AROUND JAPAN

(山形県の道の駅 no.23)

【道の駅 もがみ】清流「小国川」沿いにある道の駅。ヤナ場で獲れた鮎を使った特産品が名物


全国1100以上の道の駅を巡った道の駅旅人が現地調査に基づいた情報を提供するサイトです。
プロモーションサイトではありません。非公式サイトだから書ける利用者目線の忖度の無い情報をお届けします。


道の駅「もがみ」施設情報

駅名 もがみ
住所 山形県最上郡最上町大字志茂字柳ノ原1469-50
コード 350 607 784*62
駅名の由来 町名の最上町より
施設 軽食コーナー、コンビニエンスストア、【隣接施設】ヤナ茶屋もがみ(物産館/農作物直売所/レストラン)
休館日 無休
営業時間 9:00~17:30
道の駅の特産品 鮎みそ、鮎の甘露煮、鮎の塩焼き燻製、鮎一夜干し、鮎塩焼きせんべい、清流鮎もろこし、 最上牛肉、最上牛手ごねハンバーグ、最上鶏焼き鳥、くじら餅、舟形マッシュカレー、米沢牛入りいも煮、 いも煮カレー、米沢牛すじとろ煮、米沢牛ビーフカレー、米の娘餃子、ぺちょら漬け、山形天神漬け
道の駅グルメ 炭火焼き鮎鮎天そば、最上早生の十割そば、アスパラコロッケ、いも煮コロッケ
公式ページ 道の駅 もがみ 公式ページ

・施設別営業時間

・隣接施設「ヤナ茶屋もがみ」施設別営業時間


・道の駅「もがみ」アクセスと概況

古くて新しい道の駅

 東北中央自動車道の新庄ICから国道47号線を東に15km、山形県北東部の最上町に「道の駅 もがみ」はある。 インターからの道中は、インターを降りてから数キロは田畑の中を走るドライブだが、 やがて小国川に沿った渓流沿いの山林の中のドライブとなる。 ただ、小国川と道路の間は木々が茂り、渓流沿いのドライブと感じることは少ないかも知れない。 やがて、山林の真ん中の「えっ?! ここなの」という感じの場所に本駅を示す道の駅の看板が見えてくる。

「道の駅 もがみ」の道の駅看板の写真
道の駅看板
 本駅は2023年11月オープンの新しい道の駅。 一般的に近年に建設された道の駅は、収益を考慮して人が集まりやすい市街地の近くに建設されることが多い。 ただ、本駅は集落からはかなり離れた山林の中に位置している。
 「もっと良い場所があったのでは?」と思えるが、実はこの場所を選定したのには理由がある。 その理由は道の駅のすぐ隣に「川の駅 ヤナ茶屋もがみ」があること。 この川の駅、こんな場所にありながら意外と人気でピーク時の2008年には年間利用客46万2千人を記録。 近年はやや集客力に陰りが見えているが、道の駅+川の駅効果でピーク時の勢いを取り戻したいという狙いがあるそうだ。

 ちなみに道の駅の商業施設としては小さな軽食コーナーがあるのみ。 物産館、レストラン等の商業施設は川の駅の施設を利用することになる。 川の駅が建設されたのは20年以上前の2003年。 中心施設が川の駅の施設ということを考えると、本駅は「古くて新しい道の駅」と言えそうだ。

「道の駅 もがみ」の駅施設の遠景写真
駅施設遠景。写真には写っていないが、ヤナ茶屋もがみの右側に新築された道の駅もがみの建物がある。

(広告の下に記事が続きます。本サイトは広告収入のみで運営しています。ご容赦願います)


・道の駅「もがみ」の名物商品

鮎を使った特産品

 本駅は物産館農作物直売所レストランコンビニ軽食コーナーから成る道の駅。 厳密にいえば、軽食コーナー以外は川の駅の施設になるが、利用者から見ればそんなことは関係ない。 以下、川の駅の施設を含めて本駅の紹介を行っていきたい。

