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(千葉県の道の駅 no.02)

道の駅 三芳村

駅基本情報
駅名 三芳村(みよしむら)
住所 千葉県南房総市川田82-2
コード 211 407 622*41
駅名の由来 市町村合併前の旧村名より
施設 物産館、農作物直売所、ハンバーガー店、足湯施設
休館日 無休[臨時休館日あり]
(ハンバーガー店 木曜日[祝日と重なる場合は営業])
営業時間 9:00~17:00
(ハンバーガー店 11:00~16:00)
特産品 三芳牛乳、アイスクリーム、牛乳カステラ、コーヒー牛乳カステラ、牛乳ようかん、 手作り焼きドーナッツ(牛乳/菜の花/みかん/等)、牛乳クリームバター、ミルクまんじゅう、チーズサブレ、 ピーナッツバター、びわゼリー、房州節、房州たこせん、房州ひじき、漁師のふりかけ、安房麦酒、ビンゴバーガー

道の駅 三芳村の特徴

  • 南房総地区の穴場的な道の駅

  • 三芳牛乳が名物。牛乳カステラが人気。

  • BINGOバーガーが人気

南房総の穴場の道の駅

 房総半島南西部を南北に貫く富津館山道路の富浦ICから国道127号線→県道296号線→県道88号線を通って東に6km、 千葉県南部の旧三芳村(現南房総市)に本駅「三芳村」はある。 本駅が位置する南房総市は海のイメージが強いと思うが、本駅は辺り360度のうち270度位までが山の景色。 南房地区(南房総市及び館山市)には現在9つの道の駅があるが、その殆どは海沿いに立地しており、 本駅は南房地区において異色の道の駅と言えるかも知れない。
 本駅の愛称は「鄙の里」。「鄙びた」=「田舎めいた」という少々自虐的な愛称だが、年間の利用客は約37万人。 決して多いとは言わないが、大勢の客が殺到する人気の道の駅が多い南房地区の中では穴場的存在。 後述するように本駅でははビワやピーナッツなど南房総の主要な商品も販売。 南房総市の人気の道の駅「とみうら」「ちくら潮風王国」 「ローズマリー公園」等で販売されている商品とそれ程変わりはないので(少しは違う)、 混雑が嫌いな方、ゆったりと買い物や食事を楽しみたい方は、「鄙びた」本駅を利用するのは如何だろうか。

三芳牛乳を使った特産品

 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、ハンバーガーの店から成る道の駅。 規模的には道の駅としては平均的だが、私が訪れた2023年2月時点では農作物直売所「土のめぐみ館」はリニューアル工事のため、 物産館の一部を間借りする状態で営業中。 このため農作物直売に関しては少し規模が小さい感じがする。 リニューアル工事は2023年9月に終了予定なので、それ以降は農作物販売の品揃えでも期待が持てそうだ。
 さて、南房総の道の駅は総じて「びわ」と「ピーナッツ」を使った商品が目立つが、本駅は少し違う。 もちろん本駅でも「びわ」「ピーナッツ」を使った商品は多数取り揃えているが、 それ以上に目に付くのは「三芳牛乳」を使った商品。 実は道の駅の構内には三芳牛乳の製造工場があり、まさに工場直送の牛乳、アイスクリームが販売されている。 三芳牛乳を使った加工品も多数。 特に「牛乳カステラ(500円)」は本駅ならではの人気商品になっている。 実際に私も「牛乳カステラ」を購入して食べてみたが、しっとりとした食感、ほんのり甘いという感じ。 口に入れた瞬間はあまり牛乳という感じはしなかったが、少し遅れて牛乳の味が口の中に充満する感じ。 食後はカステラを食べたのに、何かミルクアイスを食べたような不思議な食感がした。 「牛乳ドーナッツ」も本駅の人気商品。南房総名物の「菜の花ドーナッツ」「みかんドーナッツ」も販売されている。
 三芳牛乳関連以外では「びわ」を使った「びわゼリー」「びわジャム」、 ピーナッツを使った「豆絞り」「ピーナッツバター」、 南房総の海の幸を使った「房州たこせん」「房総ひじき」「房州節(だし醤油の素)」、 濾過も熱処理もしない地ビール「安房麦酒」等が販売されている。

