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(岩手県の道の駅 no.33)

道の駅 むろね

駅基本情報
駅名 むろね
住所 岩手県一関市室根町折壁字向山131-9
駅名の由来 市町村合併前の旧村名の室根村より
施設 物産館、農作物直売所、海産物直売所、レストラン、唐揚げ売店
特産品 室根町産の新鮮野菜、室根からあげ、室根コロッケ、室根お菓子豆腐、室根伝統菓子各種(室根まつり/室根きらら/室根千年杉/白あんぱん)、 しそ巻き、どら焼き、蜂蜜、唐沢さんちのジャム、むろね手作り味噌、室根ワイン、室根石

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室根町産の野菜販売が中心

三陸沿岸自動車道(本吉気仙沼道路)の気仙沼中央ICから国道45号線、途中から国道284号線を使って北西に17km、 岩手県南東部の旧室根村(現一関市室根町)に本駅「むろね」はある。 沿道の室根バイパス(国道284号線バイパス)は2018年4月21日に開通した新しい道路。 開通の翌週の4月28日に岩手県内33番目の道の駅としてオープンしている。 本駅は良い意味でも悪い意味においても本当に普通の道の駅。 駅の規模は普通、直売所とレストランを備えた施設構成も普通、利用客数も平均的である。 目立った特徴が無く、施設紹介をする立場から見ると難しい道の駅であるが、 敢えて特徴を探すならば、本駅の販売の約7割を占める農作物は全て地元の室根町のものというところだろうか。 ただ、実は新しい道の駅に地産の野菜、果物を並べることは結構大変なことである。 一般的に道の駅を開設する際、問題となるのは地産野菜の供給体制の確保。 新しい道の駅に野菜を供給するには(1)今までに構築した流通ルートを変更してもらう、 (2)農家に生産量を増やしてもらうのいずれになるが、どちらも困難であることは言うまでもない。 そう考えると本駅が開設に至ったのは関係者の努力と地元農家の協力の賜物と言えるだろう。 一点、注意点挙げるとすれば本駅の駐車可能台数はたったの24台。 普段の日はこれでも十分だが、年に数回あるイベント開催時は全く足りない。 イベント開催時はかなり距離のある場所に臨時駐車場を設け、そこからシャトルバスで移動することになるので、 休日等に訪れる場合は事前に確認する方が良いだろう。

室根町老舗菓子店の銘菓を販売

まずは直売所の紹介だが、直売所は約7割のスペースで農作物を販売、残りのスペースで物産品と海産物販売を行っている。 農作物直売は上記の通り商品は全て室根町産のもの。 特段、珍しい野菜、果物は見受けなかったが、しっかりと地産地消の役割を果たしている。 物産品販売コーナーで目に付くのは室根町老舗の菓子屋の商品。 白くてふわふわした食感の「室根お菓子豆腐」、饅頭なのにパンという名の「白あんぱん」、 室根町の観光地や産業を冠した「室根まつり(クッキー)」「室根きらら(クッキー)」「室根千年杉(パイ)」が販売されている。 中でも「室根お菓子豆腐」と「白あんぱん」は全国菓子博覧会で栄誉金賞を獲得したことがある銘菓である。 その他にも一関市産の「蜂蜜」、一関市の果物を使った「唐沢さんちのジャム(ラフランス/リンゴ/桃/いちご/ブルーベリー)」、 「室根手作り味噌」「室根ワイン」等の商品が販売されている。 店外の広場では室根町伝統の庭石「室根石」の展示販売も行われている。

室根からあげは鶏肉の甘味が特徴

本駅の食に関する施設はレストラン「味処むろね」と出店の「からあげ屋」の2つ。 私が訪れた日は残念ながらレストランは定休日のため詳細は分からなかったが、 掲示されているメニューを見ると「ラーメン(550円)」「塩ラーメン(750円)」「味噌ラーメン(750円)」 「ふかひれラーメン(1200円)」等。 ラーメン以外にもメニューがあるのか不明だが、ラーメンが自慢の店と思われる。 一方、出店の「からあげ屋」は店名の通り「室根からあげ」と呼ばれる鶏の唐揚げが名物の店。 カリカリの衣の中にジューシーな鶏肉が入っているとても美味しい唐揚げである。 私の感覚では一般的には唐揚げは生姜と醤油味がバッチリ効いた辛味が特徴と思っているが、 「室根からあげ」は辛くないのが特徴。 辛味を抑えて鶏肉本来の甘味を感じることが出来る。 値段は1袋(5~6個入り)で360円。 唐揚げ以外にも鶏肉とジャガイモで作る「室根コロッケ(120円)」も名物になっている。


道の駅看板

道の駅看板。看板の奥に室根山が見える。

駅施設

駅施設。左側に直売所、右側にレストランがある。

施設入り口

駅施設入り口。左側に唐揚げの売店がある。

レストラン

レストラン「味処むろね」

室根石の展示販売

室根石の展示販売が行われている

室根からあげ

唐揚げ売店で販売されている「室根からあげ」。1袋(写真)360円。