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(山形県の道の駅 no.10)

道の駅 田沢

駅基本情報
駅名 田沢(たざわ)
住所 山形県米沢市大字入田沢573-19
駅名の由来 田沢は米沢市南西部の総称。入田沢地区と口田沢地区が該当する。
施設 物産館、レストラン、パン屋(週末限定)
特産品 生そば、地産の米「つや姫」、つや姫入り煎餅、だだ茶豆餅、だだ茶豆羊羹、米沢ラーメン、 米沢牛みそラーメン、米沢牛ポテトスティック、ひしお漬け、三五八みそ、ラフランスカレー、 玉蒟蒻、駄菓子各種(きな粉ひねり/南京つくね/等)、漬物各種(孫兵衛味噌漬け/昆布ごぼう漬け/南京漬け/等)

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古民家の資材を用いて建設された道の駅

東北中央自動車道(米沢南陽道路)の米沢北ICから国道121号線を南西に16キロ、 山形県南部の米沢市田沢地区に本駅「田沢」はある。 本駅は山形県内では最も小さな道の駅の一つ。 本駅で「手打ちそばを食べる」という目的のある人を除くと、 本駅を旅の目的地とする人はあまりいないのではないだろうか。 ただ、本駅より南側の国道121号線沿いはコンビニも商店もない原野の風景。 27キロ先の福島県の道の駅「喜多の郷」までは休憩する場所はないので、 国道121号線を南下して福島県に向かう方には貴重な休憩所になっている。 本駅の建物は100年以上前の民家の資材を使用して建設されたもの。 訪れる人々に木の温もりと悠久の歴史を感じさせてくれる。

田舎の温もりを感じる特産品

本駅は物産館とレストランから成る施設構成。 2007年に本駅を訪れた時は「田舎の道の駅」を実感させるような物産館の品揃えであったが、 2017年に再訪した時は今風の商品が増え、周辺のモダンな道の駅と似たような品揃えになってしまった。 個人の意見として言わせて頂ければ、本駅には昔風の田舎らしい商品を置いて他の道の駅と差別化して欲しいのだが… 売り上げを考えるとそういう訳にもいかないのだろう。 ただ、本駅には「駄菓子コーナー」や「漬物コーナー」があり、田舎らしさを感じることが出来る。 本駅で目立つ商品は地産の米「つや姫」と米沢牛の加工品。 「つや姫」は美味しい米の代表格と言えるが、本駅では5kg3000円(新米の価格)で販売されている。 米沢牛関連では「米沢牛味噌ラーメン」や「米沢牛ポテトスティック」等を販売。 その他、醤油の原型の「ひしお」を使った漬物の「ひしお漬け」、 食塩3、麹5、蒸米8の割合で作る「三五八みそ」と「三五八漬け」、 米沢市の郷土の味の「孫兵衛味噌漬け」もある。 生そば、ただ茶豆餅、だだ茶豆羊羹も特産品として販売されている。

「手打ちそば」や「絶対に美味しいパン」も

レストランではそば、うどん、ご飯物を販売。 特に自家製粉したそば粉を使って手打ちしたそばは人気メニューになっている。 値段は「かけそば(700円)」「天かけそば(1200円)」など中々良心的。 残念ながら今回は食べることは出来なかったが「米沢牛肉そば(900円)」はとても魅力的である。 その他「盛りうどん」「山菜うどん」「カレーライス」「牛丼」等のメニューも揃っている。 また、週末限定ではあるが「絶対に美味しいパン」の出張販売も行われている。 「絶対に美味しい」というのはパン屋の幟に書かれている文言で、「絶対に」という所までは私は保証しかねるが、 塩ロールパンを購入して食べたところ、確かに美味しかった。 小腹を満たしたい方にはお勧めである。

草木等の発祥地

本駅のもう一つの注目ポイントは駅の真ん中に鎮座する「草木塔(そうもくとう)」。 山林伐採や木流し(川を利用した木材の運搬)などに関わった山里の人々の感謝が込められていると言われている塔だが、 全国に34ヵ所存在する草木塔のうち、32基が田沢地区を含む山形県南部に、 更にその中の10基が田沢地区に集中している。 本駅を起点とした草木塔の周遊コースもあるので、時間に余裕がある方は草木塔巡りを楽しんでみては如何だろうか。


道の駅看板

300m手前にある道の駅看板。道の駅入り口付近には国土交通省の看板はないので通り過ぎないように注意。

駅入り口にある看板

駅入り口にある看板

古民家の資材を使った駅の建物

古民家の資材を使って建てられた道の駅の建物

物産館

こじんまりとした物産館

絶対に美味しいパン

週末に出張販売を行う「絶対に美味しいパン」

塩ロールパン

「絶対に美味しい」塩ロールパン

草木塔

駅に鎮座する草木塔

駅から見える森林の風景

駅から見える森林の風景