「とろろそば」や「BINGOバーガー」も

 本駅の「食」の施設にはレストラン「カントリーマム」とハンバーガ店「BINGO」の2つがある。 いずれの店も三芳村の新鮮野菜を使ったメニューが人気。 三芳村ならではの料理を味わうことが出来る。
 まず物産館横の屋内にあるレストラン「カントリーマム」だが、 「地産の野菜を使った体に優しいスタッフ手作りの料理」が店のコンセプト。 麺類を含めてほぼ全ての料理が1,000円以上で、あまりお手頃価格とは言えないが、 その分、スタッフが手間暇かけた体に優しい料理を味わうことが出来る。
 人気のメニューは地産のとろろ芋を使った「ふわふわとろろそば/うどん(小鉢2品+ミニ天ぷら付き1,600円)」。 料理名にわざわざ「ふわふわ」と入れるように、ふわふわとしたとろろが食欲をそそる。 地元野菜を使った「野菜天ぷらそば/うどん(1600円)」も人気にっている。 ご飯物では南房の牛舎で飼育された「里見和牛」100%の「手作りハンバーグプレート(1,700円)」が人気のメニュー。 8つの料理を一度に味わうことが出来る「鄙の里膳(1,700円)」も味わうことが出来る。
 店の中庭の屋台にはハンバーガー店「BINGO」がある。 BINGOバーガーの特徴は和牛100%、そして180gというビッグサイズ。 こちらも定番の「ビンゴバーガー」が1,180円、「チーズバーガー」が1,345円とマクドナルドなどと比較するとかなり高いがその分味は最上質。 和牛ならではのとろける食感を味わうことが出来る。


[注]本駅のレストラン「カントリーマム」は2024年8月18日をもって閉店となりました。


道の駅看板

道の駅看板

駅周辺の風景

鄙の里の名に相応しく、駅周辺は田畑に囲まれた長閑な雰囲気。

物産館

物産館入り口。施設の愛称は「鄙の里」

農作物直売所

農作物直売所「土のめぐみ館」。私が訪れた2023年3月は改装工事中。 写真は前々回に訪れた2016年2月のもの。

ハンバーガーショップ「ビンゴ」

ハンバーガーショップ「ビンゴ」

牛乳カステラ

本駅の売上No.1の牛乳カステラ

牛乳、菜の花、みかんのドーナッツ

こちらも物産館で人気の牛乳、菜の花、みかんのドーナッツ

安房フルーツエール

安房麦酒の商品も本駅で販売。写真は「安房フルーツエール」

足湯施設

無料の足湯施設もある

南房総 Lover's Spot

ちなみに本駅の足湯は「南房総 Lover's Spot」に指定されている。 足湯の周りを1周してから浸かると恋が成就するらしい。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ファームイン南房総・杉田棟
 [MAPCODE] 211 379 819*78
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に2km
 - 料金(1棟12,000円~[5人まで宿泊可])
 - 🐶ペット可[追加料金+2,200~4,400円]
 - BBQ可/大自然に佇む貸別荘

   

■②鏡ヶ浦温泉 rokuza
 [MAPCODE] 211 372 326*21
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から西に5km
 - 料金(2食付き2人計56,600円~)
 - 温泉あり/露天風呂付の部屋
 - 網元直送の新鮮な地魚料理

   

■③旅館 日の出
 [MAPCODE] 211 343 226*51
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に6km
 - 料金(3,819円~)
 - 【注】朝食、夕食の追加はチェックイン当日の正午までに電話で要連絡

 

■④館山シーサイドホテル
 [MAPCODE] 211 313 075*87
 (口コミ平均3.4点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に6km
 - 料金(1人7,000円、2人計12,000円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 夕日のきれいな温泉宿

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)