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(群馬県の道の駅 no.22)

「道の駅」甘楽

「道の駅」基本情報
駅名 甘楽(かんら)
住所 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡444-1
コード 247 530 581*42
駅名の由来 町名より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコート(ピザ)
休館日 1/1
営業時間 9:00~18:00
(レストラン 11:00~15:00)
(フードコート 10:30~16:00)
特産品 桃太郎ご飯、桃太郎弁当、イタリア直輸入ワイン各種、イタリア直輸入オリーブオイル(ボッタッチョ/トスカーノ)、 甘楽の里プチまんじゅう、甘楽ようかん、甘楽ポテト(スイートポテト)、かんらちゃんソフトサブレ、 チーズやきもち、磯部煎餅、下仁田ネギ煎餅、上州焼きまんじゅう、沢庵各種、蒟蒻各種、かりんとう饅頭

「道の駅」甘楽の特徴

  • イタリアから直輸入のワインとオリーブオイル

  • 甘楽町の人参と椎茸入りの「桃太郎ごはん」が名物

  • 近くには富岡製糸場と群馬サファリパーク

富岡製糸場・群馬サファリパークの観光拠点

 上信越自動車道の富岡ICから県道46号線を南東に3km、群馬県南西部の甘楽町に本駅「甘楽」はある。 まず、アクセス上の注意点を一つだけ。 本駅は県道沿いにある道の駅のためだろうか、一般的に道中に現れるお馴染みの道の駅看板というものが存在しない。 看板が現れず、「道、合っているのだろうか?」と不安な気持ちに駆られるが、 道の駅登録前の施設名「甘楽町物産センター」の案内標識に従って進みたい。 なお、施設入口にはお馴染みの道の駅看板が出ているので、近くまでくれば間違うことは無いだろう。
 本駅は世界遺産の富岡製糸場まで約4km、大人気の群馬サファリパークも約4kmの距離。 距離的にはこれら隣市の富岡市内にある2つの人気施設の観光拠点という位置付けになる。 ただ、もしかしたら甘楽町民はこれを不本意に感じているかもしれない。 なぜなら甘楽町民は過去に富岡市との合併協議を拒否したように自立心の強い町民。 事実、本駅では近くに富岡製糸場や群馬サファリパークがあることを感じさせるものは殆ど無い。 駅構内で放映されている観光ビデオでも、町内の観光施設は紹介されているが、 その数十倍は知名度がありそうな富岡市の両施設については一切触れられていない。 富岡市の観光情報を知りたい方は自力で調べる方が良さそうだ(店員に聞いたら多分、教えてくれると思うが…)。
 それはともかく、本駅は独自性のある道の駅。 本駅を訪れた際は、甘楽町ならではの商品、グルメを楽しむのは如何だろうか。

イタリアの姉妹都市の商品を販売

 本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る道の駅。 物産館の品揃えは約300種類、農作物の種類は約50種類、全国平均から見れば、やや小さめな道の駅と言えるだろう。 商品の数では甘楽町、及び群馬県の商品が最も多いが、 目に付くのは姉妹都市のイタリア・トスカーナ州・チェルタルド市の商品。 物産館の一角を占めるイタリアンワインコーナーは圧倒的な存在感を放っている。
 イタリアンワインコーナーにあるワインの種類は約50種類。 全てイタリアからの直輸入の商品である。 名物はトスカーナ州の代表的なワインの「CHIANTI(キュンティ)/1800円」。 世界広しといえども本駅でしか入手できないチェルタルド市との交流記念ボトル「CHIANTI記念ボトル(2000円)」もある。 価格帯は1400円~4500円とお手頃。もちろん赤ワイン/白ワイン共に揃っている。 イタリアンワインコーナーの一角に置かれたオリーブオイルもイタリアからの直輸入の商品。 「ボッタッチョ(250g/1200円)」「トスカーノ(250g/1300円)」も人気の商品になっている。
 甘楽町の商品では「甘楽の里プチまんじゅう」「甘楽ようかん(芋ようかん)」 「甘楽ポテト(スイートポテト)」等を販売。甘楽なたね油を使った「チーズやきもち」、 可愛いと評判のマスコット「かんらちゃん」がプリントされた「かんらちゃんソフトサブレ」も販売されている。 近隣市町村の特産品も多数販売。 「磯部煎餅(安中市)」「下仁田ネギ煎餅(下仁田町)」「上州焼き饅頭(富岡市)」等の商品もある。 沢庵類が多いのも本駅の特徴。「燻し沢庵」「ぬか大根」「たまり漬け」等、30種類くらいの漬物が販売されている。

