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(群馬県の道の駅 no.30)

道の駅 あがつま峡

駅基本情報
駅名 あがつま峡(あがつまきょう)
住所 群馬県吾妻郡東吾妻町大字三島6441
駅名の由来 東吾妻町にある国指定名勝の「吾妻峡」より。本駅は吾妻峡の東側の入り口に立地している。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、軽食コーナー、温泉、足湯
特産品 地産の米「さくや姫」、草津温泉くるみ饅頭、草津湯の花饅頭、草津花豆饅頭、漬物「沢田の味」、 ひもかわうどん、おっきりこみうどん、水沢の里うどん、鮎の姿煮、花豆甘納豆

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紅葉の名所「吾妻峡」に立地

関越自動車道の渋川伊香保ICから国道353号線、及び国道145号線を経由して西に33キロ。 群馬県北西部の東吾妻町に本駅「あがつま峡」はある。 駅名は国指定名勝の「吾妻峡」にちなんで命名されたもの。 紅葉の名所として観光客を集める吾妻峡だが、建設中の八ッ場ダムにより約1/4が湖底に沈む見通し。 更に吾妻峡の近くにある名湯として知られた川原湯温泉も湖底に沈むとあって(場所を南側に移して新源泉による温泉の営業は今後も行われる)、 町の観光収入の減少に繋がらないか危惧されている。 本駅は八ッ場ダム建設事業に伴う水源地域整備事業(いわゆるダム交付金)により整備された道の駅。 東吾妻町の新たな観光拠点として町の期待を背負っている。

食味日本一に輝いた「さくや姫コシヒカリ」

駅施設は農作物直売所、物産館、レストラン、軽食堂、温泉、足湯、芝生公園から成る、田舎の道の駅の割に立派な施設構成。 まず農作物直売所で目に付く商品は地産の米の「さくや姫コシヒカリ」。 第17回米・食味分析鑑定コンクールで3つの生産者が金賞、及び特別優秀賞を受賞しており、 事実上、日本一の食味のお墨付きを受けている。 その他、農作物直売所では高原野菜や果物を販売。 季節によって販売される商品は異なると思うが、私が訪れた9月末には「あけび」 「キウイフルーツ」「ズッキーニ」「みょうが」等、一風変わった農作物が主に販売されていた。 物産館では近隣の草津温泉の土産品が目に付く。 「草津温泉くるみ饅頭」「草津湯の花饅頭」「草津花豆饅頭」「あったか草津」等が販売されている。 その他、群馬定番のうどんの「水沢の里うどん」「ひもかわうどん」「おっきりこみうどん」、 隣の中之条町の特産品の「なかんじょそば」、県を代表するゆるキャラ「ぐんまちゃん」とコラボした「ぐんまちゃんサブレ」 「ぐんまちゃんベイクドショコラ」、JAあがつまの人気の漬物「沢田の味」シリーズ等が販売されている。

食の施設はレストランと軽食コーナー

本駅の「食べる」施設はレストラン「あがつま亭」と軽食コーナー「あさの味」の2つ。 「あがつま亭」のメニューはご飯物が9品目、麺類が10品目と少数先鋭になっている。 ご飯物で気になるメニューは「生卵ご飯セット(200円)」。米は上述の日本一の食味の「さくや姫コシヒカリ」を用いており、 卵も地元養鶏場の新鮮卵。美味しい米をシンプルに味わうことが出来る。 1日限定10食の「五目めしメンパ(800円)」も人気のメニュー。 メンパ(地域によってはワッパとも呼ぶ)とは木製の曲げ物の弁当箱。 このメンパの中に地元の食材を使った五目めしが詰まっている。 麺類では「天ぷらうどん(600円)」が人気のメニュー。地元の新鮮野菜を使ったかき揚げが入っている。 その他、夏には「ぶっかけうどん(650円)」、冬には「けんちんうどん(650円)」も味わうことが出来る。 軽食コーナー「あさの味」はジャガイモの固形が残った「肉じゃがコロッケ(120円)」が名物の商品。 その他、メンチカツ、カレーパン、ピザ、から揚げ、今川焼、たい焼き、アメリカンドッグ等の軽食や、 ソフトクリーム、かき氷、コーヒー等を味わうことが出来る。

入館料400円の格安温泉

さて、本駅の目玉施設は温泉施設「天狗の湯」。 源泉温度42度、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩を含有した低張性弱アルカリ性の塩化物温泉である。 湯の種類は内風呂と露天風呂の2種類。 豊富な温泉の湧出量により掛け流しの湯を実現している。 温泉の入館料は格安の400円。但し、鍵付きのロッカーは有料(100円)となっており、実質500円と考えた方が良いだろう。 無料の鍵無しの浴衣かごもあるので、盗難のリスクはあるが400円で湯を楽しむことも可能である。 強調したいのは風呂からの景色。 露天風呂からは山を見ることが可能で、紅葉の季節には真っ赤に燃えるような景色を堪能できる。 温泉施設の外には無料の足湯施設もあるので、足元を温めたい方にはこちらを利用するのも良いだろう。

吾妻峡を散策

本駅は国指定の名勝「吾妻峡」の玄関口。 10月下旬から11月上旬に本駅を訪れたのならば、是非とも吾妻峡ハイキングを楽しみたい。 吾妻川沿いを歩くコースは、まさに紅葉の絶景。 紅葉以外にも旧吾妻線の日本一短いトンネルとして有名な「樽沢トンネル」や八ッ場ダムの建設現場を一望できる展望台など、 見所が多数ある。 なお、駐車場は道の駅の駐車場よりも西側にある「渓谷パーキング」「十二沢パーキング」を利用した方が便利。 但し、この2つの駐車場は狭いので、紅葉の季節は多少遠くなるが道の駅の駐車場を利用した方が良いかもしれない。


道の駅看板

道の駅看板

温泉施設

温泉施設「天狗の湯」

農作物直売所「てんぐ」

農作物直売所「てんぐ」。この建物の中に物産館、レストラン、軽食コーナーもある。

顔出しパネル

来場記念の顔出しパネル。お相手は東吾妻町のマスコット「水仙ちゃん」

足湯施設

無料の足湯施設

芝生公園

広い芝生公園もある。ドッグランも併設されている。

遊具貸出

芝生公園で遊ぶための遊具(バトミントン/フラフープ/等)が置かれている。無料で使用可能。

猿飛橋から見た吾妻峡

少し足を伸ばして吾妻峡へ、猿飛橋から見た吾妻川。(2014年10月末に撮影)

見晴らし台から見た八ッ場ダム建設現場

見晴らし台から見た八ッ場ダム建設現場(2014年10月末に撮影)

白糸の滝

ダム上流域にある白糸の滝。現在は行くことが出来ない。(2014年10月末に撮影)

ダム上流域の紅葉の風景

ダム上流域の紅葉の風景。もうこの景色は見ることが出来ない。(2014年10月末に撮影)