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(青森県の道の駅 no.01)

道の駅 しちのへ

駅基本情報
駅名 しちのへ
住所 青森県上北郡七戸町字荒熊内67-94
駅名の由来 町名の七戸町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、鷹山宇一記念美術館
特産品 長芋スイーツ「りとるやむ」、献上銘菓「駒饅頭」、餅駒まんじゅう、手づくり飴「和(なごみ)」、十和田そば、 鯖の缶詰、のっけ丼茶漬け、しじみラーメン、黒にんにくラーメン、いちご煮炊き込みご飯の素、日本酒「駒泉」、 工芸品「願い叶う絵馬」

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いつの間にか交通の要所

上北自動車道の上北ICから県道22号線、その先国道4号線を通り北西に13km、 青森県やや東部の七戸町に本駅「しちのへ」はある。 本駅は青森県内で第1号となる道の駅。開駅当時は周辺はほぼ田んぼ。 緑の中にポツンとたたずむ道の駅だったが、2010年に本駅の近くに新幹線の七戸十和田駅が開駅、 更に2018年度内には上北自動車道の天間林ICが近くに供用される見通し。 周辺は宅地化が進み、いつの間にか交通の要所に位置する道の駅に変貌している。 本駅が道の駅登録されたのはおよそ25年前の1993年。 当時、道の駅計画を立案した担当者は現在の道の駅周辺の変貌ぶりを想定していたのだろうか。 もし想定していたのだとすれば、その先見の明に頭が下がる思いである。 ただ、本駅のすぐ横に大型スーパー(イオン七戸十和田駅前店)が出来たことは、おそらく当時の担当者も想定外だっただろう。 現在は本駅とスーパーで熾烈な集客合戦を繰り広げている。 もちろんライバル店の出現は客側にとってはメリットしかない。 本駅の農作物直売所はライバル店に負けまいと安価な価格設定。 物産館の品揃えも中々のものである。

人気No.1は長芋スイーツ

本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、鷹山宇一記念美術館から成る施設構成。 物産館と農作物直売所は県内最大級と言ってよい程の大きさ。 更に2018年現在、施設のリニューアル工事を行っており、今後更に充実した道の駅になることが予想される。 まず物産館だが、地元七戸町の銘菓を数多く販売。 特に1889年創業の七戸町の老舗菓子店「みやきん」の菓子が目立つ。 人気No.1商品は長芋を使ったスイーツの「りとるやむ」。 白餡に地元で収穫された長芋を練り込み焼き上げた洋風菓子で、ローストアーモンドをトッピングしている。 実際に食べてみたが、餡はほんのりと甘く上品な味。 ローストアーモンドのプチプチ感が堪らない。 「駒饅頭」も七戸町を代表する伝統のスイーツ。 明治41年に後の大正天皇が七戸町を訪問された際、献上品として差し出したのがこの「駒饅頭」。 地元産の長芋と清酒を使った昔ながらの酒まんじゅうである。 また、あまり知られていないが七戸町は絵馬生産日本一の町。 縁起が良いとされている「左馬(顔が左を向いている馬の姿)」の絵馬が小サイズ4320円、大サイズ11880円で販売されている。 近隣の十和田市の特産品も本駅で販売。 十和田そば、しじみラーメン、黒にんにくラーメン等が店頭に並んでいる。

レストランでは馬肉メニュー

本駅のレストラン「絵馬」の名物メニューは馬肉を使った「馬肉ラーメン(900円)」と「うま馬定食(950円)」。 実は七戸町はかつて馬、特に競走馬(サラブレッド)の生産が盛んで、 ヒカルメイジ、フエアーウインという2頭のダービー馬を輩出している。 馬肉ラーメンは県産の馬肉と七戸産野菜を使用した味噌ラーメン。 レストランの人気No.1メニューになっている。 「うま馬定食」は馬肉と野菜を煮込み、味噌で味付けした汁物がメインとなるメニュー。 漬け物と十穀米のご飯が付いている。 七戸町の郷土料理の「けいらん(400円)」も味わいたいメニューの一つ。 胡桃入りの団子が入ったすまし汁で、だんごの形が鶏の卵(鶏卵)に似ていることから名付けられたそうだ。 その他、えごま入りのソフトクリームやカシスソフトクリーム、ジェラードなどの軽食も味わうことが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設遠景

駅施設遠景。訪問時はリニューアル工事中で立ち入り禁止を示す白いフェンスが目立つ。

物産館とレストラン

物産館(右)とレストラン(左)

農作物直売所

農作物直売所

鷹山宇一記念美術館

現代日本の稀有な幻想作家と称された七戸町出身の洋画家・鷹山宇一の美術館。 常設の展示と特別展がある。入場料は大人500円。

2頭のダービー馬

七戸町が生んだ2頭のダービー馬のヒカルメイジとフエアーウイン。 リニューアル工事後はもう少し綺麗な場所に展示されるはず。

長芋スイーツ「りとるやむ」

本駅のスイーツ部門人気No.1商品の長芋スイーツ「りとるやむ」。5個入り610円。