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(青森県の道の駅 no.19)

道の駅 みんまや

駅基本情報
駅名 みんまや
住所 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜99
コード 1045 011 148*73
駅名の由来 市町村合併前の旧村名の三厩村より
施設 物産館、レストラン(2つ)、青函トンネル記念館、体験坑道
休館日 11月上旬~4月下旬
営業時間 8:40~17:00
(レストラン 11:00~15:00)
(体験坑道 9:00~16:30)
特産品 炙りエイヒレ、みんまや昆布、銘菓「りんごほっぺ」「青森ねぶた」、りんご飴

青函トンネル体験坑道が人気

青森自動車道の青森ICから津軽半島東側の海岸線沿いの国道280号線を北に29km、 途中、県道12号線、県道14号線を使ってショートカット(24km)、 再び国道280号線に合流して17km、合計70kmのドライブの後、津軽半島の先端にある本駅「みんまや」に到着する。 本駅が位置する旧三厩村(現外ヶ浜町字三厩)は龍飛崎、階段国道など観光で栄える村。 北海道新幹線開通の効果だろうか、近年は外国人観光客が増加し、あちこちで聞き慣れない外国語が飛び交う賑やかな村に変貌している。 さて、本駅の真下の地下深くにあるのは北海道新幹線も通る青函トンネル。 その青函トンネルの工事に使われた作業用坑道を巡る「青函トンネル体験坑道」が本駅の人気になっている。 体験の料金は大人1000円、小人500円。 道の駅の中にあるケーブルカーの記念館駅から斜坑ケーブルに乗車して約8分、海面下140mにある体験坑道を説明員の案内により約45分間散策する。 体験坑道内には特設展示や実際に掘削に使われた機械を展示。 昭和36年から昭和63年まで27年もかかった昭和の歴史に名を残す難工事の実情や、 多数の殉職者を出しながら難工事に立ち向かった人々の情熱を垣間見ることが出来るだろう。 なお、体験坑道は11月上旬から4月中旬までクローズ。 道の駅施設も同期間は冬期閉鎖となる。

物産館はかなり小規模

本駅は上述の通り有料施設の青函トンネル体験坑道が中心となる道の駅。 その体験坑道に付随する形で青函トンネル記念館(有料400円)、物産館、レストランがある。 多くの観光客を集める体験坑道だが、付随する物産館はとても地味で小規模。 取り扱っている商品も道の駅としてはかなり少ない。 個人的な意見としては「もう少しオリジナルの商品があればいいのに」と思うのだが、 まあ、そう簡単にはいかないのだろう。 本駅ならではの商品は「炙りエイヒレ」「みんまや昆布」が目に付く程度。 その他は県内の道の駅でよく見かける青森銘菓の「りんごほっぺ」、アーモンド焼き菓子の「青森ねぶた」、 ほのかなりんご味の「りんご飴」等が販売されている。 一方、レストランは中々豪勢なメニューが揃っている。 マグロ、イカ、エビ等の海鮮を味わう「海峡丼(1650円)」や「大漁刺身定食(1760円)」、 海鮮をラーメンで味わう「ホタテラーメン(900円)」「海鮮五目ラーメン(800円)」「磯うにラーメン(1000円)」、 海鮮をカレーで味わう「ホタテカレー(800円)」等を味わうことが出来る。

龍飛崎灯台、階段国道、津軽海峡冬景色

青函トンネル体験坑道が目立つ本駅だが、実は体験坑道から更に500m北に進んだ場所に道の駅の第2駐車場がある。 第2駐車場も第1駐車場と同様にとても広く(約100台駐車可能)、24時間利用なトイレも備わっている。 また、第2駐車場の横には食事処「たっぴ」があり、「海鮮丼」「うに丼」「ふのりラーメン」等を味わうことが出来る。 是非とも足を運んで頂きたいのは第2駐車場の先にある観光名所の「龍飛崎灯台」「階段国道」「津軽海峡冬景色碑」の3つ。 「龍飛崎灯台」は龍飛崎の先端にある白亜円形の灯台。 高台にあり景色も絶景で津軽海峡や対岸の北海道も一望できる。 「龍が飛ぶ」とも言われる強風も体験したい。穏やかな天気の日に訪れても風の強さにはきっと驚くだろう。 「階段国道」は国道339号線に設けられた日本唯一の階段の道路。 全長は388.2mで標高差は70m。362段の石段の階段で結ばれている。 階段沿いに咲くアジサイの花も見所である。 最後に「津軽海峡冬景色碑」だが、もちろん石川さゆりさんの名曲を称えたもの。 石碑の前にあるボタンを押すと石川さゆりさんが歌う津軽海峡冬景色が流れる。 普段聞く津軽海峡冬景色も素晴らしいが、津軽海峡を眼前に聞く津軽海峡冬景色は格別な感じがするのは、 おそらく私だけではないだろう。



道の駅看板(第1駐車場)

道の駅看板(第1駐車場)。第1駐車場の近くには青函トンネル記念館、体験坑道がある。

青函トンネル記念館

青函トンネル記念館(手前のグレーの建物)。物産館、レストラン、青函トンネル体験坑道(入り口)がある。

青函トンネル体験坑道

青函トンネル体験坑道。工事に使われた機械、器材が展示されている。

北海道まで23km

体験坑道の奥にある「北海道まで23km」の看板。残念ながらこの先は立ち入り禁止。

道の駅看板(第2駐車場)

第2駐車場を示す道の駅看板。龍飛崎灯台、階段国道、津軽海峡冬景色碑へはここに車を留めると便利。

食事処「たっぴ」

第2駐車場の近くにある食事処「たっぴ」。海鮮丼、ウニ丼、ふのりラーメン等を味わうことが出来る。

龍飛崎灯台

白亜円形の龍飛崎灯台。日本の灯台50選に選ばれている。

龍飛崎灯台から見る風景

龍飛崎灯台から見る風景。津軽海峡、その先に北海道が見える。

階段国道

日本唯一の階段国道

津軽海峡冬景色碑

津軽海峡冬景色碑。中央にあるボタンを押すと曲が流れる。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①龍飛崎温泉 ホテル竜飛
 [MAPCODE] 1045 012 483*66
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に700m
 - 料金(朝食付き1人11,000円、2人計18,000円~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり

   

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■①龍飛崎温泉 ホテル竜飛

龍飛崎の先端に建つ一軒宿。見どころは展望温泉から見る津軽海峡の荒波。 ビュービューと吹く強風がバックコーラスに聞こえる。視界が良い日は北海道が見える。

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)