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(栃木県の道の駅 no.09)

道の駅 どまんなかたぬま

駅基本情報
駅名 どまんなかたぬま
住所 栃木県佐野市吉水町366-2
駅名の由来 「たぬま」は市町村合併前の旧町名の田沼町より。 かつて田沼町は我が町を「日本のへそ」とアピールしていたため「どまんなか」という文言が駅名に入っている。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、足湯、
お化け屋敷(夏季限定)
特産品 ゆるキャラ「さのまる」グッズ、佐野ラーメン、どまんなかドレッシング、栃木の地酒(惣誉、天鷹)

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大きく様変わりした駅施設

本駅は栃木県南西部の旧田沼町(現佐野市)にある。 北関東自動車道の佐野田沼ICから南に1キロ、東北自動車道の佐野藤岡ICから北西に7キロの位置にある。 さて、私が最初に本駅を訪れたのは2007年3月の頃。 当時の本駅はとても地味な存在であった。 物産館では田沼町オリジナル商品としてTシャツや帽子を販売、その横では「なつかしの昭和の子供たち」コーナーがあり 昭和の頃に流行った服装やバッグなどの模型を販売、 外の広場では「おもしろ三輪車」コーナー等、8年前の話とはいえ、それでもかなり時代遅れの感が否めない駅であった。 当然、集客力は弱く訪れる客もまばらという状態であった。 その残念な道の駅が今では一変。栃木県を代表する人気の道の駅に生まれ変わっている。 リニューアルされた物産館と農作物直売所には多くの買い物客が訪れ、500台に拡張された大駐車場も満車状態となる 活気あふれる道の駅になっている。

全国の人気商品を販売する道の駅

本駅がここまで人気になった理由は経営方針の変更にあると感じる。 具体的には「地元客を取り込むための経営」が実った結果ではないだろうか。 多くの道の駅は観光客相手に商売を行っており、地元の特産品を中心に販売しているが本駅は根本的に異なる。 本駅では全国各地の人気商品、例えば秋田県の稲庭うどん、若狭地方の箸、函館カレー等を取り寄せ、 それらの商品を地元客に販売している。まるでデパートのような道の駅になっている。 私のようにその地方の特産品目当てに道の駅巡りをしている者にとっては少々残念だが、道の駅の経営のためには仕方のないことなのだろう。 但し佐野市の特産品も少しだけある。 佐野ラーメン、どまんなかドレッシング(胡麻、葡萄)、人気のゆるキャラ「さのまる」関連グッズ等が販売されている。

田沼町は日本のへそ?

さて皆さんは2000年代前半に「日本のへそ」騒動があったのを覚えているだろうか。 「我が町こそ日本のへそ」と全国の幾つかの市町村がマスコミを巻き込みアピール合戦を行っていた。 その日本のへそ騒動に参戦したのが田沼町。理由は北海道の宗谷岬と九州の佐多岬を線で結んだ中点が田沼町になるという理由からである。 日本のへそを計算する際に沖縄県が含まれていないことで、巷の評判では「少々苦しい」ということであったが、 道の駅の駅名を「どまんなかたぬま」にすることによって「日本のへそ 田沼町」をアピールすることに成功した経緯がある。 そして、日本のへそを更にアピールするために作ったのが、本駅にあるモニュメント「水の翼」。 田沼町が豊かな水の町であること、及び日本の中心なあることを示したモニュメントになっている。 時は流れ、日本のへそ論争がマスコミで扱われることが無くなった現在では「全国へそのまち協議会」を設置し、 仲良く日本のへその町としての町興しに互いに協力しているようだ。


道の駅看板

道の駅看板

農作物直売所

農作物直売所

ふれあい交流館

ふれあい交流館。この中に物産館、レストラン(2つ)、お化け屋敷がある。

モニュメント「水の翼」

日本のへそをアピールするモニュメント「水の翼」

足湯施設

たぬま温泉の湯を用いた足湯施設。無料で利用できる。

佐野ラーメン

地元特産品としては佐野ラーメンが販売されている

2007年の物産館

2007年当時の物産館。田沼町オリジナルコーナーに「なつかしの昭和の子供たち」コーナーが存在していた。