道の駅　いわいずみ

道の駅基本情報

駅名	いわいずみ
住所	岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂字乙茂90-1
コード	432 013 688*56
駅名の由来	町名の岩泉町より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	無休
営業時間	9:00～17:00 (レストラン 11:00～16:00)
道の駅の特産品	岩泉ヨーグルト、岩泉ヨーグルトサブレ、岩泉短角牛ビーフシチュー、岩泉短角牛すじカレー、岩泉短角牛炊き込みご飯の素、 龍泉洞黒豚カレー、龍泉洞の水、龍泉洞コーヒー、龍泉洞サイダー、龍泉洞化粧水、炭鉱ホルモン鍋、岩泉わさびドレッシング、 岩泉ハンバーグステーキ、楽天イーグルスグッズ

美しい地底湖、龍泉洞の観光拠点

　三陸沿岸道路の岩泉龍泉洞ICから国道455号線を西に10km、岩手県東部の岩泉町に「道の駅　いわいずみ」はある。 本駅までの道中は至って長閑。車窓の約7割は山林、残りの3割は田畑、住宅は約10kmの道中の間に10軒あったかどうか。 時々、車窓の左側に小本川の流れが見える悠々としたドライブを楽しむことが出来るだろう。
　さて、岩泉町で最も有名な観光施設は日本三大鍾乳洞の一つに数えられている龍泉洞だが、 本駅は龍泉洞観光の東側の観光拠点というべき道の駅。 龍泉洞は全長4km以上、洞内はアップダウンもあり体力勝負の面があるが、 本駅で休憩を取るなり、栄養補給をするなり、準備をしてから龍泉洞に向かいたい。 龍泉洞観光ではない方にとっても本駅は立ち寄る価値が十分。 岩泉町の特産品、岩泉町の食材を使った料理を満喫できる。
　ちなみに龍泉洞は洞の長さ、鍾乳石もさることながら、地底湖と地底湖に溜まる水の透明度が魅力的。 場内照明に映える真っ青な湖面はなかなか感動的である。 遠方より本駅を訪れた方には、一度は龍泉洞の美しい地底湖を鑑賞することをお勧めしたい。

乳製品、短角牛、龍泉洞の水

　本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。 施設規模は全国の道の駅と比べて平均レベル。 「いかにも道の駅」という感じの道の駅である。
　さて、本駅で販売されている商品だが、「乳製品」「短角牛」「龍泉洞の水」が三本柱。 この3つ商品群でおおよそ全商品の7割位を占めている。 「乳製品コーナー」では120年の歴史を持つ岩泉式酪農から産出される製品が並ぶ。 岩泉式酪農とは豊かな森、清らかな水を活用しながら乳牛の健康を第一にした酪農のこと。 ストレスのない乳牛からは上質な生乳を搾取することが出来る。 「岩泉牛乳」「岩泉ヨーグルト」「ヨーグルトドレッシング」が特に人気の商品になっている。
　「短角牛コーナー」では「岩泉短角牛100%ビーフシチュー」「岩泉短角牛100%牛すじカレー」 「岩泉短角牛炊き込みご飯の素」等を販売。 低脂質、高タンパクのヘルシーな赤味肉として評判の日本の短角牛は、実は岩泉町が発祥の地。 本駅では短角牛発祥の地に相応しく、短角牛関連商品が多数販売されている。
　「龍泉洞の水コーナー」では日本有数の透明度を誇る龍泉洞の水を活用した商品が並ぶ。 純粋に味わう「龍泉洞の水」、その他「龍泉洞コーヒー」「龍泉洞サイダー」等を販売。 新製品としては「龍泉洞化粧水」。 モンドセレクション4年連続金賞、国際最高品質賞など受賞歴も多数あり、女性に人気の商品である。

ホルモン、ジンギスカンが人気

　本駅の「食」の施設は「レストラン岩泉」と「ジェラードショップ」の2つがある。
　「レストラン岩泉」ではご飯もの、麺類(そば/うどん)を提供。 注目メニューは岩泉町のソウルフードともいえる「炭鉱岩泉ホルモン」。 かつて岩泉町には炭鉱があり、鉱夫が岩泉町の食堂でホルモン鍋を食べたところ、 その美味しさに感動し、町内外から多くの客が食べに来るようになったと言われる名物料理。 豆腐、キャベツ、ネギがたくさん入っているのが特徴である。 本駅の「ホルモン鍋定食(900円)」は当時の味、プラス、ニンニクを効かせたスタミナ満点の料理に仕上がっている。 岩泉町の2つの肉「岩泉短角牛」と「龍泉洞黒豚」を同時に味わう「短角牛コロッケ&岩泉メンチカツ定食(850円)」も人気のメニュー。 ミニかき揚げ丼とそば(又はうどん)を味わう「麺ランチセット(750円)」も人気になっている。
　物産館の一角にあるジェラードショップでは色とりどりの18種類のジェラードを提供。 中でもピスタチオ、ティラミス、岩泉ミルク、岩泉ヨーグルトのジェラードが人気になっている。