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(群馬県の道の駅 no.28)

道の駅 中山盆地

道の駅基本情報
駅名 中山盆地(なかやまぼんち)
住所 群馬県吾妻郡高山村大字中山2357-1
コード 183 429 329*74
駅名の由来 「中山」は地域名より。高山村は中山地区と尻高地区に分かれているが、中山地区は盆地形状になっており通称「中山盆地」と呼ばれている。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、温泉施設(温泉施設の中にもレストラン有り)、カフェ、コテージ
休館日 12月~3月の毎月10日[土日祝日と重なる場合は翌平日]
(温泉 毎月10日[土日祝日と重なる場合は翌平日])
営業時間 4月~10月 9:00~18:00、11月~3月 9:30~17:00
(レストラン 11:00~17:00)
(温泉 10:00~20:00)
(カフェ 10:30~17:00)
道の駅の特産品 地産の米「月あかね」、高山きゅうり、ビーツ、ビーツのたまり醤油漬け、ビーツピクルス、ビーツドレッシング、 ビーツミックスジュース、ビーツの酢漬け、蜂蜜入りブルーベリージャム、高山野菜ジェラード、そば焼酎「たか栁」

盆地にある絶景の道の駅

 関越自動車道の沼田ICから国道120号線→国道145号線を通って西に15km、群馬県北部の高山村に「道の駅 中山盆地」はある。 道中の国道120号線と国道145号線は長野県上田市から栃木県日光市まで繋ぐ「日本ロマンチック街道」の一部を成す道路。 道中、利根川の大規模な河岸段丘やヨーロッパの古城を再現したロックハート城があり「ロマンチック街道」の名に恥じない景観を見せてくれる。 実は道中だけではなく、本駅周辺も隠れた絶景ポイント。 盆地にある本駅は山々と水田の景色が最高。 特に水田に水が張る5月中旬には、水田に写る山々の風景を見ることが出来る。 正直、この景色を見るだけでも本駅を訪れる価値があると私は感じている。
 道の駅施設も充実の一途を辿っている。 本駅がオープンした2014年は、まあ、正直に言って温泉施設だけが目立つ道の駅だったが、 2018年4月にはロング滑り台などの大型遊具を備えた「高山ふれあいパーク」が道の駅構内にオープン。 更に2022年9月にはカフェ、ラウンジを備えた観光交流施設「さとのわ」がオープン。 見どころいっぱいの道の駅に変貌している。

景観を楽しむ道の駅温泉施設

 本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、レストラン、温泉、カフェ、コテージから成る道の駅。 まずは人気の道の駅の温泉施設から紹介したい。
 泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物を含んだ低張性の弱アルカリ泉。 低張性温泉のため体への負担が少なく長湯をしても大丈夫。ゆったりと湯を楽しむことが出来る。 浴槽は御影石を使った高級感のある内湯と大露天風呂。 また週毎に男女入れ替わりの2つのサウナ(高温サウナ/低温サウナ)がある。 利用料が600円とお手頃価格なのも嬉しい。 特筆したいのは露天風呂から見る風景。 昼間の田園風景も素晴らしいが、夜の星空は更に格別。 周囲に街灯が無く、真っ暗な世界に星空が輝き、まるでプラネタリウムのよう。 個人の意見としては晴天時の夜間に利用することが断然のお勧めである。
 温泉施設内では食事も提供している。 以前は3つの丼物だけの提供だったが、今回、確認したところではメニューの種類もかなり増えた模様。 「とんかつ定食(1200円)」「酢豚定食(1150円)」「チキン南蛮定食(1000円)」「唐揚げ定食(1000円)」等の定食メニューが新たに加わった。 「高山丼(850円)」等の3つの丼物も健在。 丼物はちょっと量が少ないので、空腹の方は定食類を注文する方が良いかも知れない。

