募により決定した。
施設 物産館、農作物直売所、軽食堂、ベーカリーカフェ
特産品 塩竃(菓子)、姉崎大根、木更津焼きのり、房州ひじき、味噌、はちみつバウムクーヘン、いちごシフォンケーキ、 あさりバターおかき、鯛せんべい、房州サブレ、びわ餅、もちもちゴパン

スポンサーリンク

恋人の聖地?

西は東京湾岸で東は房総半島の中心まで、千葉県の西部から中央部まで広がる県内最大の面積を誇る市原市に本駅「あずの里いちはら」はある。 市原市は工業地帯、住宅地、田園地帯、山間と色々な顔を持つ町であるが、本駅は住宅地と田畑が混在する比較的長閑な場所にある。 本駅は「アズ植物園」に隣接した道の駅。 アズ植物園は通称「恋人の丘」と呼ばれ…というか、市側がそう呼んでいると言うべきか。 園内にはチェーンソーカービングによる「恋人のベンチ」、愛の花言葉を持つローズヒップのアーチ、 幸福の花言葉を持つユリノキがあり、恋人の丘と呼ぶに相応しい施設はあるが、実際のところ恋人たちの姿は少ない。 正直な感想を言わせてもらうと丘の真ん中に塚(古墳)があるなど、少々ロマンチックさに欠ける気がする。 まあ、恋人の丘に相応しいかどうかは各々のカップルに決めていただくのが良いだろう。

木更津海苔と姉崎大根が特産品

本駅は物産館、農作物直売所、軽食堂が中心となる施設構成。少し離れた場所にベーカリーカフェがある。 人気の中心は姉崎大根。日本農業賞の特別賞を受賞した市原ブランドを代表する商品である。 本駅の農作物直売所では姉崎大根が販売されており、多くの客が購入している。 遠方からの客で「ここで大根を買っても…」という方には、軽食堂の人気メニュー「姉崎大根のホットスープ」は如何だろうか。 とろりととろけた姉崎大根を十分に堪能することができる。 本駅のもう一つの名物商品は木更津羽田産の海苔。「千葉海苔」「青さ海苔」「焼き海苔」などの商品が多数販売されている。 物産館では千葉県定番の特産品が多数並ぶ。 「はちみつバウムクーヘン」「いちごシフォンケーキ」「鯛せんべい」「房州サブレ」「びわ餅」等がここで販売されている。 ベーカリーカフェでは市原産コシヒカリを100%用いたお米のパン(ごぱん)を販売。 名物商品は一斤500円の「もちもちごぱん」。名前の通りもっちりとした食感である。 氷温熟成コーヒーも人気になっている。

伝統の菓子「塩竈(しおがま)」を販売

私が本駅で注目したのは江戸時代から続く伝統の商品の「塩竈(しおがま)」。 市原市の西部の五井海岸は、かつては良質の塩田で、この塩を用いた塩饅頭の塩竈が特産品であった。 明治時代初期に塩田は消滅し、塩を用いた特産品も姿を消してしまったが、近年、かつての特産品が復活。 本駅の物産館で販売されている。 さて、塩竈の味だが意外にもとても甘い。 例えるならば京菓子の落雁(らくがん)のような菓子だが、砂糖菓子の落雁よりも更に甘さを感じる。 塩竈は砂糖と塩を用いた菓子だが、おそらく塩が隠し味となって砂糖の甘さを強調する役割があるのだろう。 甘党の方にはお勧めしたい商品である。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設遠景

駅施設遠景。左に軽食堂、中央付近に物産館、右に農作部直売所がある。

ベーカリーカフェ

物産館から歩いて数分のところにベーカリーカフェがある。

塩竈

市原の江戸時代の特産品の塩竈。塩を使った特産品だがとても甘い。

アズ植物園へ向かう階段

物産館の裏にアズ植物園(恋人の丘)へ向かう階段がある

浅間塚

階段を登るといきなり現れる古墳の浅間塚

恋人の丘から見る風景

恋人の丘から見る風景