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(栃木県の道の駅 no.08)

「道の駅」きつれがわ

「道の駅」基本情報
駅名 きつれがわ
住所 栃木県さくら市喜連川4145-10
コード 529 154 397*42
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の喜連川町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコート、温泉パンの店、温泉施設、足湯施設
休館日 1/1、第2・4月曜日[祝日と重なる場合は翌日/3月第4週、7月第4週、8月第2週、12月第4週は無休]
(レストラン 1/1、月曜日[祝日と重なる場合は翌日])
営業時間 9:00~18:00
(レストラン 10:30~15:00、16:00~17:30)
(フードコート[ラーメン] 10:30~17:00)
(フードコート[韓国料理] 10:00~17:00)
(温泉 10:00~21:00)
特産品 鮎の甘露煮、鮎めしの素、鮎焼せんべい、喜連川きんつば、喜連川バウムクーヘン、湯乃街サブレ、 温泉の華チョコクッキー、浅野牧場のポーク、浅野豚のハンバーグ、氏家うどん、湯葉丼の素、 温泉パン、宇都宮餃子、日光ラスク、夢工房ファクトリーのチーズ、地酒「霧降」

「道の駅」きつれがわの特徴

  • 「大正ロマン」をテーマにリニューアル

  • 鮎の甘露煮、温泉パン等の特産品を販売

  • 日本三大美肌の湯に選定の木連れ川温泉を併設

リニューアルされた物産館

東北自動車道の宇都宮ICから国道293号線を東北東に24キロ、 栃木県のやや東部の旧喜連川町(現さくら市)に本駅「きつれがわ」はある。 喜連川町の自慢は喜連川温泉。 昭和56年に開湯した新しい温泉ながら、ナトリウム、硫黄、鉄分の温泉の三要素を全て含む良質な泉質で、 日本三大美肌の湯に選ばれ、名湯として親しまれている。 後述するように本駅にはこの良質な温泉施設を持ちながら、今一つメジャーに成り切れない道の駅。 色々なサイトで道の駅ランキングが発表されているが、 今のところ(本稿執筆の2017年現在)本駅が上位にランクされているのを私は見たことがない。 その理由はおそらく今一つ貧弱な物産施設のためだろう。 しかし、その物産館が2017年4月に大幅リニューアル。 大正ロマンの雰囲気を持たせつつ斬新な建物の中で、昔と比べて約5倍の商品を扱うようになった。 私が訪れた2017年11月時点では、まだリニューアルが世間に知れ渡っていないためか、あまり混雑はしていなかったが、 いずれメディアにも取り上げられ、大人気になるのは必至だろう。 悠々と本駅の物産施設、温泉を満喫するのは今のうちである。

鮎やオリジナル商品が多数

さてリニューアルされた物産館だが、一番変わったのは農作物の直売コーナー。 以前は野菜売り場は無いに等しい状態だったが、リニューアル後は物産館の半分くらいのスペースに50種類以上の新鮮野菜を販売している。 特別に珍しい野菜は見受けなかったが、客の7割くらいは野菜目当てのようで、地産地消の役割をしっかりと果たしている。 物産品販売コーナーでもリニューアルに合わせてオリジナルの新商品が登場。 「湯乃街サブレ」「温泉の華チョコクッキー」「喜連川きんつば」「鮎焼せんべい」 「喜連川バウムクーヘン」が販売されている。 また以前から販売されていた名物の鮎の加工品ももちろん健在。 「鮎の甘露煮」「鮎めしの素」「鮎の魚醤干し」「鮎のみりん干し」等が販売されている。 その他にも地元の浅野牧場が出荷する「浅野牧場のポーク」「浅野豚のハンバーグ」、 さくら市ブランド品に指定されている「氏家うどん」、さくら市の地酒「霧降」など、さくら市の特産品を販売している。 一方、大分県産のドレッシングや福井県産の魚醤醤油など、日本各地の特産品も販売。 観光客だけでなく、地元客のニーズにも応えて商品を販売している。

