(青森県の道の駅 no.20)
道の駅 こどまり
駅名 | こどまり |
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住所 | 青森県北津軽郡中泊町大字小泊字折腰内45 |
コード | 517 518 145*80 |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧村名の小泊村より。 なお駅愛称の「ポントマリ」はアイヌ語で「小さな入り江」という意味。 |
施設 | 物産館、レストラン |
休館日 | 11月中旬~4月中旬 |
営業時間 | 9:00~17:00 (レストラン 11:00~15:00) |
特産品 | のしイカ、ポンタラ、天然ワカメ、えご天草、岩のり、タコ足、トラウトはらみ、スルメイカ、ホッケ、 海峡ドック、ホタテ貝の皿、津軽金山焼(コーヒーカップ/湯呑/招き猫) |
海鮮レストランと海峡ドックが人気
青森自動車道の浪岡ICから国道101号線、その先国道339号線を北西に合計66km、 津軽半島北西部の旧小泊村(現中泊町大字小泊字)に本駅「こどまり」はある。 本駅が位置しているのは旧小泊村民のほぼ全ての人が暮らす小泊の漁港町から山を一つ隔てた北側。 駅周辺に民家は無いが、本州の日本海側では最北の海水浴場となる折腰内海水浴場に隣接しており、 夏の天気の良い日には短い夏を満喫しようと大勢の方が集まるエリアである。 さて、本駅の紹介はまず「駅グルメ」から始めたい。 と言うのも、本駅の目玉となるのは小泊漁港直送の鮮魚を味わう「レストラン竜泊」と、 本駅限定B級グルメの「海峡ドック」。 特に「レストラン竜泊」は地元の水産会社が経営しているレストランで、各所からかなりの評判を得ている人気の店である。 メニューは刺身満載の「海峡定食(1800円)」、刺身とフライの「竜泊定食(1300円)」、 イカ・イクラ・ホタテが乗った「三色丼定食(1300円)」、ウニ・イクラ・サザエが乗った「海鮮丼定食(1800円)」、 厳選国産ウニを使った「うに丼定食(2300円)」、郷土料理の「サザエカレー(1000円)」など。 私は「三色丼定食」を食べたが、魚介類が新鮮で身が締まっている感じ。 都会の一般的なレストランで味わう海鮮丼とは一味違う、なかなかの味であった。 一方、物産館で販売されている「海峡ドック」は限定20食の人気メニュー。 小泊漁港で獲れたヤリイカの唐揚げにキャベツと玉ねぎがたっぷり入った商品。 残念ながら今回は味わうことが出来なかったため味に関しては分からないが、 大評判の商品だけに間違いなく美味しいだろう。 次回、本駅を訪れた際には味わってみたいと思う。
物産館も海産物が中心
本駅は建物の1階に物産館、2階にレストランが入る施設構成。 レストランは上述の通り海鮮メニューが中心だが、物産館も海産物を使った商品が中心である。 目に付く商品は「のしイカ」。小泊漁港で獲れたイカを使った商品で小泊村の名物らしい。 「ポンタラ」という聞き慣れない商品も小泊村の名物商品。 スケトウダラに砂糖と唐辛子を加えて干物にした甘辛い味のおつまみである。 その他にもビックリするくらい大きな「タコ足」、 小泊漁港直送の「天然わかめ」「岩のり」「スルメイカ」「ホッケ」等が販売されている。 工芸品では津軽金山焼の商品各種を販売。コーヒーカップ(2400円)、湯呑(1480円)、招き猫(1040円)等が並んでいる。 ホタテ貝を用いた皿は漁港の町らしい商品。こちらは1つ500円前後で販売されており、土産品に最適だろう。
竜泊ラインは絶景のドライブコース
本駅の沿道の国道339号線は「竜泊ライン」と呼ばれる道路。 青森市など南方から本駅を訪れた場合、本駅に至るまでは「よくある普通の田舎道」という感じだが、 本駅より北は竜泊ラインの本領発揮。 南の方角から本駅を訪れ、そのまま南の方角へ帰る方も、少しだけ北に進んで大迫力の竜泊ラインを味わいたい。 竜泊ラインの特徴は竜のようにくねくねと曲がりながら一気に登る峠道。 ただ、片側1車線ずつ、全線で両側2車線が確保されているので危険な道路ではない。 気軽に日本有数のワインディングロードのドライブを楽しむことが出来る。 峠を登り切った頃に現れる眺瞰台(ちょうかんだい)展望台は是非立ち寄りたいスポット。 曲がりくねった竜泊ライン、その先には真っ青な日本海を一望することが出来る。
[注] 本駅は11月上旬から4月下旬まで冬期閉鎖となります
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①龍飛崎温泉 ホテル竜飛
[MAPCODE] 1045 012 483*66
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に20km
- 料金(朝食付き1人11,000円、2人計18,000円~)
- 温泉あり/2食付きプランもあり
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)