道の駅　猪苗代

駅基本情報

駅名	猪苗代(いなわしろ)
住所	福島県耶麻郡猪苗代町堅田五百苅1
コード	413 148 128*03
駅名の由来	町名より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、軽食堂
休館日	無休
営業時間	9:00～18:00 (レストラン 10:30～15:30) (軽食堂 9:00～17:30)
特産品	宝来堂の笹団子、猪苗代ブルーベリースティックケーキ、猪苗代ブルーベリーバター、 野口英世ふるさと銘菓「きてくだされ」、無添加味噌「いなわしろ」、稲川酒造商品(地酒「七重郎」/酒粕くるみ/地酒漬け/五菜漬け)、 磐梯黄金納豆パン、会津バターパン、笹だんごパン、会津地鶏、会津牛

2016年11月オープンの新駅

磐越自動車道の猪苗代磐梯高原ICを降りてすぐ(約100m)、福島県北部の猪苗代町に本駅「猪苗代」はある。 本駅は2016年春に道の駅登録、2016年11月19日にオープンした新しい道の駅。 駐車場は広々としており、建物も綺麗、トイレもピカピカ、滞在していてとても気持ちの良い道の駅である。 利用客も順調のようで、オープンから2017年3月までの５ヶ月間で入場者数は25万人を記録。 関東や関西の大都市圏に近い道の駅ならばともかく、大都市圏から離れたこの場所でこの数字はかなりの好成績と言えるだろう。 駅施設は物産館、農作物直売所、レストラン、フードコートから成る構成。 どの施設も大勢の客で賑わっている。

猪苗代の老舗の名店の商品がズラリ

物産館で目に付く商品は猪苗代町の老舗の名店の商品。 まずは1948年創業の稲川酒造の商品。 こだわりの地酒「七重郎」を始めとして、地酒を使った菓子の「酒粕くるみ」、 切り干し大根を地酒で付けた「地酒漬け」等が販売されている。 和菓子の宝来堂も猪苗代町の老舗の名店。 特に粒あん入りのよもぎ団子を天然の熊笹で包んだ「笹だんご」は猪苗代町の名物にもなっている。 その他、町の英雄、野口英世をモチーフにした菓子「きてくだされ(会津チョコバナナまんじゅう)」や、 道の駅オリジナルの「いなわしろ味噌」等が販売されている。 なお、猪苗代町では農作物の6次化商品開発に力を入れており、 今後開発された商品を道の駅で順次販売していく予定のようだ。 将来的には老舗の商品に加えて新しい商品が数多く店頭を飾ることになるだろう。

猪苗代町限定の3つのパンを販売

さて、本駅の注目の商品は猪苗代町限定の3つのパン。 「磐梯黄金納豆パン(200円)」「会津バターあんぱん(160円)」「笹だんごパン(200円)」の3つで、 物産館の中央で大々的に販売されている。 特に私が気に入ったのは「磐梯黄金納豆パン」。 ほんのり甘い揚げパンに猪苗代町産の黄金納豆をくるんだ異色のパンである。 一見、奇異に感じる納豆とパンの組み合わせだが、とても美味しい。 揚げパンに含まれている卵、ゴマ、食塩が納豆のコク深い味を引き立てている。 「会津バターあんぱん」は甘党には絶対お勧めの商品。粒あんがたっぷり入っているのが嬉しい。 「笹だんごパン」はパンの中に笹だんごがそのまま入った商品。 「笹だんご単体では甘すぎる」と感じる方にはちょうど良い味に感じるのではないだろうか。

本格石窯ピザ、山塩ラーメンも販売

本駅の「食」に関する施設はレストラン「ダイニングI(アイ)」とフードコートの2つ。 レストラン「ダイニングI」では本格石窯で焼き上げたピザ、 会津牛を使用したステーキやハンバーグを味わうことが出来る。 フードコート内にはラーメンの名店「猪屋」、スナック類を販売する「磐梯スノードッグ」、 猪苗代の名店の「宝来堂」が店を構える。 「猪屋」では「会津山塩ラーメン」が人気商品。磐梯山の麓にある大塩裏磐梯温泉に含まれる塩分から製塩した、 全国的に珍しい山塩を用いたラーメンである。 会津地方の郷土料理とも言える「ソースカツ丼」も販売されている。 「磐越スノードッグ」では「磐梯焼」「さくらコロッケ」等の軽食や、 「スノーサンデー」「スノーワッフル」等のデザートを販売している。 笹だんごで有名な「宝来堂」だが、フードコート内では焼きだんごを販売。 しょうゆ、じゅうねん味噌、海苔巻きにした焼きだんごを食べることが出来る。