(山形県の道の駅 no.09)
道の駅 鳥海
駅名 | 鳥海(ちょうかい) |
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住所 | 山形県飽海郡遊佐町菅里菅野308-1 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 遊佐町の名峰「鳥海山」や駅近くの鳥海温泉郷等から命名 |
施設 | 物産館、農作物直売所、海産物直売所、軽食コーナー、ラーメン店、パン工房 |
休館日 | 1/1 |
営業時間 | 9:00~18:00[12月~2月は17:00まで] (農作物直売所 9:00~17:00[11月~2月は16:30まで]) (海作物直売所 9:00~17:00[11月~2月は16:30まで]) (軽食コーナー 9:00~18:00[11月~2月は17:00まで]) (ラーメン店 10:30~18:00[11月~2月は17:00まで]) (パン工房 8:30~17:00) |
道の駅の特産品 | おとなの甘口遊佐カレー(パプリカ/キーマ)、パプリカドレッシング、パプリカジュース、パプリカジャム、パプリカパスタ、 伊藤さんちのごはん(レトルト包装米)、鳥海山のカレールー、鳥海山トマトジュース、遊佐の実り(パエリアの素)、 さくらんぼきらら、さくらんぼクリーム大福、さくらんぼ玉ゼリー、タラ竜田揚げ、エビ唐揚げ |
年間利用客189万人の人気の道の駅
日本海東北自動車道の遊佐菅里ICから国道7号線を北に3km、山形県北西端の遊佐町に「道の駅 鳥海」はある。
アクセス上の注意点を一つ挙げると遊佐菅里ICは新潟→山形方向のみ降りることが可能なハーフインター。
秋田方面からアクセスする場合は下道の国道7号線を用いる必要がある。
更に付け加えるならば、本駅は2027年度初頭に日本海東北自動車道の遊佐鳥海IC付近に移転予定。
現時点でも十分に便利な道の駅だが、今後は更にアクセスの良い道の駅になる予定である。
道の駅看板
この数字、個人の感想としてはかなり不思議。
と言うのも、本駅は魅力的な道の駅ではあるものの、規模的には普通で、傑出した特徴も見当たらない。
地元客を集めるとしても遊佐町の人口は1万2千人程度、
観光客を集めようにも著名なスポットがあるかと言われると疑問。
ただ一つ言えることは本駅は地元の方にとても愛されているということ。
駐車場に留まっている車は殆ど地元ナンバーで、聞こえてくる会話もご近所同士の日常的な感じのもの。
きっと地元の方は毎日のように本駅に足を運んでいるのだろう。
本駅は多くの熱烈な地元客に支えられていると感じる。
L字型の駅施設。正面に物産館、左に農作物直売所、右にレストランと軽食堂がある。
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パプリカが特産品
本駅は物産館、農作物直売所、海産物直売所、軽食堂、ラーメン店、パン工房から成る道の駅。
本駅は規模的には普通だが施設は多彩。ここに来れば食に関するものは何でも揃うという感じがする。
まず物産館だが、販売されている商品は目測でおよそ800種類。
平均的な道の駅と比べると品数は多くは無いが、遊佐町ならではの商品が揃っている。
目に付く商品はパプリカを使った商品。
実はあまり知られていないが遊佐町はパプリカ生産者数が日本一の町。
物産館では「遊佐パプリカカレー」「パプリカドレッシング」「パプリカジュース」「パプリカジャム」
「パプリカパスタ」等が販売されている。
私は「遊佐パプリカカレー(650円)」を購入。
この商品のコンセプトは「野菜の甘みと旨みをしっかりと引き出したカレー」。
このため商品は甘口のみ。中辛、辛口は販売されていない。
私は実際「どのくらい甘いのか?」と思いつつ、一口食べてみたが意外に辛い。
「えっ、これ本当に甘口?!」と思い、もう一度商品のパッケージを確認してみると「大人の甘口」の文字が。
実は「遊佐パプリカカレー」はスパイスに拘ったカレーで、甘口なれどスパイシーな味が特徴。
「大人の辛口」とは「ただ甘いだけではない」という意味が込められているようだ。
事実、舌先はスパイスでヒリヒリしたが、野菜の甘みは十分に感じる。
これは意外と辛党の方にも喜ばれるのではないだろうか。
もちろん、パプリカの味と香りも十分に感じる。
「遊佐キーマカレー」も本駅の名物。こちらも甘口のみ販売。こちらもスパイシー、かつ、野菜の甘味を感じることが出来る。
その他、遊佐の米をレトルト包装した「伊藤さんちのごはん」、パエリアの素(商品名は「遊佐の実り」)、
「鳥海山のカレールー」「鳥海山トマトジュース」等、遊佐町の特産品を販売。
「さくらんぼきらら」等、山形県の特産品も数多く販売している。
特産品の遊佐パプリカカレー。甘口しか販売していないが実は意外と辛い。
遊佐を味わうフードコート
物産館の真横にあるのは海産物直売所「元気な浜店」。
この店のウリは新鮮な海産物だが、魚を使った総菜類も人気。
むしろ、遠方から観光で道の駅巡りをされている方には総菜の方が利用価値が高いのではないだろうか。
「タラ竜田揚げ」「えび唐揚げ」等が販売されている。
更に、その隣にあるのは農作物直売所「ひまわりの会」。
ここでは50種類くらいの新鮮な農作物が販売されている。
実は本駅で最も客を集めているのはこの農作物直売所。地産地消の役割を十分に果たしていると言えるだろう。
物産館の奥に位置しているのはフードコート。
フードコート内にはクレープの店とそば・うどんの店が入っている。
クレープの店では「シャインマスカット・クレープ(900円)」「バナナチョコブラウン・クレープ(600円)」等を提供。
「だだちゃミックスソフトクリーム(400円)」という山形ご当地のソフトクリームも味わうことが出来る。
そば・うどんの店では遊佐町産なめこを100%使用した「なめこおろしそば(600円)」が名物。
そば/うどんの看板を掲げているが、実は多彩なメニュー構成も特徴で「遊佐の海鮮丼(2500円)」
「鳥海チーズバーガー(600円)」「米沢牛コロッケ(280円)」「昇竜カルビ重(1300円)」等も味わうことが出来る。
外から見たフードコート。外からは空いているように見えるが、店内は人がいっぱい。
ラーメン店の隣にあるパン工房「ほっほ」では「ほっほの白いパン」が人気No.1。
「アップルパイ」「遊佐カレーパン」「鳥海山メロンパン」も人気になっている。
パンだけではなく「白桃ソフトクリーム」「ソフトサンデー」も販売されている。
少し離れた所にあるラーメン店とパン工房
「道の駅 鳥海」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①鳥海温泉 遊楽里
[MAPCODE] 352 525 579*40
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に800m
- 料金(1人6,090円、2人計10,363円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 「楽天トラベルアワード」東北エリア銀賞の宿


