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(山形県の道の駅 no.03)

道の駅 寒河江

駅基本情報
駅名 寒河江(さがえ)
住所 山形県寒河江市大字八鍬字川原919-6
駅名の由来 市名より
施設 物産館、レストラン、トルコ館、フードコーナー
特産品 さくらんぼ、ラフランス、佐藤錦ポッキー、ラフランスプリン、くぢら餅、甘梅干し、くるみゆべし、だだ茶ゆべし、 銘菓「山形やきほろろ」「山形米(ベイ)クドショコラ」、樹氷もち、寒河江そば、玉蒟蒻、山形の冷たい肉そば、 トルコアイス「どんとるまん」

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東北一のさくらんぼのテーマパーク

 山形自動車道の寒河江ICから国道112号線(寒河江バイパス)を使って北西に6km、 山形県ほぼ中央部の寒河江市に本駅「寒河江」はある。 沿道の寒河江バイパスは寒河江市の市街地を避けるように作られた道路。 時間帯にもよるが、多くの場合は渋滞のストレスを感じることなく本駅まで辿り着くことが出来るだろう。
 さて、山形県と言えばサクランボの産地として有名だが、寒河江市は山形県内でサクランボ生産量が最も多い市。 実質上、サクランボ生産日本一の街といって過言はないだろう。 そんな寒河江市にある本駅は「東北一のさくらんぼのテーマパーク」と自称する道の駅。 物産館にはサクランボを使った商品が多数、また世界のサクランボの木が植樹された「国際チェリーパーク」もある。 ただ、私の印象としては「さくらんぼのテーマパーク」というよりは「山形県特産品の見本市」。 既にサクランボという枠を突き破り、山形県内の商品なら何でも揃っているようなデパートのような場所になっている。
 経営状況も順調そのもので、H29年度の山形県の公式発表によれば年間の利用客は99万4千人。 県内では道の駅「鳥海」に次ぎ第2位の集客を誇っている。

デパ地下のような物産館

 本駅は物産館、レストラン、観光案内所(さくらんぼ会館)、フードコーナー、トルコ館から成る施設構成。 まずはメイン施設である物産館から紹介したい。
 本駅の物産館はとても広いのが特徴。 広いスペースの中に山形の名店がいくつも店舗を連ねる、例えるなら都会のデパ地下のような感じになっている。 各店舗毎に一押し商品があり、その結果、物産館全体で見ると何が一押しなのかちょっと分かりにくい感じ。 「チェリーランド」という名称がついている割にはサクランボを使った商品が目立たないのは、ちょっと皮肉な感じがする。 そんな中でもサクランボ関連の商品を挙げるなら「佐藤錦ポッキー」。 日本全国で人気のポッキーシリーズだが、「佐藤錦ポッキー」は山形県限定販売のようだ。
 その他、各店舗の一押し商品を列挙してみると…まずは寒河江地方の伝統菓子の「くぢら餅」。 甘い餡に餅々とした食感はいつの時代も甘党に絶大な支持を受けている。 近隣の東根市に本拠を構える梅菓子本舗松野屋の「甘梅干し」も山形県内では有名な菓子。 「ひがしね梅」を甘納豆風に仕上げた独特の味が魅力である。 山形定番の土産品「山形やきほろろ」も本駅の人気商品。 だだちゃ豆、ラフランス、サクランボ、ココアの4つの味を楽しむことが出来る。 その他、「ラフランスプリン」「山形米(ベイ)クドショコラ」「蔵王樹氷餅」等の銘菓が販売されている。
 菓子以外では寒河江名産の「寒河江そば」、山形全般の特産品である「玉蒟蒻」「米沢牛ラーメン」 「山形の冷たい肉そば」等を販売。山形の地酒コーナーもあり、「澤政宗」「月山の雪」「美田美酒」等が販売されている。

格安が嬉しい「食」の施設

 続いて「食」の施設の紹介を。 本駅の「食」の施設は物産館横にある大きなレストランと物産館正面に軒を連ねるフードコーナーの2つ。 共にほぼ全てのメニューが1000円以下の価格設定が嬉しい。 格安で寒河江市の、或いは山形県の郷土料理を味わうことが出来る。
 まずレストランでは「さくらんぼ鶏の親子丼(800円)」が名物メニュー。 「さくらんぼ鶏」とは山形県が生んだブランド鶏肉で、飼料に山形県産飼料米「フクヒビキ」と山形県産さくらんぼを使用。 ふっくらやわらかく、ジューシーな肉質が人気になっている。 また「なんでも冷やす」県民性から生まれた新グルメ「山形の冷たいそば(800円)」も人気。 夏に山形県を訪れた際は一度は食べてみたいメニューである。 ブランド牛肉の山形牛肉を使った「山形牛丼(920円)」「山形牛カレーライス(850円)」も人気のメニュー。 「山形牛ステーキ丼」は本レストランで唯一1000円を超えるメニュー(1480円)。ただ、それでも格安であることは間違いはない。
 フードコーナーではラーメン店、カレー店、トウモロコシとイカ焼きの店、焼きそばの店が並ぶ。 こちらも「ラーメン(680円)」「チャーシューメン(890円)」「カレーライス(600円)」等、全て1000円以下の価格設定。 こちらの方はあまり山形県の郷土色は感じないが、安く腹を満たすのには適している。

名物アイスは2種類の味の組み合わせ

 最後に本駅の名物のアイスクリームを2つ紹介したい。 一つは観光案内所「さくらんぼ会館」の一角で販売されている「手づくりアイス」。 ここでは「さくらんぼ」「ラフランス」「つや姫(米)」等、 14種類のアイスから2つを選択してコーンの上に盛る2色アイスを味わうことが出来る。 私は山形の定番である「さくらんぼ」と「ラフランス」の2つを選択。 全部で91種類の組み合わせがあるので、何度も訪れることが出来る方は全組み合わせに挑戦してみるのは如何だろうか。 中には「黒ゴマ」「ワサビ」「梅」「紅花」等の一風変わったアイスもあるので、これらに挑戦してみるのも面白いかもしれない。
 もう一つはトルコ館で販売されている「どんどるまんアイス」。 どこまでも伸びる、それなのに垂れない不思議なアイスで、トルコではこれがアイスの定番らしい。 食感は冷たいのにモチモチした感じ。「バニラ」「いちご」等の種類があるが、本駅限定の「さくらんぼ」も販売されている。


道の駅看板

道の駅看板

チェリーランドさがえ

チェリーランドさがえ。物産館、レストランが入る。

物産館

チェリーランドさがえ内の物産館はまるでデパ地下のように多数の店舗が並ぶ

さくらんぼ会館で販売されているアイス

さくらんぼ会館で販売されているアイス。2種類のアイスを自由に組み合わせることが出来る。 私は「さくらんぼ」(右下)と「ラ・フランスミルク」(左上)を選択。

トルコ館

トルコ館内ではトルコの伝統的工芸品を展示している。

伸びるアイス「どんどるまん」

トルコ館で販売されている「伸びるアイス」こと、「どんどるまんアイス」。