(千葉県の道の駅 no.08)
道の駅 しょうなん
駅名 | しょうなん |
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住所 | 千葉県柏市箕輪新田59-2 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧町名の沼南町より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン(3つ)、カフェ、パン工房、ピーナッツ専門店、【近隣施設】温泉 |
休館日 | 無休 (近隣の温泉 第3木曜日) |
営業時間 | 9:00~18:00 (レストラン 店舗により異なる[3店舗のorを取ると9:00~17:30]) (カフェ 9:00~17:30[水曜日のみソフトクリームは16:30まで]) (近隣の温泉 9:00~23:30) |
道の駅の特産品 | かぶソフトクリーム、やみつき柏結び焼き、モン・シェフの焼きモンブラン、米粉麺、枝豆風せんべい、 文菜華の特製ラー油、レイソルカレー、しあわせのトマトケチャップ、しあわせのパスタソース、 かぶ、、トマト、落花生、紅化粧大根、地産の米(こしひかり/ミルキークィーン) |
手賀沼の畔にある道の駅
常磐自動車道の柏ICから国道16号線→県道8号線を通って南東に12km、
千葉県北西部の旧沼南町(現柏市)に本駅「しょうなん」はある。
インターからの道中は住宅や商店が立ち並ぶ都会の風景。
ただ、手賀沼の畔にある本駅周辺は都会の中のオアシスのような長閑な風景で、
本駅からは手賀沼に飛来する野鳥の風景やボート遊びを楽しむことが出来る。
道の駅看板
売り場面積が3倍になれば魅力も3倍に…と言いたいところだが、
私が感じるところでは魅力は3倍どころか約10倍。
元々が「渋い」道の駅だったというのもあるが、
リニューアル後の本駅は農作物が100種類以上。
「柏市ふるさと産品認定品コーナー」や「千葉の特産品コーナー」も新設され、
県内トップクラスの魅力的な道の駅に生まれ変わった。
ただ、注意したいこともある。それはあまりに多い客の数。
都市部に近い本駅は大勢の客が訪れるため駐車場はいつでも満車状態。
私は比較的客数が少ない平日の夕刻に訪れたが、それでも駐車場は混雑気味。
聞くところによると、週末の日中は大混雑になっているそうだ。
可能であれば、本駅は混雑する週末を避けて平日に訪れることをお勧めしたい。
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大量の農作物販売や柏市の特産品
まずは新棟「てんと」内にある農作物直売所「知産知消マルシェ」の紹介から。
「知産知消」は「地産地消」の誤字ではなく、
知産=地域の産物を知ること、知消=地域の消費方法を知ることをコンセプトにしたもの。
地産品に拘った農作物を販売している。
正直、都市部の柏市で知産知消、農作物の供給体制は大丈夫なのだろうかと心配していたが、
実際には農作物を提供する市内の農家は150以上。
地元農家の協力もあり、店内では100種類以上の野菜、果物が大量に販売されている。
販売されている農作物はネギ、ニンジン、小かぶ、紅あずま(サツマイモ)等、一般的なものが中心。
中には真っ赤に染まった沼南地方地区特有の大根「紅化粧大根」も販売されている。
新棟内の約8割のスペースは農作物販売で占められているが、
壁沿いのスペースにある「柏市ふるさと産品認定品コーナー」にも注目したい。
このコーナーでは柏市で生産される商品を20種類位販売。
柏市の菓子屋「モン,シェフ」の「焼きモンブラン」、
柏市産の米を使った「枝豆風せんべい」や「やみつき柏結び焼き」、
柏市産の米粉を使った「米粉麺」、
市内のトマト農家「トマトハウス深野」が提供する「しあわせのトマトケチャップ」
「しあわせのパスタソース」等が販売されている。
またJリーグファンにはお馴染み柏レイソルの「レイソルカレー」も販売されている。
「柏市ふるさと産品認定品コーナー」の横には「千葉の特産品コーナー」がある。
ここでは「銚子電鉄のぬれ煎餅」など、千葉県ではお馴染みの商品を多数販売。
惣菜コーナーも設けられており「銀鮭のり弁当(880円)」「銀鮭明太のり弁当(950円)」等が販売されている。
リニューアル後に加わった新しい建物「てんと」。テントのように三角錐状の建物になっている。 農作物直売所、物産館、喫茶店が入る。
3つのレストランと2つの専門店
本駅の「食」の施設は3つのレストランと2つの専門店。
本駅リニューアル前のメインとなる建物「つばさ」の中には、
