AROUND JAPAN

(鳥取県の道の駅 no.12)

道の駅 燕趙園

駅基本情報
駅名 燕趙園(えんちょうえん)
住所 鳥取県東伯郡湯梨浜町引地563-1
コード 345 452 340*16
駅名の由来 駅隣接の中国庭園の名称より。戦国時代(紀元前403年~紀元前211年)に河北省に存在した2つの国家「燕」と「趙」が庭園の名称の由来。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、中国物産館、中国庭園「燕趙園」、【近隣施設】温泉施設「ゆアシス東郷龍鳳閣」
休館日 無休
(中国庭園 1・2月の第4火曜日[祝日と重なる場合は翌日])
(温泉 第4火曜日[祝日と重なる場合は翌日])
営業時間 9:00~17:00
(レストラン 11:00~20:30)
(中国庭園 9:00~16:30)
(温泉 10:00~21:30)
特産品 月餅、中華かりんとう「まふぁーる」、ライチソーダ、四川ザーサイ、ジャスミン茶、ピータン、アヒルの塩たまご、 亀ゼリー、中国人民帽、チャイナドレス、万寿焼の湯呑、ヌンチャク、陰陽太極図入り手鏡、杏仁豆腐キララ、鳥取リッチプディングスイーツ、 銘菓「大風呂敷」、三徳そば

中国四千年の歴史を紡ぐ庭園

 山陰自動車道のはわいICから県道248号線/県道185号線/県道29号線を乗り継ぎ南東に5km、 鳥取県北部の旧東郷町(現湯梨浜町)に本駅「燕趙園(えんちょうえん)」はある。 まずアクセスに関して注意点を一点。本駅に至る道路にはなぜか、道の駅看板が1つも存在しない。 国道から離れた本駅は決してアクセスが易しい道の駅ではないので、本駅を訪れる際はカーナビをセットするか、 事前に道順を確認しておくことをお勧めする。 ただ、右手に東郷池を見ながらのドライブは爽快。道に迷いさえしなければ快適なドライブを楽しむことが出来るだろう。
 さて、本駅の見どころは中国四千年の歴史を紡ぐ見事な中国庭園。 鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された庭園で、設計から素材の調達、加工まで全て中国人技術者の下で行われている。 大人500円、小人200円の入園料が必要だが、はっきり言ってこの入園料は安い。 園内に設けられている28ヵ所のビュースポットはどれも絶景。 更にこの入園料で中国雑技団の公演も見ることが出来る。 この中国雑技団の演技がまた人間業とは思えないくらい凄い。 演技の一部は「燕趙園 中国雑技公演」で検索すると動画で見ることが出来るが、 これを見たら多くの人はおそらく「生で見たい」と思うのではないだろうか。 本駅は日本にいながら中国の疑似体験をできる貴重な道の駅と言えるだろう。

中国物産館では月餅や中国人民帽など

 有料施設の中国庭園は写真で見て頂くとして、本文では無料エリアにある施設群を面白い順に紹介したい。 まず最初に紹介したいのは中国物産館。ここでは中国の食材、お菓子、服、日用品、おもちゃ等、中国本土で使われている商品が販売されている。 食材・お菓子関連では「月餅」が人気の商品。重厚感のある食感で甘く、ずっしりとした感じでとても食べ応えがある。 「月餅」と一緒に味わいたいのは「ライチソーダ」。ライチの凛とした透明感のある味が、月餅の重厚感のある味とマッチしている。 月餅などの菓子類、およびドリンク類は店内のイートインコーナーでも味わうことが出来る。 「亀ゼリー」も中国ならではの菓子。本物の亀の甲羅が粉末で入っている。 中国では健康食品として扱われているそうだ。 その他にも「四川ザーサイ」「ピータン」「あひるの塩たまご」 「中華かりんとう(商品名はマファール)」等、中国物産館ならではの食材が販売されている。
 食料品以外の商品も本当に面白い。衣服では女性定番のドレスの「チャイナドレス」を販売。 男性には「中国人民帽」はどうだろうか。日用品では「中国学生ノート」「陰陽太極図入り手鏡」「万寿焼の湯呑」、 おもちゃ類では触ると大声で笑うぬいぐるみ「笑い猫」、中国では意外と人気者の「おもちゃのヘビ」等が販売されている。

