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(千葉県の道の駅 no.11)

道の駅 あずの里いちはら

駅基本情報
駅名 あずの里いちはら(あずのさといちはら)
住所 千葉県市原市浅井小向492-1
コード 49 778 256*06
駅名の由来 「あずの里」は駅施設周辺の地名の「安須」より。「いちはら」は市名の市原市より。駅名は一般公募により決定した。
施設 物産館、農作物直売所、軽食堂、ベーカリーカフェ、農業公園(BBQ)
休館日 1/1~1/3、第2火曜日[祝日と重なる場合は翌日]
(ベーカリーカフェ 火曜日)
(BBQ 11月~3月中旬、月・火曜日[祝日と重なる場合は次の平日])
営業時間 9:00~18:00
(ベーカリーカフェ 9:00~17:00)
(BBQ 11:00~15:00)
特産品 姉崎大根、いちじくまんじゅう、落花生どら焼き、醤油どら焼き、房総やわらかミルクまんじゅう、 ちばのり、里山ジェラード、市原の梨ゼリー

道の駅 あずの里いちはらの特徴

  • 煮崩れしないと評判の姉崎大根が名物

  • 姉崎大根が入った豚汁が評判

  • 道の駅に隣接する農業公園は恋人の聖地

市原市の海と山の魅力が詰まった道の駅

 館山自動車道の市原ICから国道297号線→市道13号線を通って南東に4km、 千葉県西部の市原市に本駅「あずの里いちはら」はある。 本駅が位置する市原市は千葉県内では最大の368平方キロメートルの面積を有する市。 多くの方は市原市と言えば東京湾岸沿いに広がる工業地帯をイメージする気がするが、 本駅は東京湾岸から8キロ離れた内陸部。緑が広がる大自然の中に位置している。
 本駅は市原市の沿岸部と内陸部の両方の魅力を満喫できる道の駅。 物産館で販売されている商品は市原市の沿岸部の商品が中心。 沿岸部の姉崎地区で栽培されている「姉崎大根」、 同じく沿岸部の五井地区で獲れる「千葉海苔」は本駅の人気商品になっている。
 一方、本駅に併設されている農業公園は市原市の内陸部ならではの魅力がいっぱい。 高台から見下ろす街並みや夕陽の風景は絶景で「恋人の丘」とも呼ばれている。 芝生公園で遊んだり、BBQを楽しんだり、春には桜の花も見ることが出来る。
 本駅を訪れた際には市原市の海の魅力、山の魅力を満喫したい。

「姉崎大根」と「千葉海苔」

 本駅はちょっと歪なV字形の建物から成る道の駅。 駐車場側から見てV字の右側には農作物直売所、左側には軽食堂、V字の付け根辺りに物産館(アンテナショップ)が並んでいる。 またこの建物から右に10m程離れた所にベーカリーカフェが存在する。
 まず本駅で注目したいのは農作物直売所で販売されている「姉崎大根」。 市原市の姉崎地区のみで栽培されている希少な大根で、第42回日本農業賞の特別賞を受賞している。 見た目の特徴は大根とは思えない紅い色。 火の通りが良く、煮込んでも煮崩れしないという特徴があり煮物に最適である。 私が訪れた日の姉崎大根は1本150円。 姉崎大根の横に普通の大根も販売されていたが、そちらは1本120円だったので2割くらい割高という事になる。 ただ、希少な大根の割には格安。試しに購入して、姉崎大根の味を試してみるのは如何だろうか。
 物産館(アンテナショップ)では市原市の特産品を50種類位販売。 目に付く商品は市原市五井地区の「千葉海苔」。 江戸時代から生産されていた「江戸前海苔」の一種で、風味豊かで味が濃いことが特徴になっている。 アンテナショップでは、その他に市原名物の「いちじくまんじゅう」「落花生どら焼き」 「醤油どら焼き」「房総やわらかミルクまんじゅう」「市原の梨ゼリー」等が販売されている。

