(山形県の道の駅 no.13)
道の駅 庄内みかわ
駅名 | 庄内みかわ(しょうないみかわ) |
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住所 | 山形県東田川郡三川町大字横山字堤172-1 |
コード | 90 401 539*20 |
駅名の由来 | 「庄内」は地域名。「みかわ」は町名の三川町より |
施設 | 物産館、農作物直売所、軽食堂、温泉施設、宿泊施設 |
休館日 | 1/1~1/3 (温泉 6・12月の第3火・水曜日) (温泉内の食事処 火・水曜日) |
営業時間 | 9:00~17:00[スタンプは6:00~22:00] (レストラン 10:00~14:00[土日祝は15:00まで]) (温泉 6:00~21:30) (温泉内の食事処 11:00~13:45) |
道の駅の特産品 | 三川の塩「元祖北前舟」、庄内みかわうどん、ふる里庄内麺(そうめん/うどん/冷麦)、山伏しみどうふ、 だだ茶豆ごはんの素、だだ茶豆饅頭、だだ茶豆煎餅、庄内米まんま煎餅、庄内米おろし、つや姫ホワイトサイダー、 鶴姫レッドメロンサンド |
温泉、宿泊施設付きの道の駅
日本海東北自動車道の庄内空港ICから県道33号線/国道7号線/県道333号線を経由して南東に7km、
或いは山形自動車道の鶴岡ICから国道7号線/国道333号線を経由して北東に8km。
山形県西部の三川町に「道の駅 庄内みかわ」はある。
本駅の沿道となる県道333号線は、元々は東北地方の日本海側を南北に走る主要道の国道7号線。
しかし、2003年に国道7号線三川バイパスが完成した時に県道に格下げ。
駅前を通る車の量は大幅に減少してしまった。
一般的に沿道の交通量が減少すると道の駅を訪れる客も減少するもの。
しかし、本駅は山形県内では数少ない温泉および宿泊施設付きの道の駅。
本駅の利用客は旅の経由地ではなく、目的地にしている方が圧倒的に多く、
現在でも県内では中位の年間32万人の客を集めている。
国道7号線を利用して旅をされる方は、少し遠回りになるが、是非、本駅に立ち寄り本駅の魅力に触れて頂ければ、と思う。
湯に浸かりながら庄内地方の方言を学ぶ
まずは人気の道の駅の温泉施設から紹介を。
上で本駅の年間利用客32万人と書いたが、その中の25万人は温泉の利用客。
本駅の利用客の多くは温泉が目的である。
泉質は含ナトリウムの塩化物泉。
1kgの湯の中に一般的な温泉の約10倍の10,000mgの温泉成分が入っており療養効果は抜群である。
但し、温泉成分が濃すぎて体の負担になるため、湯に浸かるのは健康のために1日1回、5分までと決められている。
ゆったりと湯に浸かりたい方には物足りないかも知れないが、でも大丈夫。
加水して温泉成分を薄めた浴槽もあり、こちらは1日何回でも、ゆったりと湯を浸かることが可能である。
サウナもあるのでサウナ好きな方にも十分に楽しむことが出来るだろう。
利用料は2020年1月より20円値上がりして450円。東北地方の温泉の一般的な相場は300円~400円なので微妙に高い気がするが、
関東や関西在住の方からすればおそらく安いと感じる料金設定。利用料に関して不満を感じる人は少ないだろう。
さて、温泉は湯に浸かっていると気持ちが良いものだが、「意外とヒマ」と感じる方も多いのではないだろうか。
実は本駅の温泉には格好の「暇つぶし」が用意されている。
それは「庄内弁の勉強」。温泉施設の壁には「きもげた(驚いた)」「ごっつぉ(ご馳走)」「じょなめる(おしゃれする)」
「びしょめる(真剣になる)」等、至る所に庄内地方の方言が掲げられていて、湯に浸かりながら庄内弁を知ることが出来る。
これは中々面白い。その土地の料理や特産品だけでなく、その土地の文化にも触れてみたいという観光客も多いと思うが、
方言はその土地の文化の一つ。ここで覚えた方言を使って店員や地元の方に話しかけてみるのも楽しいのではないだろうか。
地味な物産館を隣接施設がカバー
さて、一般的には道の駅の中心施設となる物産館だが、本駅の物産館はかなり地味。
小さな建物の中で農作物販売と共に少しだけ庄内地方の特産品を販売している。
しかし、がっかりする必要はない。本駅では温泉施設内でも特産品を販売。
道の駅構内にあるスーパーマーケットでも地元の商品や総菜、日用品を販売している。
本駅での土産品探しは、本体の物産館だけではなく、温泉施設内やスーパーマーケットの中でも探したい。
小さな物産館の中にある商品は山形県特産の「だだ茶豆」を使った商品が中心。
「だだ茶豆煎餅」や「だだ茶豆饅頭」が販売されている。
山形県の自慢の米「つや姫」を使った商品も人気。「庄内米まんま煎餅」や「庄内米おこし」、
また「つや姫ホワイトサイダー」という一風変わった商品もある。
温泉施設内にある物産販売所では三川町限定の塩「元祖北前塩」を販売。
庄内地区限定販売の「山伏凍み豆腐」も人気の商品である。
スーパーマーケット「ラコス」は総菜や弁当類の格安販売が嬉しい。
唐揚弁当やトンカツ弁当などが300円台で販売されており、手軽に食事を済ませたい方には重宝されるだろう。
本駅の「食」の施設は温泉施設内にあるレストラン「食事処いろり火」を利用したい。
名物は中華そばや五目ラーメンなどのトロっとした麺類。
「中華そば(650円)」「野菜塩ラーメン(750円)」「五目ラーメン(850円)」等、特に冬場の寒い時期にはお勧めである。
ご飯ものや定食メニューはあまり多くないが、「カツ定食(1000円)」や「サバ味噌定食(1000円)」などを味わうことが出来る。
「道の駅 庄内みかわ」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■なの花温泉 田田の宿
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅構内
- 料金(3,545円~)
- 温泉あり/朝食付きプランもあり[+909円/人]
- レストラン併設[夕刻の営業時間は17:30-20:00]
■①SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
[MAPCODE] 90 279 212*62
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に5km
- 料金(1人6,181円、2人計8,654円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 世界的建築家が設計した美しいホテル
- 格安の20時チェックインのプランもあり
■②スーパーホテル山形・鶴岡 天然温泉 湯の瀬の湯
[MAPCODE] 90 250 545*43
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に5km
- 料金(朝食付き1人5,454円、2人計[セミダブル]6,363円~)
- 温泉あり
■③ホテル・アルファ-ワン鶴岡
[MAPCODE] 90 251 244*87
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に5km
- 料金(1人4,363円、2人計10,090円~)
- 朝食付きプランもあり[+727円/人]
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■なの花温泉 田田の宿
道の駅併設の宿泊施設は道の駅巡りをする人にとって便利な存在。 本宿は道の駅温泉の他に宿泊者専用の温泉があるのが嬉しい。夕食は併設のレストランで取ることが出来る。
🐶ペット旅
■④湯田川温泉つかさや旅館
[MAPCODE] 90 062 773*82
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に13km
- 料金(朝食付き1人12,000円、2人計16,000円~)
- (湯田川)温泉あり/2食付きプランもあり
- ペット可のプランあり[追加料金+2,000円]
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)