道の駅　吉野路大塔

駅基本情報

駅名	吉野路大塔(よしのじおおとう)
住所	奈良県五條市大塔町阪本225-6
コード	205 478 247*36
駅名の由来	「吉野路」は奈良県南部(吉野郡)の総称のこと。「大塔」は市町村合併前の旧村名の大塔村より。
施設	物産館、宿泊施設、温泉施設、大塔郷土館(郷土館内にレストランあり)、【休館中】プラネタリウム、 【隣接施設】手打ちうどん店
休館日	3月～11月 第1・3・5水曜日[夏休み期間は無休]、12月～2月 毎水曜日 (大塔郷土館 水・木曜日) (温泉 土日祝のみ営業) (手打ちうどん店 火曜日)
営業時間	9:00～17:15 (大塔郷土館 11:00～15:00) (温泉 10:00～17:00) (手打ちうどん店 9:00～17:30)
特産品	吉野葛餅、吉野葛のごまだれ餅、吉野葛うどん、ひねり草餅、吉野葛粉、かき餅、とち餅、 猪鹿ジビエのごはんダレ、漬物各種(焼きキノコ/松前昆布/沢庵/高菜漬け/香味たけのこ/等)、 木工品(靴ベラ/まな板/等)

星が綺麗に見える村

京奈和自動車の五條ICから国道168号線を南に24キロ、 奈良県南西部の旧大塔村(現五條市大塔町)に本駅「吉野路大塔」はある。 紀伊山地の北部にある大塔村は高台にある独特の地形、澄んだ空気と下界の光が遮られる環境から星の観察に最適で 「星のふる里」と呼ばれている。 本駅も星観測に特化した道の駅で、 県内では唯一「ハレー彗星」を観測したことがある大型天文台、星空を楽しむ星見台、星見客のための宿泊施設(ロッジ)がある。 星が見えない昼間に訪れた場合も大丈夫。 本駅には約100人を収容可能なプラネタリウムがあり、夜の大塔村の満天の星空を堪能することが出来る。

吉野葛を用いた特産品

本駅は近未来的なUFOの形をした建物を中心とした道の駅。 この建物の中で物産品の販売を行っている。 ただ、建物は近未来的だが、販売されている商品は古風な大塔村の伝統的商品が多い。 目に付くのは吉野葛を用いた商品で「吉野葛餅」「吉野葛のごまだれ餅」「吉野葛うどん」「吉野葛粉」が販売されている。 吉野葛以外にも「ひねり草餅」「かき餅」「とち餅」等の古風な菓子類が販売されている。 菓子類以外では漬物が数多く販売されている。 種類は「焼きキノコ」「松前昆布」「沢庵」「高菜漬け」「香味たけのこ」等があり、どれを購入するか迷ってしまいそうだ。 新商品では猪鹿ジビエを用いたごはんダレがある。熱々のご飯にかけて食べると美味しそうだ。 木工品コーナーもあり、まな板や木製の靴ベラ等が販売されている。

学生が運営するレストラン

本駅の「食べる」施設は学生レストラン「TEZU cafe」、大塔郷土館内にある食堂、手打ちうどん店「金剛」の3つがある。 まず「TEZU cafe」だが、奈良市にある帝塚山大学の栄養学科の学生が運営するレストランで、 猪や鹿の肉を用いた「大塔カレー(800円)」を始めパスタやピザを味わうことが出来る。 大塔郷土館内にある食堂は郷土料理の「川魚塩焼き」「茶粥」「目張り寿司」を味わうことが可能。 川魚塩焼きをメインに煮物等が付いた「清流定食(1300円)」、 茶粥と目張り寿司がセットになった「美山定食(1200円)」等を味わうことが出来る。 手打ちうどん店「金剛」は厳密には道の駅の施設ではないが、道の駅に隣接しており、 利用者から見れば道の駅の一施設と考えて問題ない。 店自慢のメニューは「肉しめじうどん(780円)」。 その他にも西吉野産南高梅を用いた「梅干しうどん(620円)」、 肉/たまご/しめじ/わかめ/天かすが入った「五目うどん(900円)」等、ユニークなうどん料理を味わうことが出来る。 うどん以外にも天丼、柿の葉寿司などのご飯物のメニューも揃っている。

営業日に要注意

上記の通り数多くの施設がある本駅だが営業日には要注意。 基本的に土日祝に本駅を訪れる場合はほぼ全施設が営業しているが、平日は休業している施設もある。 物産館は第1・3・5水曜日(12～2月は全ての水曜日)が休業、 TEZU cafeは4月末～11月の日曜日のみ営業、 大塔郷土館(館内のレストランも含む)は水・木が休業、 手打ちうどん店「金剛」は火曜日が休業、 プラネタリウムは基本的には土日祝のみ営業である。 ロッジに併設されている温泉施設「星乃湯」は土日祝のみ日帰り客も利用可能になっている。