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(愛知県の道の駅 no.12)

道の駅 筆柿の里・幸田

駅基本情報
駅名 筆柿の里・幸田(ふでがきのさと・こうた)
住所 愛知県額田郡幸田町大字須美字東山17-5
駅名の由来 「幸田」は町名より。幸田町は全国シェア90%以上を占める筆柿の産地である。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
特産品 筆柿、筆柿ドレッシング、筆柿ゼリー、筆柿ジャム、筆柿ワイン、筆柿ジュース、蒲郡みかんケーキ、みかんジュース、みかんの雫(ケーキ菓子)、 くるみゆべし、きしめん、カレー煮込みうどん、味噌煮込みうどん

シェア90%以上、幸田町は筆柿の里

本駅は愛知県の中央部よりやや南の幸田町にある。国道23号線バイパス(岡崎バイパス)と国道23号線旧道に挟まれた場所に立地し、 どちらの道からもアクセス可能である。但し、岡崎バイパスからは西向き方面からのみアクセス可能で、東向き方面からはひとつ前のICで降りて、 旧道からアクセスする必要がある。 さて、全国には「○○の里」と名が付く道の駅は意外と多く存在する。 しかし、実際はその町のシェアが多くない場合も多い。 しかし、本駅は違う。幸田町は筆柿の全国シェアが何と90%以上。まさに駅名の通り「筆柿の里」である。

物産館は筆柿尽くし

駅施設は物産館、農作物直売所、レストランから成る構成。 筆柿の里に相応しく、各施設では筆柿や筆柿関連商品が並んでいる。 まず物産館から覗いてみると、「筆柿ゼリー」「筆柿ドレッシング」「筆柿ジャム」「筆柿羊羹」「筆柿ワイン」「筆柿リキュール」 「筆柿梅酒」「筆柿ジュース」等、筆柿関連商品のオンパレードである。 筆柿以外では隣の市、蒲郡市のみかん関連商品もある。「蒲郡みかんケーキ」「蒲郡みかんジュース」や、 みかん100%ジュースから作ったケーキ菓子「みかんの雫」等が販売されている。 その他、愛知県の特産品である「きしめん」「カレー煮込みうどん」「味噌煮込みうどん」や隣の岡崎市の特産品の「むらさき麦そば」も販売されている。

甘柿と渋柿を見分ける方法は?

農作物直売所でも筆柿販売が中心。おおよそ9月から11月まで数多くの筆柿が店頭に並ぶ。 ところで、筆柿は珍しい柿で、1本の柿の木から甘柿も渋柿もできる。 甘柿と渋柿では色も形も殆ど同じで、昔は「食べてみないと甘いか渋いか分からない」という状態だったらしい。 現在はレーザー光を当てて判別する方法が確立され、安心して食べることが出来るようになった。 甘柿の販売時期は9月から11月初旬、渋柿(干し柿用)は10月下旬から11月下旬まで。 甘柿は15個入りで300円とかなり格安。味の方は他の柿に比べて甘さは控えめ、実は比較的硬く、噛みごたえがあるのが特徴である。

筆柿味噌カツ丼は意外な味!?

本駅のレストランは、ラーメン、そば、カレー、トンカツ定食など一般的なメニューが並ぶ。 その中で異彩を放つのは、やはり筆柿関連のメニュー。 「筆柿茄子カレー」「筆柿チキン定食」「筆柿天丼」「筆柿焼鳥丼」「筆柿味噌カツ丼」がある。 この中で、店の推奨メニューでもある「筆柿味噌カツ丼」を食べてみた。 筆柿味噌カツ丼は愛知名物の味噌カツ丼の上にペースト状の筆柿がトッピングされたメニュー。 私は当初、筆柿が料理の甘味を引き立たせると思っていたのだが、実際は筆柿よりも味噌カツの方が断然甘い。 このため、逆に筆柿が料理の甘さを抑える働きをしている。 愛知県民には味噌カツの甘さは想定内と思うので普通かも知れないが、 私にとってはとても「意外な味」という感じがした。 味噌カツの味が支配的で、筆柿の味は隠し味である。 そのため好みかどうかは「味噌カツが好きか嫌いか」によって左右されるだろう。


旧国道入り口にある看板

旧国道入り口にある看板

物産館とレストラン

物産館(左側)とレストラン(右側)が入る建物

農作物直売所

農作物直売所。11月上旬に訪れた時は筆柿の甘柿と渋柿が多数並んでいた。

筆柿(甘柿)

筆柿(甘柿)は15個入りで300円。ちなみに渋柿は4kg(25~30個入り)で500円で渋柿の方が約10%安い。

筆柿の皮を剥くと

筆柿の皮を剥くと黒い実が現れる。この形状が筆柿と呼ばれる所以である。

筆柿味噌カツ丼

店の推奨メニューである筆柿味噌カツ丼。筆柿よりも味噌の方が断然甘い。

筆柿ドレッシング

筆柿ドレッシングは年間を通して販売されている。ほんのりと甘いドレッシングである。

筆柿ゼリー

筆柿ゼリーも年間を通して販売されている。ほんのりと筆柿の味がする。