姉崎大根を使った豚汁が美味しい

 続いて本駅の軽食堂だが、市原の食材を使った軽食やデザートを販売。 ここでも「姉崎大根」を使ったメニューに注目したい。
 人気のメニューは冬季限定にはなるが「市原の冬野菜たっぷりの豚汁(450円)」。 じっくりと煮込まれた姉崎大根、ごぼう、里芋、椎茸、蒟蒻が豚肉と共に入っている。 「姉崎大根は火の通りが良く煮崩れしない」と上述したが、この豚汁を食べるととても実感する。 一般的な大根は均一に煮込むのが難しく、どうしても外側が柔らかく内側が固くなってしまう。 また内側まで柔らかく煮込むと外側が煮崩れしてしまうが、 この豚汁に入っている姉崎大根は内側も外側も均一に柔らかい。煮崩れせず形もしっかりしている。 正に姉崎大根の本領発揮という感じである。 姉崎大根を使ったメニューは「姉崎大根おろしソースハンバーグ定食(720円)」 「姉崎大根カレー丼(550円)」も提供。 これらのメニューでは姉崎大根の味の特徴である「瑞々しさ」をおそらく実感できるだろう。 デザート類では「里山ジェラード(380円)」が人気。 市原名物のイチゴとイチジクを用いた2種類のジェラードを味わうことが出来る。
 別館にあるベーカリー&カフェ「ホワイトベル」では市原の果物で作ったパンとスイーツを提供。 残念ながら私が訪れた日は定休日で詳細のチェックは出来なかったが、 パン売り場とイートインスペースがあり、購入したパンはその場で味わうことが出来るそうだ。 次回、本駅を訪れた際に詳細のチェックを行いたい。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。向かって右側が農作物直売所、真ん中付近に物産館、左側に軽食堂がある。

ベーカリー&カフェ「ホワイトベル」

少し離れた場所にあるベーカリー&カフェ「ホワイトベル」

市原の冬野菜たっぷりの豚汁

軽食堂の人気メニューの「市原の冬野菜たっぷりの豚汁(450円)」。姉崎大根が入っている。

市原銘菓の「塩竈」

物産館では市原名物の千葉海苔や市原銘菓を販売。写真は市原銘菓の「塩竈」。

道の駅から農業公園へ

道の駅から農業公園へ向かう通路。農業公園は別名「恋人の丘」とも呼ばれている。

恋人の丘から見る市原の街並み

恋人の丘から見る市原の街並み。夕日の名所でもあるそうだ。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ビジネスホテル五井ヒルズ 五井駅前
 [MAPCODE] 706 011 729*81
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に6km
 - 料金(朝食付き1人4,636円、2人計8,127円~)
 - 更に格安な直前割あり

   

■②五井グランドホテル
 [MAPCODE] 706 071 069*55
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に8km
 - 料金(1人5,227円、2人計7,363円~)
 - 朝食付きプランもあり[+1,909円/人]
 - 日曜、月曜割引あり

   

■③スーパーホテル千葉・市原 天然温泉 姉崎の湯
 [MAPCODE] 49 861 008*08
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に9km
 - 料金(朝食付き1人6,163円、2人計9,454円~)
 - 温泉あり/温泉は時間による男女入替制

   

■④ホテル スワンレイク長柄
 [MAPCODE] 130 788 079*50
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に12km
 - 料金(1人4,980円、2人計8,000円~)
 - コンドミニアムもあり[1室22,410円~]
 - 夕食付プランもあり
 - 夏季は屋外プールあり

   

🐶ペット旅

■⑤高滝湖グランピングリゾート
 [MAPCODE] 130 363 446*04
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に14km
 - 料金(2食付き1人22,087円、2人計30,820円~)
 - ペット可のプランあり[追加料金+3,000円]
 - 2021年4月オープン、高滝湖を望むグランピング施設

   

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上記の料金等は目安としてご活用ください。
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