バイキング形式のレストランや物産館もある

 続いてレストランの紹介だが、元々あった中国料理店「依水飯店」は閉店。 代わりに台湾料理店の「豊味園」がオープンした。 「中国料理と台湾料理は何が違うのか?」はちょっと難しいが、レストランに関しては中国本土の味ではなく、台湾の味になっている。 「豊味園」はバイキング形式のレストランで、昼は90分で1180円(土日祝は1280円)、夜は120分で1580円。 夜のバイキングは注文してから料理を作るオーダーバイキング形式になっている。 料理の種類は55種類。酢豚、エビチリ、焼きピータン、麻婆春雨、八宝菜などを味わうことが出来る。
 最後の紹介となった物産館だが、最後だからと言って決してつまらない施設ではない。 他の施設がインパクトが強すぎただけで、本駅の物産館は道の駅全般で見ると平均以上の施設。 建物は綺麗で、商品の種類、量ともに豊富である。 商品の中心は鳥取県全般の特産品。 本駅ならではの商品としては「杏仁豆腐きらら」がある。杏仁豆腐ゼリーの中に杏子が入った燕趙園ならではの中国風のデザートである。 その他にはモンドセレクション2014年で金賞受賞の「鳥取リッチプディングスイーツ」、 第25回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞受賞の「大風呂敷」、 物産館の一角にある農作物直売所では梨、白菜、大根などが販売されている。



道の駅看板

国土交通省の道の駅看板は設置されていない。道の駅のマークが入った看板は駐車場入り口にあるこの看板のみ。

顔出しパネル

入り口に設置されている顔出しパネル

燕趙園のモニュメント

まずは有料施設の燕趙園へ。入り口にある燕趙園のモニュメント。

天湖と一覧亭

燕趙園のシンボルの人工池「天湖」と「一覧亭」

七星橋

高く伸びるアーチ形の「七星橋」。七彩の虹を現わしている。

魚背橋

こちらは「魚背橋」

中国物産館

中国物産館内は中国の食品、日用品を多数販売。

月餅とライチジュース

中国物産館内で販売されている月餅(260円)とライチジュース(250円)。イートインコーナーもある。

台湾料理「豊味園」

バイキング形式の食事を楽しむことが出来る台湾料理レストラン「豊味園」

物産館

こちらは鳥取県の特産品を扱う物産館

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■東郷温泉 湖泉閣 養生館
 [MAPCODE] 345 452 737*35
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に500m
 - 料金(2食付き2人計36,000円~)
 - 温泉あり
 - 館内に7つの湯殿あり

   

■湖畔の温泉宿 東郷温泉 水明荘
 [MAPCODE] 345 453 876*04
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に900m
 - 料金(1人5,000円、2人計9,000円~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり

   

■ファミリーロッジ旅籠屋・鳥取倉吉店
 [MAPCODE] 345 420 765*67
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(朝食付き1人4,400円、2人計7,700円~)

   

■はわい温泉 民宿鯉の湯
 [MAPCODE] 345 511 035*74
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に4km
 - 料金(1人6,100円、2人計11,000円~)
 - (はわい)温泉あり/食事付きプランもあり

   

🐶ペット旅

■松風荘旅館
 [MAPCODE] 189 653 312*40
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に9km
 - 料金(1人5,273円、2人計9,638円~)
 - 食事付きプランもあり
 - ペット可のプランあり[1人8,637円、2人計15,456円~]
 - 楽天トラベルアワードで銅賞受賞の宿

   

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)


近隣の宿をじゃらんnetでもっと調べる
近隣の宿を楽天トラベルでもっと調べる

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)