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(岐阜県の道の駅 no.44)

道の駅 柳津

駅基本情報
駅名 柳津(やないづ)
住所 岐阜県岐阜市柳津町仙右城7696-1
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の柳津町より
施設 物産館、農作物直売所、軽食堂
特産品 いちご最中、いちごういろう、いちごラングドシャ、いちごサブレ、子持鮎の甘露煮、長良川パイ、長良川サイダー、 ながやの島田うどん/日本そば、長良川高賀の森水(ミネラルウォーター)

市街地の中の安らぎの空間

岐阜県の県庁所在地、岐阜市の中心部から南西に約5キロ、 通称「水郷ハナミズキ街道」と呼ばれる県道1号線沿いに本駅「柳津」はある。 美しい街道名とは裏腹に県道1号線は岐阜県の中心部を通る交通量の激しい道路で、沿道も住宅や商店が立ち並ぶ。 そのような風景の中、緑のオアシス的な存在が本駅。周辺の都会的喧騒から遮断された、 のんびりとした時間が流れる市街地の中の安らぎの空間を演出している。 ただ、「のんびりとした」と言えば聞こえは良いが、絶好の立地の割には客が少ないというのも偽らざる事実。 個人的な意見ではあるが、観光地とは言えない本駅は遠方からの客は見込めないし、地元客を呼ぶには品揃えが圧倒的に不足している。 現状ではスタンプラリー参加者や私のような道の駅マニアを満足させるだけの、中途半端な道の駅と言えなくもない。 ただ、何かと忙しい現代人には安らぎの空間は必要。 私が訪れた時も、ベンチで休憩したり、展望台からの景色を楽しむ人が見受けられた。 もし経営上に支障が生じていないのであれば、この安らぎの空間を守ってもらいたいと願いたい。

「いちご最中」「いちごういろう」が特産品

駅施設は小さな物産館と軽食堂、屋外の農作物直売所から成る。 本駅が位置する旧柳津町(現岐阜市柳津町)の特産品は「佐波いちご」で物産館ではいちご関連商品が目に付く。 まずは春限定になるが「いちご最中」と「いちごういろう」。 いちご最中は実際に食べてみたが、ほんのりとした甘さと酸っぱさが同居する上品な味であった。 年間を通して購入できるイチゴ関連商品は「いちごラングドシャ」「いちごサブレ」「いちごソフトキャンディー(濃姫)」 「いちごゴーフレット」等がある。 町の西端を流れる長良川をテーマにした商品もある。 長良川の伏流水を用いた「長良川サイダー」や「長良川高賀の森水(ミネラルウォーター)」、長良川の幸である「子持鮎の甘露煮」、 「長良川パイ」が販売されている。 岐阜県各地の特産品の「島田うどん」「島田日本そば」「郡上みそ」「朴葉みそ」「八百津せんべい」等も販売されている。

8.712mの展望台からは伊吹山が見える

物産館以外の施設も簡単に紹介したい。 まず、物産館横の軽食堂では麺類、カレーの軽食やコーヒー、ジュース等の飲み物を注文できる。 屋外にある農作物直売所では野菜や果物を販売。熊本産、青森産、ニュージーランド産など産地はバラバラで、 地産の農作物のみ販売という訳ではなさそうだ。 施設の2階には高さ8.712mの展望台がある。 なぜ8.712mなのか不思議に思ったが、どうやら「やないづ」の語呂合わせらしい。 展望台からは、天気が良ければ遠く滋賀県の伊吹山を見ることができる。 また、5月の連休中は駅横の境川の上空を泳ぐ鯉のぼりを見ることも出来る。


道の駅看板

道の駅看板

木々に囲まれた駅施設

木々に囲まれた駅施設。市街地の中の緑のオアシス的存在だ。

物産館と軽食堂

物産館(左の入り口)と軽食堂(右の入り口)

農作物直売所

屋外にある農作物直売所

いちご最中

特産品のいちご最中。春季限定販売。

展望台と夢の鐘

施設屋上にある展望台と夢の鐘。展望台には「8712(やないづ)」と書かれている。

展望台から見る風景

展望台から見る風景。右から2番目の山が伊吹山。

境川上空を泳ぐ鯉のぼり

5月連休中は境川上空を泳ぐ鯉のぼりを見ることが出来る