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(群馬県の道の駅 no.07)

道の駅 みなかみ水紀行館

駅基本情報
駅名 みなかみ水紀行館(みなかみみずきこうかん)
住所 群馬県利根郡みなかみ町湯原1681-1
駅名の由来 「みなかみ」は町名より。「水紀行館」は施設名称。名称の由来は不明だが、本駅は水産学習館を備えているなど、 利根川水系の生態系に関する施設があることによるものと思われる。
施設 物産館、農作物直売所、軽食コーナー、水産学習室、クライミングホール、そば打ち体験道場、足湯
特産品 りんごジュース各種、ブルーベリージュース、舞茸、舞茸ホタテ、舞茸カレー、花豆の蜜煮、谷川漬け、デゴそば、 水上うどん、、鮎の甘露煮、虹鱒の甘露煮、ワカサギの甘露煮、水上温泉まんじゅう、水上温泉たまごまんじゅう、 谷川岳まんじゅう、谷川岳熊笹だんご

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利根川源流の道の駅

 関越自動車道の水上ICから国道291号線を北に2km、群馬県北端の旧水上町(現みなかみ町)に本駅「みなかみ水紀行館」はある。 沿道の国道291号線は名目上は前橋市(群馬県)から柏崎市(新潟県)を繋ぐ全長186kmの道路。 しかし、県境の清水峠付近で道路は完全に分断されており、袋小路のような道路になっている。 このため、本駅前を通るのは全て水上町を目的地としている人達のみ。 ただ、さすが「観光の町みなかみ」、意外と交通量が多いことに驚かされる。 水上町には水上温泉などの温泉街、関東最大のダム群(矢木沢ダム/奈良俣ダム)、 日本一のモグラ駅の「土合駅」など観光名所が多数。 天神平スキー場など、晩秋から早春までの季節は冬のレジャーも楽しむことが出来る。 本駅まで来たならば、町内の名所巡りも是非、楽しみたい。
 本駅自体も楽しみの多い道の駅。 利根川源流近くにある本駅は特に「水」をテーマにしたアトラクションが多数。 道の駅併設の「水産学習館(大人300円/小中学生100円)」では利根川水系に生息する魚たちの展示が行われている。 特に目玉の「淡水魚トンネル水槽」は見どころ十分。群れを成して高速で泳ぐ魚たちを見ることができる。 駅横の利根川ではラフティング体験が可能。 河口部ではゆったり流れる利根川だが、本駅周辺では都会で見る姿とは全く違う激流の姿。 激流に身を任せ高速で川を下るラフトの姿は見ているだけでも迫力がある。 また水とは無関係だが、オリンピック実施種目となり俄然注目されているボルダリング体験も可能。 本駅を訪れた際は、ショッピングや食事だけではなく、これらの施設も十分に楽しみたい。

舞茸と花豆が特産品

 本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、軽食堂から成る道の駅。 付帯施設として有料施設の水産学習室とボルダリング体験、無料の足湯施設がある。 利用客数は年間で51万2千人(独自調査のため誤差大の可能性あり)。 立地場所を考えれば立派な数字と言えるだろう。 土曜日と日曜日に客が集中しているのも本駅の特徴で、本駅が観光の目的地になっていることの証明とも言えるだろう。
 各施設の紹介だが、まずは物産館から。 水上町は舞茸と花豆の産地として有名だが、舞茸と花豆を使った商品が本駅の人気商品になっている。 舞茸関連では摘みたての舞茸を始めとして「舞茸カレー」「舞茸ホタテ」等の加工品、 花豆関連では花豆を煮て蜂蜜を絡めた「花豆の蜜煮」等を販売。 私は「舞茸カレー」と「花豆の蜜煮」を購入して食べてみたが、どちらもとても美味しい。 「舞茸カレー」は水上町産ブランド舞茸「すくよか」が30gも入った商品。 30gと言われてもピンとこない方も多いと思うが、実際に食べてみると「舞茸だらけ」のカレーになっている。 ちょっと無機質な舞茸の味だが、カレーと絡むと美味しさ倍増。弾力に富んだ舞茸の食感も素晴らしい。 「花豆の蜜煮」は商品名の通りに甘い商品。私は過去に「花豆の甘納豆」を食べたことがあるが、 甘納豆に比べると蜜煮の方が液体の分、花豆の内側まで甘さが行き届いている感じがする。 とにかく、甘党の方にはぜひ味わっていただきたい商品である。
 その他にも水上町ならではの商品が多数。 大根を柚子と梅で味付けした漬物「谷川漬け」は2006年「発見美味しい加工品コンクール」で最優秀賞を受賞した逸品。 機関車D51が最後に通った町という史実から開発された「デゴそば」は真っ黒な麺が特徴でSNS映えすること必至。 「水上うどん」や鮎/虹鱒/ワカサギの甘露煮も名物である。 「水上温泉まんじゅう」「谷川岳まんじゅう」等の観光地とタイアップした土産品も販売されている。

軽食堂では「ダムカレー」が人気

 本駅の「食」の施設は座席数10席位の小さな軽食堂。 個人の意見を言わせて頂けるなら、かなりの利用客を集める本駅の「食」の施設がこの小さな軽食堂だけとはもったいない。 メニューの種類はともかくとして、せめて、もう少し広く座席数も確保した方が利用客にも喜ばれるし、 経営的にもプラスに働くのではないだろうか。
 軽食堂の名物メニューは「ダムカレー(780円)」。関東地方の水瓶である矢木沢ダムの形状をライスとカレーのルーで表現している。 今でこそ全国各地でダムカレーを販売しているが、本駅のダムカレーは老舗的存在。 元祖ダムカレーを味わいたい。 軽食堂のメニューはダムカレーを含めて少数先鋭。 カレー以外には「カツ定食(570円)」「もつ煮定食(620円)」「とろろ定食(570円)」「牛丼(570円)」がある。 麺類はそばとうどんが中心。「天ぷらそば/うどん(510円)」「山菜そば/うどん(510円)」「舞茸そば/うどん(510円)」等を味わうことが出来る。


道の駅看板

道の駅看板。元々の駅名は「水上町水紀行館」。現在は「みなかみ水紀行館」に改名されている。

駅施設遠景

駅施設遠景。左手前から右奥にかけて物産館、軽食堂、水産学習館、クライミングホールの順に並んでいる。

時計台

施設正面にある時計台。営業時間中は水が張られている。

足湯施設

利用料無料の足湯施設

舞茸カレー

物産館の人気商品の「舞茸カレー」

舞茸カレー

「舞茸カレー」は舞茸30gが入っている。見た目も食感も「舞茸だらけ」。

花豆の蜜煮ー

みなかみ町名物の花豆を使った「花豆の蜜煮」

淡水魚のトンネル

水産学習館(大人300円)の名物の「淡水魚のトンネル水槽」

クライミングホール

クライミングホール(大人700円/小人500円)。見た目にかなり難しそう。(インストラクター不在の時は利用できないため、 事前確認した方がよい)

利根川ラフティング

駅横を流れる利根川とラフティング。本駅は利根川上流部の横にあり流れはかなり速い。 ラフティング体験者の悲鳴(?)が聞こえてくる。

与謝野晶子公園

駅近くにある与謝野晶子公園。与謝野晶子はみなかみ町を4度訪れ24首の歌を詠んでいる。