フードコーナーには4つの店

リニューアルに伴い、フードコーナーも加わった。 フードコーナーには「浅野牧場の店」「ラーメン竹末」「温泉パンの店」「たい焼き」の4店が出品している。 浅野牧場の店では「浅野豚カレー(530円)」「浅野豚ハンバーグカレー(690円)」「浅野豚特製豚丼(530円)」 「浅野豚ソースカツ丼(530円)」等を販売、 ラーメン竹末では「喜連川ラーメン(650円)」「肉と魚のあんかけ麺(650円)」等を販売、 創業75年の温泉パンの店では「元祖温泉パン(160円)」「焼きそばパン(205円)」等を販売、 たい焼きの店では香ばしい皮の中に熱々の餡が入ったたい焼きを味わうことが出来る。 今回、私は温泉パンの店で「元祖温泉パン」と「焼きそばパン」を購入。 どっしりとした密度の濃いパンで、昔ながらの懐かしいパンという食感であった。 価格も魅力で、特に焼きそばパンは焼きそばがはみ出すくらい入っているのに205円という安さである。 ちなみに「温泉パン」という名前が付いているが、製造過程で温泉水は使用していないらしい。

温泉利用時は水着持参で

さて、一番最後の紹介になってしまったが、本駅の最も人気の施設はやはり温泉施設。 上述の通り日本三大美肌の湯の一つに選ばれている弱アルカリ性の温泉で、 湯に浸かった瞬間に肌がスベスベになるのを実感できる。 内湯と露天風呂とサウナがあって利用料金は500円。 これだけでも十分魅力的だが、実はこの料金には水着着用のクアゾーンの利用料金も含まれている。 クアゾーンには歩行浴用プール、マッサージ風呂、ジャグジー、電気風呂、香りの湯(ハーブバス)がある。 クアゾーンも歩行浴用プールを除けば、全て温泉水を使用している。 このクアゾーンはかなり利用価値が高いので、温泉利用の際は必ず水着を持参したい。 なお、本駅には利用料無料の足湯もある。 足だけでも温まりたい方は足湯を利用するのも良いのではないだろうか。

[注]クアゾーンは2024年1月時点で休館中。当面の間は休館となる見通しのようです。


道の駅看板

道の駅看板

新館

H29年4月にオープンした新館。物産館、農作物直売所、フードコートが入る。建物のコンセプトは「大正ロマン」。

農作物直売所

農作物直売所には多くの客が集まる

温泉パンの店

昭和16年創業の温泉パンの店

元祖温泉パン

元祖温泉パン(左下)、クリームチーズパン(右下)、焼きそばパン(上)。温泉パンはレンジで温めると美味しい。 ミルクに浸しても美味しいらしい。

鮎めしの素

物産館の人気商品の「鮎めしの素」

フードコート

フードコート

温泉施設

以前から存在する温泉施設。キツネが入浴している名物の可愛い絵は無くなってしまった。 左側には割烹の店「桔梗」がある。

昔の温泉施設

こちらは2015年8月当時の温泉施設。可愛い絵柄が人気だった。

足湯施設

利用料無料の足湯施設

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①かんぽの宿 栃木喜連川温泉
 [MAPCODE] 529 181 148*40
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(6,181円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 名物とちぎ和牛三昧プラン(2食付き)は2人計29,636円~
 - 🐶ペット可のプランあり[要問合せ]

   

■②レイワゴルフリゾート グランピング&ヴィラ
 [MAPCODE] 529 092 440*17
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に3km
 - 料金(2食付き2人計31,800円~)
 - 温泉あり

 

■③OYO旅館 松島温泉 乙女の湯 さくら市
 [MAPCODE] 315 238 369*87
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に6km
 - 料金(1人4,545円、2人計8,181円~)
 - 温泉あり/部屋風呂温泉付き

   

■④ホテル サンヒル
 [MAPCODE] 315 056 622*82
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に7km
 - 料金(1人4,900円、2人計7,900円~)

   

🐶ペット旅

■⑤サンタヒルズ
 [MAPCODE] 121 025 104*31
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に9km
 - 料金(2人計9,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - ペット可[追加料金+800円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)