道の駅　宇土マリーナ

駅基本情報

駅名	宇土マリーナ(うとマリーナ)
住所	熊本県宇土市下網田町3084-1
コード	128 872 087*12
駅名の由来	駅隣接のマリーナ施設の名称より(マリーナとはボート等の海のレジャー施設)
施設	物産館、海産物販売所、農作物直売所、レストラン、いか天実演販売所
休館日	1/1
営業時間	9:00～18:00 (レストラン 11:00～15:00) (いか天実演販売所 10:00～17:00)
特産品	島原湾の海産物(ハマグリ/マテ貝/あおさ/ワカメ/芽ヒジキ/等)、デコマリン(デコポン)、網田ネーブル、網田ネーブル丸ボーロ、御輿来のり天、 めんたい辛子高菜、高菜の油炒め、たこ飯の素、たこカレー、蒲鉾各種(桜エビ/わさび/カニ/貝/イワシ/等)

干潟に映える三日月の砂紋

九州自動車道の松橋ICから国道3号線、途中から国道57号線を通り西に23km、熊本県西部の宇土市に本駅「宇土マリーナ」はある。 島原湾の南側に位置する本駅は地球の引力が生み出す芸術、美しい干潟が見どころ。 本駅より東に2kmの所にある御輿来(おこしき)海岸では、干潮時にとても珍しい三日月型の砂紋の干潟を見ることが出来る。 干潮と夕日が重なる時間帯は特に美しく、全国から数多くの写真愛好家が集結する。 私も過去に一度、干潮と夕日が重なる日時を狙って本駅を訪れたことがあるが、 こともあろうに当日は身の危険を感じるくらいの豪雨。 残念ながら私は実際の風景を見たことは無く、美しい干潟の写真も持ち合わせていないが、 「御輿来海岸　動画」で検索される動画を見ていただければ美しさを感じて頂けるだろう。 なお、干潮の時刻、及び干潮と夕日が重なる日は 宇土市観光協会のホームページを参考にして頂きたい。

島原湾の海の幸を販売

さて、道の駅の方に話を移そう。 本駅は物産館、海産物直売所、農作物直売所、レストラン、いか天実演販売所から成る施設構成。 施設の種類は多いが、各施設はこじんまりとしており、全般的には地味な印象を受ける道の駅である。 本駅の目玉は島原湾で獲れた海の幸。 午前中には売り切れてしまうという名物の「マテ貝」を始めとして、ハマグリ、あおさ、ワカメ、芽ヒジキ等が販売されている。 大きな生簀があるのも本駅の特徴で、生簀の中には鯛やシマアジが泳いでおり、新鮮な状態で販売されている。 海産物を用いた「道の駅弁コーナー」も本駅の人気。 鯛やサーモンを使った握り寿司、五目貝ごはん等を味わうことが出来る。 物産館の奥には漁師食堂があり、ここでも島原湾の海産物を味わうことが出来る。 人気のメニューは「貝汁付き海鮮丼(1500円)」。 「海鮮ちゃんぽん(780円)」「海の幸三角カレー(800円)」等の海鮮料理も味わうことが出来る。

デコマリン、網田ネーブルも人気

海産物直売所が人気の本駅だが、農作物直売所、物産館でも珍しい商品がある。 農作物直売所の名物は宇土市オリジナルの「デコマリン」。 品種名は「不知火」で「デコポン」と同系列の商品のようだが、とても甘くて美味しいそうだ。 宇土町網田地区が原産の「網田ネーブル」も人気の商品。 一般的なネーブルオレンジよりも格段に大きく、甘味の中に酸味を感じる果物である。 物産館の名物商品は「おこしきのり天」。御輿来海岸で獲れた海苔を揚げてスナックにした商品である。 蒲鉾も数多く販売されており「桜エビ蒲鉾」「わさび蒲鉾」「カニ蒲鉾」「イワシ蒲鉾」「貝蒲鉾」等の種類が揃っている。 その他にも「めんたい辛子高菜」「高菜の油炒め」「たこ飯の素」「タコカレー」等の特産品が販売されている。