 まず物産館だが、駅裏を流れる小国川の幸の鮎を使った商品が目に付く。 本駅の裏には鮎を獲る仕掛けのヤナがあり、この鮎を使った商品が多数販売されている。

「道の駅 もがみ」の横にあるヤナ場の写真
駅裏の小国川に仕掛けられているヤナ
 物産館では「鮎の甘露煮」「鮎一夜干し」「鮎の塩焼き煎餅」「鮎みそ」等を販売。 いずれも製造元が最上町ではない点が少し気になるところだが、 これらの商品にははっきりと「最上町産の鮎を使用」と明記。 実質、最上町の特産品と見て何も問題ないだろう。

 私はこれらの商品の中から「ここだけの限定品」という宣伝文句に釣られて「鮎みそ(648円)」を購入。 この鮎みそ、結構、ダイレクトに鮎の味を感じる。 原材料が「鮎みそ」としか書かれていないため詳細は分からないが、おそらく生姜が入っているのだろう。 食べている最中は瑞々しい辛味も感じる。 鮎の上品な甘味を味噌と生姜がサポートする。個人的にはこの商品を選んで大正解と感じた。
 鮎以外の商品では最上町佐藤菓子店の「くじら餅」を販売。 隣町舟形町の名物「舟形マッシュカレー」、山形県全般の特産品の「米沢牛ビーフカレー」等を販売。 「ぺちょら漬け」「山形天神漬け」等、漬物類も30種類くらい販売されている。
「道の駅 もがみ」の名物商品「鮎みそ」の写真
物産館で販売されている「鮎みそ(648円)」。「最上産鮎使用」と表示されている。
 物産館の一角には精肉コーナーがある。 ここでは最上鶏最上牛を使った加工品を販売。 最上鶏を使った焼き鳥は皮/砂肝/もも/ねぎまの4種類があり値段は5本串で950円~1100円。 最上牛を使った手ごねハンバーグも販売されている。
 農作物直売コーナーもあり、ここではアスパラガス、椎茸、トマト、小松菜など20種類の農作物が販売されている。

・道の駅「もがみ」のグルメ情報

レストランでは「鮎」と「そば」

 本駅の「食」の施設は川の駅の中にあるレストランと道の駅の中にある軽食コーナーの2つ。 どちらも最上町の食材を使った本駅ならではの料理を味わうことが出来る。

 まず、本駅のレストランだがそばを使った料理を提供。 人気になっているのは「鮎の塩焼き(500円)」。 実は物産館の入り口に炉端があり、ここで鮎が塩焼きされている。 レストランではこの炉端で焼かれた鮎を味わうことが出来る。
 そばも本レストランの名物。最上町産の「最上早生の十割そば(850円)」が人気になっている。 レストランの名物2つを同時に味わう「鮎天そば(850円)」も人気。 最上町自慢の米を使ったおにぎりも味わうことが出来る。
 新築された道の駅の建物のなかにある軽食コーナーでは最上町産のアスパラガスを使った「アスパラコロッケ」が人気。 山形名物の「いも煮」が入った「いも煮コロッケ」も味わうことが出来る。

「道の駅 もがみ」にあるコンビニの写真
24時間利用可能なコンビニもある

【その他の道の駅はこちらから】

 山形県の道の駅
 全国の道の駅



「道の駅 もがみ」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)

■①ゆめみの宿 観松館
 [MAPCODE] 350 605 121*58
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(朝食付き1人10,500円、2人計14,600円~)
 - ハイクラス/(瀬見)温泉あり/2食付きプランもあり
 - 楽天トラベルでアワード受賞の宿

   

■②喜至楼
 [MAPCODE] 350 604 148*82
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(1人5,500円、2人計10,000円~)
 - (瀬見)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 明治、大正、昭和の建物が混在した古い旅館
 - 【注】エレベーター無し。足腰の弱い方には不向き

   

■③ほてい屋
 [MAPCODE] 350 604 177*84
 (口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(1人5,500円、2人計10,000円~)
 - (瀬見)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 夕食付きプランのコスパが抜群と評判の宿

 

■④瀬見温泉 旅館 小川屋
 [MAPCODE] 350 604 147*38
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(1人6,773円、2人計12,820円~)
 - (瀬見)温泉あり/食事付きプランもあり

   

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)