「しょうなんのごちそう食堂」、イタリアンレストラン「VEGETALIAN SHANTY」、
ベーカリー「ハレビノ」、ピーナッツ専門店「木村ピーナッツ」の4店舗。
また200m位離れた手賀沼の畔には野菜レストラン「SHONAN」がある。
リニューアル前から存在する建物「つばさ」。手賀沼に飛来する水鳥をイメージしている。
イタリアンレストラン「VEGETALIAN SHANTY」も柏市産の野菜をふんだんに使った知産知消のレストラン。
人気は柏野菜とイタリアンが融合した「イタリアンサラダセット(1,000円)」。
柏野菜を使った週替わりのパスタ(ペペロンチーノ/トマトパスタ/クリームパスタ)も店の名物になっている。
水を使わず野菜から染み出す水分だけで煮込んだ「無水カレー」も人気のメニュー。
柏市が誇るブランド豚肉「柏幻霜ポーク」を使ったハンバーグも味わうことが出来る。
手賀沼の畔にある野菜レストラン「SHONAN」は野菜農家直営のレストラン。
成人の1日の必要摂取量360gの野菜が入った「旬の野菜ごろごろカレー(1350円)」は店の看板メニュー。
「ざる天ぷらそば(1450円)」「大根おろしハンバーグ(1450円)」等も味わうことが出来る。
ベーカリー「ハレビノ」では焼きたてパンを提供。
「幸せのバナナパン」「国産豚のキーマカレーパン」等が人気。
「ハレビノ」の横にある「木村ピーナッツ」では「ピーナッツソフトクリーム」が人気になっている。
手賀沼の畔にある農家直営レストラン「SHONAN」。 正確には道の駅施設には含まれておらず、隣接施設の扱いの模様。
「かぶソフトクリーム」にびっくり
最後にもう一品だけ本駅で紹介したい商品がある。
それは農作物の隣の小さな喫茶店「ちゃのごカフェ」で販売されている「かぶソフトクリーム」。
あまり知られてはいないが、実は柏市は「小かぶ」の生産量が日本一の街。
その日本一の小かぶをアピールするために「かぶソフトクリーム」が開発されたらしい。
近年はトマトソフト等、野菜と組み合わせるソフトクリームが幾つか販売されているが、
それにしても「かぶ」をソフトクリームにしてしまうとは…。
ちなみにネット上で「かぶソフト」と入力して検索しても出てくる結果は本駅の「かぶソフト」のみ。
日本で唯一「かぶソフト」を味わうことが出来るのが本駅という事になる。
全国でもおそらくここだけの「かぶソフトクリーム」。
緑に見えるのが「かぶの粉末」。なお写真は2015年のもの。現在はカップアイスの形状で販売されている。
道の駅のすぐ近くにある手賀沼。ボートで遊ぶこともできる。
道の駅構内では水鳥(コブハクチョウ)の親子を見ることもできる
道を挟んだ向かい側には温泉施設「満天の湯」がある
「道の駅 しょうなん」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①ホテルルートイン柏南
[MAPCODE] 6 886 677*08
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に3km
- 料金(朝食付き1人6,910円、2人計11,546円~)
- 全客室でWOWOW無料視聴可


■②ホテルマークワンアビコ
[MAPCODE] 18 140 427*27
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に3km
- 料金(1人6,900円、2人計8,200円+P料金[1,100円]~)
- 提携駐車場利用の場合はP料金は550円


■③セントラルホテル取手
[MAPCODE] 18 202 777*31
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北東に6km
- 料金(1人6,000円、2人計9,092円~)
- 朝食付きプランもあり


■④東横イン柏駅西口
[MAPCODE] 18 101 172*32
(口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から西に8km
- 料金(朝食付き1人7,350円、2人計10,692円+P料金[1,000円]~)


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■①ホテルルートイン柏南

近隣に上記以外にも多くのホテルが存在するが、駐車場が無かったり高かったりするので予約の際は要注意。 本宿は鉄道駅から離れている分、駐車場は無料。車利用者には嬉しい。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)