桃太郎ごはんと地粉ピザ

 本駅の「食」の施設は「お食事処 せせらぎ亭」と「地粉ピザ」の2つ。和と洋の2つの食を味わうことが出来る。
 「せせらぎ亭」の名物は「桃太郎定食(1200円)」。 甘楽名物「桃太郎ごはん」に天ぷら、味噌汁プラス小鉢3品が付いたメニューである。 「桃太郎ごはん」とは甘楽町産の人参・椎茸と愛媛県鬼北町産のキジ肉を使用した混ぜごはん。 キジ肉の少し淡白な味に人参の甘味、椎茸の渋味が加わり味にコントラストを与えている。 なお、「桃太郎ごはん」は物産館の総菜コーナーで単品(360円)で売っているので、 お手軽に「桃太郎ごはん」だけを味わいたい方は総菜コーナーを利用したい(電子レンジ有り/フードコート利用可能)。 その他、「上州牛焼肉定食(1400円)」「ロースカツ定食(880円)」「唐揚げ定食(750円)」、 麺類では「山菜うどん/そば(550円)」「鍋焼きうどん(1050円/冬季限定)」等も味わうことが出来る。
 「地粉ピザ」のコーナーでは石窯で焼き上げたイタリア直伝の本格ピザを味わうことが可能。 「マルゲリータ」は930円、「ツナ入りマルゲリータ」は1050円、 4種類のチーズを使った「クワトロフォルマッジ」は1100円、 甘楽町名物の轟(とどろく)味噌を使った「轟みそピザ」は900円で味わうことが出来る。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。左側の建物に物産館、農作物直売所、レストランが入る。右奥の建物はトイレ。

顔出しパネル

道の駅にある顔出しパネル。甘楽町のキャラクター「かんらちゃん」と織田宗家(信長?)がデザインされている。 ちなみに甘楽町は織田家と関わりが深く、町内に織田宗家七代の墓がある。

イタリアワイン直売所

イタリアワイン直売所。およそ50種類のイタリアワインとオリーブオイルが販売されている。

桃太郎ごはん

総菜コーナーで販売されている「桃太郎ごはん(360円)」。 桃太郎ごはんのロースカツ定食(650円)、桃太郎ごはんの唐揚げ定食(570円)もある。

フードコート

物産館の奥はフードコート。地粉ピザはここで食べることが出来る。 物産館で購入した総菜もここで食べることが出来る。

地粉ピザの店

フードコート内にある地粉ピザの店。テイクアウトも可能。

食事処「せせらぎ亭」

フードコートのさらに奥には食事処「せせらぎ亭」がある。名物メニューは「桃太郎定食」

松井家住宅

駅裏には「松井家住宅」がある。江戸時代に名主を務めた松井家を移築復元したもの。

かんらちゃん

駐車場のコンクリート壁には町のキャラクターの「かんらちゃん」のイラスト

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ホテルアミューズ富岡
 [MAPCODE] 247 587 564*74
 (口コミ平均3.5点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北西に3km
 - 料金(1人5,727円、2人計8,544円~)

   

■②Hotel R9 The Yard 富岡
 [MAPCODE] 247 644 013*32
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に8km
 - 料金(軽朝食付き1人5,819円、2人計8,182円~)
 - コンパクトで快適な客室を備えた新型コンテナホテル

   

■③湯端温泉
 [MAPCODE] 247 539 262*84
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に11km
 - 料金(3,818円~)
 - 温泉あり

   

■④農家民宿ひなた
 [MAPCODE] 247 547 833*32
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に12km
 - 料金(2食付き2人計20,000円~)
 - 🐶ペット可[追加料金(別途問い合わせ)]

 

🐶ペット旅

■⑤ゲスト・イン八城の杜
 [MAPCODE] 247 813 113*50
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に19km
 - 料金(1人14,546円、2人計18,182円~)
 - ペット可[小型犬2頭、大型犬1頭まで無料]

 

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)