道の駅　よこはま

駅基本情報

駅名	よこはま
住所	青森県上北郡横浜町字林ノ脇79-12
コード	437 886 696*76
駅名の由来	町名の横浜町より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、パン工房、喫茶コーナー
休館日	12/31、1/1、1月～3月の火曜日
営業時間	4月～10月 8:30～18:00、11月～3月 9:00～17:30 (レストラン 4月～10月 11:00～16:30、11月～3月 11:00～14:30)
特産品	菜の花ドーナッツ、菜の花ソフトクリーム、菜の花はちみつマフィン、菜の花シフォンケーキ、菜の花の丘かりんとう、 菜種ドレッシング、菜種油、菜種入り煎餅「菜の物語」、菜の花メロンパン、ホタテ佃煮、ホタテ味噌、いぶりホタテ、ホタテ煎餅、 横浜なまこ、なまこ石鹸、えごまドレッシング、えごまパウダー

本州一の菜の花の里

下北半島縦貫道路の終点(2018年度現在)の横浜吹越ICから国道279号線を北に9km、 青森県北東部、下北半島西側の横浜町に本駅「よこはま」はある。 下北半島縦貫道路はむつ市まで延伸が計画されており、延伸された際には本駅は(仮称)横浜IC直結の道の駅になる予定。 その際には大規模な道の駅リニューアルも計画されている。 さて、横浜町の観光名所といえば、なんといっても広大な菜の花畑。 作付面積は128ha(ヘクタール)で本州ではNo.1の広さ。 全国1位の座を掛けて、北海道の滝川市と毎年激しく競い合っている。 残念ながら私は過去に菜の花の季節に横浜町を訪れたことが無いため、 広大な菜の花畑の写真を掲載することや感動を伝えることは出来ないが、 訪れた方の感想を聞く限りでは本当に美しいらしい。 5月中旬に開催される「菜の花フェスティバルinよこはま」では、菜の花大迷路や菜の花マラソンが開催され、大いに盛り上がるようだ。 菜の花関連の特産品が多いのも横浜町の特徴。 菜の花畑の感動を得るためには5月に訪れる必要があるが、菜の花の特産品は年間を通して本駅で購入することが可能である。

菜の花関連商品がいっぱい

その菜の花関連商品だが、本駅の物産館に多数並んでいる。 まずは本駅の売上No.1の「菜の花ドーナッツ」。 菜の花の茎を配合した生地を菜種油で揚げたドーナッツで5個入り320円で販売されている。 テレビで紹介されて人気上昇中なのが「菜の花はちみつマフィン(2個入り300円)」。 こちらは菜の花を配合した生地に横浜町の蜂蜜を混ぜて焼き上げた商品である。 私は「菜の花ドーナッツ」と「菜の花はちみつマフィン」のどちらも食べてみたが、 どちらも菜の花独特の渋みが生かされているのが特徴。 特に「菜の花はちみつマフィン」は蜂蜜の甘さと菜の花の渋みがうまく調和しており、 甘いけど後味がとてもスッキリとしている。 菜の花関連商品はその他にも「菜の花シフォンケーキ」「菜種油」「菜種ドレッシング」 「菜種入りかりんとう」「菜種入り煎餅」等を販売。 物産館横のパン工房では「菜の花メロンパン」、喫茶コーナーでは「菜の花ソフト」が販売されている。

ホタテ、ナマコも特産品

菜の花に押されがちだが、実は横浜町はホタテとナマコも特産品。 ホタテに関しては養殖が盛んでその規模は県内有数と言われている。 ホタテを使った商品は本駅で多数販売されており、 特に「ホタテ佃煮」「ホタテ味噌」「いぶりホタテ」「ホタテ貝柱干し」は人気の商品になっている。 ナマコに関しては全国初の地域団体商標に登録された「横浜なまこ」が有名。 ただ、なまこ漁は漁獲制限により基本的に年末の3日間しか許されておらず、横浜なまこは大変貴重な商品となっている。 横浜町では12月1日から12月16日までの16日間限定で横浜なまこフェアを開催。 本駅のレストランで「横浜なまこ丼」「横浜なまこ茶漬け」「横浜なまこ三種盛り」「横浜なまこエクレア」を味わうことが出来る。

足を伸ばして尻屋崎に

下北半島観光の宝庫。ただ、関東、関西などの大都市圏からは交通の便が悪いのがネック。 下北半島観光を楽しむ機会は少ないと思うので、本駅訪問と共に可能であれば下北半島観光も楽しみたい。 本稿で紹介したいのは本駅から約30kmの場所にある下北半島北東端の尻屋崎。 津軽海峡と太平洋が交わる場所で潮の流れがとても速く、荒々しい海の姿を見ることが出来る。 尻屋崎で迎えてくれるのは日本古来の馬の寒立馬(かんだちめ)。十数頭の寒立馬が放し飼いされている。 真っ白な尻屋崎灯台も見ものである。