「高山きゅうり」と「ビーツ」に注目

 温泉施設の横にあるのは農作物直売所を兼ねた道の駅の物産館。 以前は少々貧弱だったこの施設も現在ではかなり充実した施設に変貌している。
 注目したいのは高山村ならではの2つの高原野菜。 一つは「高山きゅうり」。 高山村で古くから受け継がれたキュウリで、直径は約10cm、長さは約30cm、色は白くてまるで瓜のよう。 柔らかく歯応えがあるので生のままかぶりつくのがお勧めの食べ方のようだ。 もう一つは「ビーツ」。高山村では有機農園「kimidori farm&kitchen」で栽培されており、その加工品が本駅に出品されている。 ビーツには血圧降下やむくみ改善などの健康効果があり、本駅の人気商品。 生のビーツは3個入り300円、「ビーツのたまり醤油漬け」は540円、ビーツの酢漬けは300円、 ビーツミックスジュースは450円。 その他、ビーツピクルス、ビーツドレッシングも本駅で販売されている。
 その他にも高山村の食材を使った特産品が多数ある。 地産の米「月あかり」は2kgを1400円で販売。 ブルーベリー/枝豆/ミルクの3種類ある「高山ジェラード」は各々350円で販売。 高山村産そば粉を使ったそば焼酎「たか栁」、高山村の「人参ジュース」、「蜂蜜入りブルーベリージャム」も人気の商品である。

「食」の施設は3つ

 本駅の「食」の施設は3つ。 上述の温泉施設内のレストランに加え、物産館奥にある道の駅レストラン、 それから、観光交流施設「さとのわ」内にある「さとのわカフェ」でも食事を提供している。
 物産館奥にある道の駅レストラン「朝日食堂」では麺類、定食類、丼物を提供。 手打ちそばの「盆地そば(1200円)」、手打ちそばにヒレカツ2枚が付いた「朝日定食(1350円)」、 エビ天2本にナマズ天、野菜天が付いた「手打ち天ざるそば(1300円)」、 「唐揚げ定食(1000円)」「ソースカツ丼(900円)」等を味わうことが出来る。
 道の駅隣接の「さとのわカフェ」ではピザが人気。 オイル漬けニンニクとほうれん草が乗った「ポパイピザ(Sサイズ900円)」を始め、 「枝豆コーンピザ(Sサイズ900円)」「ペパロニピザ(Sサイズ1100円)」がある。 高山村特産のビーツが乗った「ビーツサラダピザ(Sサイズ1100円)」、 高山米を使った「日替わりごはん(800円)」、 高山村の食材を使ったジェラード、ドリンクも味わうことが出来る。


道の駅 | 中山盆地 | 道の駅看板

道の駅看板

道の駅 | 中山盆地 | 駅施設遠景

駅施設の遠景。西洋のお城をイメージしているように私は見えるが如何だろうか。

道の駅 | 中山盆地 | 物産館

農作物直売所を兼ねた物産館

道の駅 | 中山盆地 | 高山きゅうり

物産館では高山村でのみ栽培されている高山キュウリが販売されている

道の駅 | 中山盆地 | 温泉施設

温泉施設。露天風呂から見る夜間の星空が美しい。

道の駅 | 中山盆地 | 高山丼

温泉施設内にもレストランあり。高山丼が名物。

道の駅 | 中山盆地 | 観光交流施設「さとのわ」

2022年9月にオープンした観光交流施設「さとのわ」。カフェとラウンジがある。

道の駅 | 中山盆地 | 高山ふれあいパーク

2018年4月にオープンした「高山ふれあいパーク」。ロング滑り台などの大型遊具がある。

道の駅 | 中山盆地 | 田んぼアート

小規模ながら田んぼアートを見ることが出来る

道の駅 | 中山盆地 | 駅から見る風景

駅から見る風景。この景色だけでも訪れる価値は十分。(2017年5月撮影)

「道の駅 中山盆地」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ホテルリブマックスBUDGET群馬沼田
 [MAPCODE] 183 500 731*35
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に12km
 - 料金(1人7,728円、2人計11,820円+P料金[500円(事前連絡要)]~)

   

■②ホテル ベラヴィータ
 [MAPCODE] 183 531 127*36
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に12km
 - 料金(朝食付き1人5,728円、2人計8,182円~)
 - 2食付きプランもあり

   

■③ホテルルートイン沼田
 [MAPCODE] 183 530 110*33
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に12km
 - 料金(朝食付き1人7,682円、2人計12,274円~)
 - 全客室でWOWOW視聴可能
 - 2023年10月オープンの新しいホテル

   

■④小野上温泉旅館 きくむら
 [MAPCODE] 183 184 331*84
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に17km
 - 料金(8,030円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 口コミは4.6点の高評価(5点満点)

 

🐶ペット旅

■⑤フォレストリゾート コニファーいわびつ
 [MAPCODE] 295 531 342*23
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に18km
 - 料金(1人8,254円、2人計15,509円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - ペット可のプランあり[追加料金+1,080円]
 - 【注】ペットは離れのログハウスのみ宿泊可

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)