■②湯ノ田温泉 酒田屋旅館
[MAPCODE] 352 585 724*42
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に4km
- 料金(2食付き7,870円~)
- 温泉あり/日本海に沈む夕日が見える絶景の宿


■③湯の台温泉 鳥海山荘
[MAPCODE] 954 094 309*07
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に26km
- 料金(2食付き1人10,181円、2人計18,363円~)
- 温泉あり/名峰・鳥海山のすぐ目の前


My Select
■①鳥海温泉 遊楽里

道の駅の本隊からは800m程離れているが、本施設も道の駅の「海のエリア」と呼ばれている施設。 美肌成分のメタケイ酸をたっぷり含んだ温泉は特に女性に人気である。
🐶ペット旅
■④象潟温泉 たつみ寛洋ホテル
[MAPCODE] 231 123 200*88
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北に19km
- 料金(1人4,818円、2人計9,454円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 石風呂と檜風呂の2つの温泉あり
- ペット可のプランあり[追加料金+2,160円]
- 【注】ペットは指定の部屋のみ、事前確認をお勧め


■⑤象潟モンゴルヴィレッジバイガル
[MAPCODE] 231 122 445*17
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北に19km
- 料金(朝食付き1人8,182円、2人計11,820円~)
- 2食付きプランもあり
- 近隣温泉施設(車で4分)の無料利用券付き
- 本格ゲル(モンゴル式住居)でモンゴル文化に触れる
- ペット可のプランあり[追加料金+1,200円]


上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)