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(岐阜県の道の駅 no.20)

道の駅 富有柿の里いとぬき

駅基本情報
駅名 富有柿の里いとぬき(ふゆうがきのさといとぬき)
住所 岐阜県本巣市上保18-2
駅名の由来 「いとぬき」は市町村合併前の旧町名の糸貫町より。 糸貫町は明治40年に全国に先駆けて富有柿の生産を始めた町で「富有柿の里」と呼ばれている。
施設 物産館、農作物直売所、富有柿センター、古墳と柿の館
特産品 富有柿、富有柿ゼリー、富有柿入り寒天ゼリー、柿羊羹、寒天干し柿、延寿柿(和菓子)、漬物各種、島田うどん、島田日本そば、美濃焼き

富有柿生産の第一歩を記した町

本駅は岐阜県西部の旧糸貫町(現本巣市)にある。 通称「本巣循環」と呼ばれる国道157号線沿いに駅は位置している。 岐阜県の中心都市の岐阜市の中心部から10キロ程しか離れていないが、本駅周辺は長閑な農村風景が広がる。 こういう点がやはり地方都市の特色ということなのだろう。 さて、本駅が位置する糸貫町は富有柿を始めて商品として生産した町。 今でこそ甘柿の代表的存在で西日本を中心に全国的に生産される富有柿であるが、 明治40年にその第一歩を記したのが、この地、糸貫町である。 本駅では富有柿販売はもちろんのこと、富有柿に関する資料や展示物を集めた入場無料の富有柿センターも見どころである。

富有柿の季節は多くの客が集まる

駅施設は農作物直売所というか富有柿販売所が中心で、その横に小さな物産館がある。 富有柿販売所は箱に入った富有柿が数多く並んでいる。 面白いのは、箱の中に入っている柿の数が少ない程価格が高くなるという点だ。 例えば16個入った箱は900円、14個だと1400円、11個だと2200円になる。 入り数が少ない程、各々の柿が大きくなり、大きい柿ほど甘く価格も高くなるという仕組みである。 柿販売所の横にある物産館でも柿関連の商品が多い。 富有柿ゼリー、富有柿入り寒天ゼリー、柿羊羹、寒天干し柿、延寿柿(和菓子)などが販売されている。 漬物コーナーもあり、養老漬け、入りヌカ沢庵、野沢菜蓮根、イカ蓮根などが販売されている。 その他、地産の米、島田うどん、島田日本そば、陶器の美濃焼きコーナーもある。 客数は、富有柿の季節は多くの客を集める。 私は偶然、本駅を訪れたのは富有柿の季節のみなので、他の季節は良く分からないが、 駅の特徴から考えると他の季節の集客状況は少々心配である。

糸貫町は古墳の町

道の駅のすぐ東にある船来山は3世紀から7世紀の間に作られた290基の古墳が確認されており、 全てを合わせて「船来山古墳群」と呼ばれている。 本駅の横にある公園では古墳に関する様々な展示を見ることが出来る。 その一つは第154号古墳の復元石室。6世紀中頃に作られたと推測される片袖式の横穴式石榁(復元)は無料で見学することが出来る。 第272号古墳は石榁内部が染料で真っ赤に塗られた珍しい古墳。残念ながら年2回の公開だが、公園内の「赤彩古墳の館」で見ることが出来る。 その他、有料施設であるが、「古墳と柿の館」では船来山古墳群に関する貴重な資料を見学することが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。右の建物は農作物直売所と物産館、左の建物は情報館。

富有柿販売

農作物直売所では富有柿が販売されている。入り数が少ない程、高くなる料金設定である。

富有柿センター

入場無料の富有柿センター。富有柿の誕生の歴史等、富有柿に関する資料が展示されている。

古墳と柿の館

こちらは有料施設の古墳と柿の館

船来山154号墳の復元石室

道の駅横の公園にある船来山154号墳の復元石室

船来山272号墳の赤彩古墳

船来山272号墳の復元石室