道の駅　長崎街道鈴田峠

駅基本情報

駅名	長崎街道鈴田峠(ながさきかいどうすずたとうげ)
住所	長崎県大村市中里町452-22
コード	44 766 755*00
駅名の由来	「長崎街道」は江戸時代に整備された小倉から長崎に至る52里を25の宿で結ぶ九州随一の幹線道路。 「鈴田峠」は大村市と諫早市の市境にある峠の名称で、文化庁選定の歴史の道百選に選定されている。
施設	農作物直売所、物産館、レストラン、軽食堂
休館日	12/30～1/3 (農作物直売所/物産館 無休)
営業時間	(スタンプ 9:00～18:00) (農作物直売所/物産館 8:00～18:00) (レストラン 10:00～17:00 火曜日は15:30まで、土曜日は20:30まで) (軽食堂 11:00～16:00)
特産品	かす巻き、長崎カステラ、長崎寿古コーヒー、パッションフルーツ、天然蜂蜜、古代米(黒米)、 地産の米「穂の舞」、ザボン、黒ニンニク

交通の難所の鈴田峠にある道の駅

長崎自動車道の木場スマートインターチェンジから県道257号線と国道34号線を用いて南東に約5km、 長崎県の中央部で大村市と諫早市の市境付近に本駅「長崎街道鈴田峠」はある。 高速道路からたった5kmの道のりだが、実はこの5kmが中々大変。 元々交通量が多い国道34号線は基本的に4車線道路だが、本駅周辺のみ2車線道路になっており、車線数減少による渋滞が頻発。 更に鈴田峠周辺は勾配が4%を越えるため低速走行車が渋滞を助長、 更に道路沿いには地元で人気のVファーレン長崎(Jリーグ)のスタジアムがあり、 サッカー開催日はビックリするくらいの渋滞が発生する。 更に問題となるのは本駅の入り口に信号機が存在しないこと。 本駅前は渋滞の車列が延々と続き、本駅への右折入庫、及び本駅からの右折出庫はかなり困難である。 行政側には本駅の入り口に信号設置を切にお願いしたいし、 また運転に不慣れな方は右折入庫、右折出庫をしないルート選択、 或いは本駅を訪れるのは平日やVファーレンの試合の無い日を選ぶことをお勧めしたい。

(有)鈴田峠農園の施設が中心

本駅は情報・休憩コーナー、喫茶・軽食コーナー、(有)鈴田峠農園経営の農作物直売所とレストランから成る施設構成。 厳密に言えば(有)鈴田峠農園が経営する農作物直売所とレストランは隣接施設の扱いとなり、道の駅施設には含まれないが、 同じ敷地内にあるので利用者側から見れば全て道の駅施設と見なして問題ないだろう。 農作物販売所の中に僅かながら特産品販売コーナーが存在するが、農作物直売がメインの道の駅と言える。 その農作物直売所だが商品の殆どは地元の大村市と諫早市の商品。 きっちりと地産地消の役割を果たしている。 野菜の種類は普通のスーパーで見る一般的な物が多いが、 珍しい商品としてはザボンや黒ニンニクが販売されている。 物産品コーナーで目に付くのは長崎カステラ各種。 1本数千円の長崎カステラやお買い得の「長崎カステラ切り落とし」、 こし餡をカステラで巻いて外周にオリゴ糖を吹きかけた大村市名物の「かす巻き」も販売されている。

レストランではパッションフルーツのメニュー

本駅のレストラン「野鳥の森レストラン」は地元で採れた新鮮農作物を使ったメニューが人気。 バイキング形式となっており、大人1300円、子供870円で料理を楽しむことが出来る(シニア料金、幼児料金、ファミリー割引の設定もある)。 料理の種類は「長崎ばってん鶏の唐揚げ」「チャンポン春巻き」「大村名物煮込み」等、長崎県ならではの料理が多数。 鈴田峠農園で栽培されているパッションフルーツを使ったメニューもあり、 「パッションフルーツの天ぷら」「パッションフルーツちらし寿司」 「パッションフルーツレアチーズケーキ」等を味わうことが出来る。 なお、パッションフルーツのメニューは季節限定なので、 パッションフルーツ目当ての方は事前に公式ホームページ等で確認した方が良いだろう。 「フルーツ生甘酒スムージー」もレストランの人気メニュー。 甘酒にイチゴ、りんご、メロン、パッションフルーツ等、 季節のフルーツを加えて甘酒とは思えないフルーティーな味に仕上がっている。