道の駅　よがんす白竜

駅基本情報

駅名	よがんす白竜(よがんすはくりゅう)
住所	広島県三原市大和町和木652-3
コード	257 304 359*00
駅名の由来	「よがんす」は広島弁で「良いですね」の意味。「白竜」はこの道の駅が面しているダム湖の愛称「白竜湖」より。
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	年末年始、第3木曜日
営業時間	9:00～17:00[土日祝は18:00まで] (レストラン 9:00～16:30[土日祝は17:30まで])
特産品	はと麦ソフトクリーム、よがんすジェラード、白竜どらどら(どら焼き)、白竜湖最中、白竜サブレ、 三万石名城焼き、大和町のはと麦茶、自然薯素麺、自然薯そば、おからスナック「卯の花・花びら」、 三原高原の生芋こんにゃく、白竜米、地酒「酔水」

アメリカン・ログハウスと桜並木

　山陽自動車道の河内ICから国道432号線を北に17km、 或いは山陽自動車道の三原久井ICから国道486号線→国道432号線を北西に18km、 広島県南部の旧大和町(現三原市大和町)に本駅「よがんす白竜」はある。 道中は、どちらのルートを通っても住宅地が1割、田畑が2割、残り7割が山林の長閑な風景。 本駅も山林と白竜ダム湖に挟まれた場所にあり、豊かな自然を感じることが出来る。 ただ、基本的に「田舎の道の駅」の本駅だが、意外にも利用客は多い。 年間利用客数等の詳細は不明だが、年間30万人位の客が訪れているのではないだろうか。 私が訪れた日も第1駐車場は満車状態。 本駅は三原市の中心街から28km(約1時間)の距離。 手軽な田舎を求めて、おそらく、市街地に暮らす三原市民が数多く訪れるのではないだろうか。
　本駅の建物はアメリカンスタイルのログハウス。 実は本駅が位置する旧大和町はアメリカのニュージャージー州ギャロウェイ町と姉妹都市の関係にあり、 本駅はそれを記念してアメリカ風の建物になったそうだ。 一方、本駅から見える景色は白竜湖畔を埋め尽くす見事な桜並木。 和洋折衷の景観だが、この景色はなかなか見事。 ピンクに染まる桜の花は、意外とパストラルなアメリカの田園風景に似合っているような気がする。 個人的には本駅のベストシーズンは桜の花が咲く4月上旬。 桜の花とアメリカンログハウスの景観を楽しみたい。

はと麦ソフトクリームが人気

　本駅はログハウスの中に物産館、農作物直売所、レストランが同居する施設構成。 ログハウス自体が道の駅施設としては小さいので、全般的に見て小規模な道の駅と言えるだろう。
　さて、本駅で、いの一番に紹介したいのはレストランのテイクアウトコーナーで販売されている「はと麦ソフトクリーム(380円)」。 大和町産の「はと麦」を配合したソフトクリームだが、見た目だけで評価をしてはいけない。 実はこの「はと麦ソフトクリーム」、ソフトクリーム内に焙煎した「はと麦」を配合、 さらに、ソフトクリームの上から「はと麦粉」をふりかけた、「はと麦」を2段活用したソフトクリームである。 これだけ「はと麦」が入っていると生活習慣病予防などの健康効果が期待できそう。 味に関しては最初の一口は「はと麦粉」独特の苦みを感じるが、逆にそれがソフトクリームの甘味を引き立てる感じ。 でも口の中は甘味を引きずらず、食べ終えた後の爽快感が良い。 本駅を訪れる人の約半分(私が訪れたのは、まだ肌寒い4月というのに)が「はと麦ソフトクリーム」をほおばっており、 人気の高さがうかがえる。「はと麦のティラミス」「はと麦のパンナコッタ」も人気になっている。 ちなみにレストランではピザ、パスタ、麺類も名物。 「大和れんこんピザ(2000円)」「アンチョビと地元野菜のペペロンチーノ(880円)」「よがんす大和麺(880円)」等も味わうことが出来る。
　本駅でお土産を購入するなら本駅オープン時から変わらぬ人気を誇る銘菓「白竜どらどら(170円)」がお勧め。 ふっくらとした生地の中に小倉あん、生クリームが入った正統派のどら焼きである。 「白竜湖最中」「白竜サブレ」も家族や同僚へのお土産にピッタリ。 健康志向の方には「はと麦茶」「自然薯素麺」「三原高原の生芋こんにゃく」は如何だろうか。 おからスナック「うの花・花びら」も人気の商品。塩味、青のり味、カレー味の3種が販売されている。