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(群馬県の道の駅 no.32)

道の駅 尾瀬かたしな

駅基本情報
駅名 尾瀬かたしな(おぜかたしな)
住所 群馬県利根郡片品村大字鎌田3967-1
駅名の由来 「尾瀬」は栃木県片品村と福島県檜枝岐村に跨る観光地の名称。「かたしな」は村名の片品村より。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン(2店舗)、ソフトクリーム売店、足湯施設
特産品 高級トマトジュース各種(フルーツゴールドギャバリッチ/ベリーハーモニーぜいたくトマト/3Dブレンドぜいたくトマト)、 花豆甘納豆、花豆ようかん、花豆ケーキ、花豆甘露煮、甘梅(梅干し)、尾瀬そば、片品そば、陽光フレッシュりんごジュース、 雪下ニンジンジュース、片品コロッケ、ルバーブ、ワイン「尾瀬」

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尾瀬観光の拠点施設

 関越自動車道の沼田ICから国道120号線を北東に25km、群馬県北東部の片品村に本駅「尾瀬かたしな」はある。 国道120号線は別名「日本ロマンティック道路」と呼ばれる景色の美しいドライブコース。 インターを降りて最初の10kmは片品川が造り出した日本最大級の河岸段丘の豪快な景色を、 後半の十数キロは森林と田畑が織りなす美しい緑の風景を楽しむことが出来る。
 また、片品村は日本百景にも指定されている尾瀬ヶ原湿原を有する村。 本駅はBGMに「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 とおい空」の歌詞でお馴染みの童謡「夏の思い出」が使用されており、 弥が上にも観光ムードの高まりを感じる。 本駅から尾瀬ヶ原湿原の駐車場(尾瀬第1駐車場)までは8kmと近く、尾瀬ヶ原の観光拠点としても重宝される道の駅である。
 本駅は2017年秋に登録、2018年7月にオープンした新しい道の駅。 新駅だから当然ではあるものの、建物は本当に綺麗。 全面ガラス張りになっていて明るい雰囲気を醸し出している。 客数も上々のようで初年度の来客者数は50万7千人(独自集計のため誤差大の可能性あり)。 週末はもちろんのこと、平日でもかなりの賑わいを見せている。 なお、尾瀬観光のために前日に本駅で車中泊を、と考える方もいると思うが、 本駅には「車中泊はお断り」の看板が出されているので、その点はご配慮を願いたい。

贅沢なトマトジュースが並ぶ

 本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、レストラン、ソフトクリーム売店、足湯施設から成る施設構成。 施設規模は道の駅としては平均的だが、レストランが広いのが特徴。 複数の観光バス等の団体客が同時に訪れても、食事提供が可能な位の客席が確保されている。
 まずは物産館の紹介だが、目に付くのは高級なトマトジュース各種。 寒暖差の激しい片品村の気候はトマトが美味しく育つと言われているが、片品村産のトマトを使ったトマトジュースが人気になっている。 値段は180ml入りで350円~380円。スーパーで販売されている普通のトマトジュースの約3倍の値段だろうか。 私は奮発して最も高いトマトジュース「フルーツゴールド・ギャバリッチ(180ml/380円)」を購入。 アミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)が多く含まれている健康志向のトマトジュースである。 飲んだ感想は「甘い」の一言。トマト果汁100%のジュースなのに糖度は10度もあり、酸っぱいというトマトのイメージは全くない。 さすが高級トマトジュースという味に仕上がっている。 片品村産の花豆を使った商品も目に付く存在。「花豆甘納豆」「花豆ようかん」「花豆ケーキ」「花豆甘露煮」等が販売されている。 観光地「尾瀬」の名前を冠した土産品も多数販売。 つぶ餡入りクッキーの「はるかな尾瀬」、焼き菓子の「尾瀬物語」、「尾瀬ミルククッキー」等、 職場や家族への尾瀬土産に最適だろう。
 農作物直売コーナーでは片品村産の新鮮野菜を数多く販売。トマト、大根などの高原野菜が主に販売されている。 珍しいところでは「ルバーブ」という蕗(ふき)のような形をした野菜。 塩茹ですると練り梅のような味がする。店内で試食可能なので興味のある方は如何だろうか。

名水うどんと片品まいたけが人気

 続いてレストランの紹介を。本駅のレストラン「かたしな食堂」には名物が2つある。 1つは上州地粉と尾瀬名水を使った「尾瀬名水うどん」。もう一つは片品村産の肉厚の「片品まいたけ」。 「尾瀬名水うどん」を使ったメニューは「かけうどん(500円)」「ぶっかけうどん(500円)」等、 「片品まいたけ」を使ったメニューは「尾瀬まいたけ丼(750円)」がある。 折角ここまで来たのだから、どちらも味わいたいところだが、大食漢ではない私には2つ同時は無理。 迷った挙句、今回は「尾瀬名水うどん」は諦め、「尾瀬まいたけ丼」を注文することにした。 ただ、注文した後に気が付いたのは、単品で「片品まいたけの天ぷら(150円)」が販売されていること。 「しまった。名水うどんに片品まいたけ天ぷらを付けて、天ぷらうどんにすればよかった」と思ってももう後の祭り。 もし、本駅の名物を同時に味わいたい方は「名水うどん」+「片品まいたけ天ぷら」を注文するのは如何だろうか。
 さて、ちょっと後悔はしたものの「尾瀬まいたけ丼」を注文したのは決して失敗ではない。 肉厚の片品まいたけと味付けされたネギと糸こんにゃくがたっぷり入っている。 特に肉厚の片品まいたけは新鮮な分、弾力が凄い。噛んだときに湧き出すジュワっとした、きのこの味も堪らない。 きのこ好きな方ならきっと満足するだろう。
 話は変わるが、実は本駅にはもう一つ「村民キッチン」というユニークなレストランがある。 特徴は料理を作るのが片品村の主婦であるということ。 週替わりで片品村の主婦が交代で片品村の食材を使って客に料理を提供するレストランである。 但し、主婦の料理といってもメニューはかなり本格的。 私が訪れた日は「片品まいたけピザ」「ゴルゴンゾーラ蜂蜜ピザ」「上州牛すじのどて飯」 「赤城地鶏の和風あんかけ丼」など、高級料理店のようなメニューが並んでいた。 なお「村民キッチン」は不定期営業のため、事前に本駅まで営業日を確認することをお勧めする。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。ガラス張りの明るい雰囲気が特徴。右側に物産館、左側にレストランがある。

尾瀬の郷 片品湧水の水汲み場

名水百選に選ばれている「尾瀬の郷 片品湧水」の水汲み場がある。利用料は無料。

足湯施設

建物の裏側にある足湯施設

足湯施設から見える風景

足湯施設から見える風景。正面に見えるのは尾瀬大橋。

トマトジュース

物産館の人気商品の高級トマトジュース「フルーツゴールド・ギャバリッチ」。180ml入りで380円。

尾瀬まいたけ丼

レストランの人気メニュー「尾瀬まいたけ丼(並/750円)。小サイズ370円、大サイズ940円もある。

ソフトクリームの売店

ソフトクリームの売店もある。人気No.1は「花豆ソフト(350円)」。「甘酒」や「雪下にんじんジュース」等のドリンクメニューもある。