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(青森県の道の駅 no.17)

道の駅 いなかだて

駅基本情報
駅名 いなかだて
住所 青森県南津軽郡田舎館村大字高樋字八幡10
コード 71 174 651*13
駅名の由来 村名の田舎館村より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、遊具施設、田んぼアート展望台
休館日 1/1
(レストラン 水曜日)
(遊具施設 第3火曜日、冬期閉鎖)
営業時間 8:30~18:00
(レストラン 11:00~16:00)
(遊具施設 9:00~17:00)
特産品 スチューベンジュース、スチューベンソフトクリーム、田んぼアートカレンダー、田んぼアートせんべい、 りんごジュース、りんごバウム、りんご餅、青森りんごカレー、ホタテカレー、津軽の森ピンクカレー、青森カシスカレー、 地産の米「あさゆき」

元祖、田んぼアートの村

東北自動車道の黒石ICから国道102号線を真っすぐ西に3km、青森県のやや西部の田舎館村に本駅「いなかだて」はある。 田舎館村は東西に6km、南北に4kmしかない県内では最も小さな市町村。 日本全国のおそらく9割の人は田舎館の読み方も、存在さえも知らないだろう。 ただ、「田んぼアートの村」と言えばピンと来る方も多いはず。 そう、田舎館村は1993年、日本で初めて田んぼアートを実施した村。 現在では全国各地で行われている田んぼアートだが、その元祖となるのが田舎館村である。 観光の効果も絶大で、この小さな田舎館村に訪れる観光客は年間で41万6千人。 単位面積あたりに換算すると、ねぷた祭りのある青森市、奥入瀬渓流がある十和田市を抑えて堂々の県内1位に輝いている。 本駅はその見事な田んぼアートを観賞できる道の駅。 田舎館村には田んぼアートの会場が2つあるが、その一つが本駅になっている。 ただ、ある程度混雑することは覚悟した方が良さそう。 私が訪れたのは8月の平日で待ち時間は約10分。 田んぼアートが見頃の週末は30分~1時間程度の待ち時間が発生しているようだ。

人気No.1はスチューベンジュース

本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、遊具施設(有料)、田んぼアート展望台(300円)から成る施設構成。 田んぼアートを除いても道の駅としての一定レベルの施設は有しており、「一粒で二度おいしい」道の駅になっている。 物産館で目に付く商品は村の特産品のスチューベンを使った「スチューベンジュース」。本駅の人気No.1の商品になっている。 りんごを使った商品も豊富で「りんごジュース」「りんごバウム」「りんご餅」「パティシエのりんごスティック」等が販売されている。 また、理由は不明だがカレーも数多く販売。 「ホタテカレー」「青森りんごカレー」「青森カシスカレー」「津軽の森ピンクカレー」等がある。 観光客に人気の商品は「田んぼアートカレンダー」。 過去に開催された田舎館村の田んぼアートを観賞することが出来る。 農作物直売所では地産の米「あさゆき」が人気の品。 青森名産のニンニクも数多く販売されている。 レストランでは「弥生うどんセット(1000円)」と「弥生ラーメンセット(1000円)」が人気のメニュー。 「弥生うどん」は古代から良く食べられていたどんぐり、栗、芋を麺に練り込んだもの。 「弥生ラーメン」は田んぼアートにも使用している古代米を練り込んだ麺を用いている。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

横長の駅施設。物産館と農作物直売所が入る。

レストラン

別棟にあるレストラン「ジャイゴ」

田んぼアート展望台

田んぼアート展望台

田んぼアート(左)

田んぼアート(左半分)。2018年のテーマは手塚治虫氏の作品。毎年、6月から9月頃まで作品を鑑賞することが出来る。

田んぼアート(右)

田んぼアート(右半分)

地面から見る田んぼアート

地面から見る田んぼアートはこんな感じ

第1回田んぼアート

1993年の第1回田んぼアート。現在と比べるととてもシンプル。

美空ひばり

田んぼアート展望台からはこんな作品も観賞できる

遊具施設

遊具施設。有料ということもあり、かなり豪華。

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