「道の駅」うつのみや　ろまんちっく村

「道の駅」基本情報

駅名	うつのみや　ろまんちっく村(うつのみや　ろまんちっくむら)
住所	栃木県宇都宮市新里町丙254
コード	132 474 474*44
駅名の由来	「うつのみや」は市名の宇都宮市より。「ろまんちっく村」は施設名称。
施設	物産館、レストラン、フードコート、温泉施設、プール、宿泊施設
休館日	第2火曜日[祝日と重なる場合は翌日]
営業時間	8:30～17:00[土日祝は18:00まで][スタンプは9:00～21:00] (レストラン 11:00～15:00、17:00～20:30) (フードコート 10:00～16:00) (温泉 10:00～20:30) (プール 10:00～20:00) (温泉施設内のレストラン 11:30～14:00、17:00～20:30)
特産品	ろまんちっく村オリジナル餃子「祭」、宇都宮餃子、餃子のたね、イチゴのカレー、とちおとめシフォンケーキ、 スカイベリーラングドシャ、スカイベリーリーフパイ、銘菓「あけび」、大麦ダグワース、宇都宮クラフトビール

市制100周年記念事業の施設

本駅「うつのみや　ろまんちっく村」は栃木県の県庁所在地の宇都宮市にある。 宇都宮市は人口50万人を超える栃木県最大の都市であるが、本駅は市の中心街から北東に10キロほど離れており、 駅周辺は水田と森林が目立つ長閑な景色が目立つ。 ろまんちっく村は宇都宮市の市制100周年記念事業として1996年にオープンしたもの。 オープン当初は利用客が伸び悩み、閉園の危機に見舞われたこともあったらしい。 2012年に道の駅登録された後は利用客も増加し、現在では栃木県を代表する人気の道の駅になっている。 本駅の特徴は多彩な施設群。物産館、5つのレストラン、温泉、プール、宿泊施設など、 誰が訪れても、誰と訪れても満足がいく道の駅になっている。

物産館では餃子とイチゴ

それでは各施設の紹介を簡単に行いたい。 まずは物産館「ろまんちっく村市場」だが、農作物直売所と特産品売り場の2つに分かれている。 農作物直売所で販売されている野菜、果物はほぼ100%宇都宮市産のもの。 私が訪れた9月では梨、篠井のりんごが大々的に販売されていた。 特産品売り場で目に付くのは「餃子」、「イチゴ」を用いた加工品。 ご存知の通り、宇都宮市は餃子消費量日本一の町、そして、栃木県はイチゴ生産日本一の県、 いわば、市と県を代表する商品がここで販売されている。 餃子に関してはろまんちっく村オリジナル餃子の「祭」が人気。 変り種では菓子の柿の種のような形をした「餃子の種」やポテトチップスの餃子味も販売されている。 いちごに関しては甘いのか辛いのかよくわからなくなる不思議な味の「イチゴカレー」、 栃木土産の定番「とちおとめシフォンケーキ」、新品種スカイベリーを用いた「スカイベリーラングドシャ」等がある。 その他、宇都宮クラフトビール、第18回全国菓子大博覧会で金賞受賞で果物のアケビの形をした最中「あけび」、 第25回全国菓子博覧会名誉総裁賞の「大麦ダグワース」も販売されている。

レストランは5種類

本駅の食に関する施設は5つ。 「そば処くにもと」「村の食堂　麦の楽園」「ラーメンと餃子の店　にっさと」「パン屋　のっぽさん」 そして後述する温泉施設内にある「食事処　ゆず庵」がある。 「そば処くにもと」ではかき揚げ天ぷらが入った「くにもと天そば」が人気。 「村の食堂　麦の楽園」は「いっこく野洲鶏」を用いたメニュー(蒸し鶏丼、鶏の照り焼き親子丼など)を味わう事が出来る。 「ラーメンと餃子の店　にっさと」ではラーメン、餃子はもちろんのこと、「ろまんちっく村ビール」も人気である。 「パン屋　のっぽさん」は薪窯で焼くパンが魅力的。 「食事処　ゆず庵」は多彩なメニューが揃っているが、個人的には「特製生ゆば弁当」が好みである。

広い露天風呂が魅力の温泉施設

本駅の温泉施設は少しわかりづらいが宿泊施設の奥にある。 宿泊施設の受け付けは素通りし、奥の温泉受付で利用料を払えばOKである。 泉質は日本では一般的なアルカリ性単純温泉。 体に負担の少ない低張性の温泉なので、じっくりと湯につかって体を温めるのに最適である。 強調したいのは広々とした露天温泉。私は夜に訪れたため景色を楽しむことはできなかったが、 雄大な山並み、新緑や紅葉など季節を感じながら湯を楽しむことが出来るそうだ。 料金は510円と大変リーズナブル。 JAF会員は20%も割引になる(400円)ので、会員の方は会員証を忘れずに持参しよう。