(青森県の道の駅 no.16)
道の駅 いかりがせき
駅名 | いかりがせき |
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住所 | 青森県平川市碇ヶ関碇石13-1 |
コード | 323 525 366*83 |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧村名の碇ヶ関村より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、関所資料館、温泉施設 |
休館日 | 年末年始 |
営業時間 | 9:00~18:00[スタンプは20:00まで(18:00以降は温泉受付で)] (レストラン 10:00~17:30) (温泉 10:00~20:00) |
特産品 | 碇ヶ関ようかん、碇ヶ関温泉の卵(カスタードカステラ)、自然薯関所うどん、津軽自然薯そば、 マルメロ鶏カレー、マルメロパイ「マルメロ姫の甘酸っぱい恋」、碇のうまかっぺえジュース(りんごジュース)、 しそジュース「しその恵み」、津軽塗りの汁椀、りんご酢純米酒「りんごに恋したお酒」 |
江戸時代の関所を再現した道の駅
東北自動車道の碇ヶ関ICから国道7号線を北に2km、青森県南端の旧碇ヶ関村(現平川市碇ヶ関)に本駅「いかりがせき」はある。 碇ヶ関村は人口3千人程度の小さな村。 但し、人口の殆どは国道7号線の沿道に集中しており、道中は民家や商店が立ち並んでいる。 東京で例えるなら多摩西部、大阪で例えるなら南河内と似たような感じで、自然と上手に調和した街という感じがする。 さて、本駅は江戸時代に津軽藩が設けた碇ヶ関の関所(御関所)を再現した道の駅。 「江戸時代にタイムトラベル」をコンセプトにした道の駅で、随所に歴史を感じることが出来る。 駅施設は白塗りの壁が特徴的な江戸の屋敷を意識したデザイン。 後述の温泉施設はわざと古木を使い、年季を感じさせる造りになっている。 併設の関所資料館ではかつての関所を再現。 津軽藩の武具や古文書の展示や、人形を使った当時の取り調べの様子などが見学することが出来る。
自然薯とマルメロが特産品
本駅は特産品と農作物を販売する「特産品販売所」、特産品販売コーナーとレストランが入る「文化観光館」、 その他に「関所資料館」と「温泉施設」から成る施設構成。 碇ヶ関の特産品は「特産品販売所」と「文化観光館」のどちらでも販売しているが、「文化観光館」の方が品揃えは豊富。 但し、商品によってはどちらでも販売されているもの、片方にしか販売されていないものがあり、 お土産選びの際は、可能であれば両方の店に入って商品を確認したい。 特産品で目に付くのは碇ヶ関の特産品である自然薯を使った商品。 自然薯を麺にたっぷり擦り込んだ「自然薯関所うどん」「津軽自然薯そば」が販売されている。 「西洋かりん」とも呼ばれる「マルメロ」も碇ヶ関の特産品。 店内にはマルメロコーナーが設けられており、 マルメロを使ったパイ菓子「マルメロ姫の甘酸っぱい恋」や「マルメロ鶏カレー」が販売されている。 地域限定商品の「碇ヶ関温泉の卵(卵型のカスタードカステラ)」や「碇ヶ関ようかん」も人気商品。 商品名が面白い「碇のうまかっぺえジュース(りんごジュース)」も販売されている。 レストラン「彩里」でも碇ヶ関ならではの料理を提供。 「自然薯ざるそば(750円)」「自然薯ラーメンの担々麺(900円)」や「マルメロ野菜カレー(900円)」を味わうことが出来る。 その他にも天ぷら、刺身、そばを一度に味わう「彩り御膳(1300円)」、 青森県産の豚肉を使った「かつ定食(1000円)」、 地産の高級たまご(トキワ卵)を使った「オムライス(750円)」等の料理を味わうことが出来る。
青森ヒバを使ったかけ流し温泉
本駅の人気施設は源泉かけ流し温泉の「関の庄温泉」。 道の駅正面からはどこにあるのか分かりづらいが、 物産館(文化観光館)の左側を抜けて300m位歩くと到着する。 泉質は名湯に多いと言われる単純アルカリ温泉。 浴槽には青森ヒバの古木を使い、歴史を感じさせる造りになっている。 ちなみに青森ヒバは水に浸かっても腐らないという不思議な特製を持っており、 古木を使っていても清潔感は十分に保てているので安心である。 湯の種類は内湯とサウナのみだが、浴槽は大きなガラス窓で仕切られており、露天風呂のような感覚を味わうことが出来る。 利用料金は超格安の350円。石鹸とシャンプーは備え付けられていないが、 受付で安価で(確か50円くらいだったような)で購入することが出来る。 一つだけ問題点を挙げるとすれば、混雑する点だろうか。 それ程大きな温泉では無いにもかかわらず、多くの客が押し寄せるため、湯に浸かっていてもかなり窮屈。 また、常連と思われる客が洗い場に私物を置いてキープしているため、 なかなかよそ者は体を洗うことが出来ない。 なるべく夕刻の混雑する時間帯を避けて利用する方が良いだろう。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①正観湯温泉旅館
[MAPCODE] 323 643 051*14
- 道の駅から北に4km
- 料金(朝食付き4,800円+[入湯税150円/人]~)
(口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 温泉あり/2食付きプランもあり/一人旅歓迎の宿
■②青森ワイナリーホテル
[MAPCODE] 323 579 164*61
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に6km
- 料金(1人9,000円、2人計16,0000円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 標高550mより津軽平野の四季を一望
■③大鰐温泉 不二やホテル
[MAPCODE] 323 669 170*43
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に7km
- 料金(5,900円~)
- (大鰐)温泉あり/食事付きプランもあり
- 四季を感じる日本庭園付きの露天風呂あり
■④登録有形文化財の宿 ヤマニ仙遊館
[MAPCODE] 323 669 195*43
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に7km
- 料金(1人5,318円、2人計9,727円~)
- (大鰐)温泉あり/食事付きプランもあり
- 明治5年創業、数々の要人・文化人が訪れた宿
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■①正観湯温泉旅館
市街地から離れた一軒宿の温泉旅館。ph8.7の掛け流しトロトロのアルカリ温泉で美肌効果満点。 青森田舎料理も宿主の人柄も最高。一人旅でも割増料金が無いのが嬉しい。
🐶ペット旅
■⑤星の丘inおおわに
[MAPCODE] 323 645 510*48
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に6km
- 料金(6,364円~)
- 1棟貸しの別荘の宿[13人まで宿泊可]
- ペット可
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)