道の駅　くにみ

駅基本情報

駅名	くにみ
住所	大分県国東市国見町伊美4252-1
コード	719 042 239*84
駅名の由来	市町村合併前の旧町名の国見町より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	12/31～1/2 (レストラン 12/30～1/2、火曜日)
営業時間	9:00～17:00 (レストラン 11:00～14:30[土日祝は15:30まで])
特産品	姫島産車エビ、車エビかりんとう、車エビフライ、姫島わかめ、島のSEAソース、魚味噌、乾燥クロメ、 赤鬼せんべい、青鬼せんべい、蜂蜜せんべい、国東オリーブ石鹸、国東たちうおチップス、国東鱧(はも)せんべい、 ブトエビせんべい、ブトエビバジル

絶景の「恋叶ロード」の先に

東九州自動車道の宇佐ICから国道213号線を東に遥か40km。 大分県東部の旧国見町(現国東市国見町)に本駅「くにみ」はある。 本駅に向かうためには長い下道のドライブが必要になるが、本駅に向かう国道213号線は別名「恋叶ロード」と呼ばれるロマンチックな道路。 国東半島の北側のリアス式海岸線を舐めように走る道路は車窓に次々と絶景が現れ、その美しさにきっと運転の疲れも吹き飛ぶことだろう。 特に日本の夕陽百選に選ばれている真玉海岸、花とアートの岬として有名な長崎鼻は是非訪れたいスポットである。 恋叶ロードの終点に位置する本駅も中々の景色。 海岸線の先には姫島が浮かび、天気が良ければ遠くに山口、四国の島々を見ることが出来る。 本駅はH17年に地域産業の振興を図るために農林水産省の事業により整備された施設(道の駅登録はH18年)。 駅のすぐ近くには自然公園、海水浴場、多目的広場が併設されており、夏場を中心に賑わいを見せる道の駅である。

姫島の特産品を販売

本駅は物産館、農作物直売所、レストランがある道の駅としてはありがちな施設構成。 規模的にも大きくもなく、かと言って小さくもなく、ごくごく普通の道の駅である。 一見するとあまり特徴の無い道の駅に見えるが、販売されている商品はオリジナリティが溢れている。 目に付くのは6キロ先の周防灘に浮かぶ姫島の特産品。 駅近くの伊美港から姫島行きのフェリーが就航しているためだろうか、本駅は姫島村の特産品が並んでおり、 なんとなく姫島村のアンテナショップという雰囲気さえ漂う。 姫島の特産品は何といっても「車エビ」。 冷凍された車エビ、車エビフライや「車エビかりんとう」が販売されている。 その他にも「粒ウニ」「島のSEAソース」「さかな味噌」「姫島産わかめ」等、姫島産の商品が並んでいる。 姫島に少々押され気味だが、地元国東市の商品ももちろん販売されている。 「赤鬼せんべい/青鬼せんべい(国東土産品PJ開発商品)」は鬼も目が覚めるような強烈に辛い唐辛子せんべい。 国東市の海の幸を用いた「国東太刀魚チップス」「国東鱧(はも)煎餅」「ブトエビせんべい」 「ブトエビバジル」等が販売されている。 売り場の半分くらいのスペースを占めているのは農作物直売所。 商品は全て国見町産で、こちらはきちんと地産地消の役割を果たしている。

レストランは海鮮づくし

本駅のレストラン「美浜」は「ほぼ海鮮」と言ってもいいようなメニュー構成。 料金も700円～3000円と、予算に応じて海の幸を味わうことが出来る。 自慢のメニューは「お刺身メニュー」。 地元の漁師から直接仕入れた新鮮な魚の刺身を味わうことが出来る。 定番の「お刺身定食」は1300円(税込み)。車エビ天ぷら付きの「刺身・天ぷら膳」は2100円で味わうことが出来る。 車エビと野菜天ぷらが丼になった「車エビの天丼定食(1300円)」も人気のメニュー。 車エビ天ぷらに車エビ塩焼き2尾が付いた「車エビづくし(3200円)」という豪華メニューもある。 お手軽メニューなら「地魚日替り定食(900円)」がお勧め。 名物「姫たこ」を用いた「たこめし膳(1100円)」、 同じく名物の鱧(はも)を用いた「ハモ南蛮定食(1000円)」というメニューもある。